広報さがみはら No.1350 平成28年(2016年)12月1日号 1面 ---------- LINE UP 今号の主な内容 ふるさと納税返礼品12月1日スタート 2 障害について理解を深めよう 6 お互いを認め合う学校づくりに向けて 7 ウェルネス通信(保健・介護予防事業案内) 別冊 ---------- 発行 相模原市 郵便番号252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号  編集 総務局渉外部広聴広報課 電話042−769−8200 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/  携帯端末用 http://mobile.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 市の手続き、イベントや施設のお問い合わせに… 相模原市コールセンター 午前8時から午後9時 年中無休 電話042−770−7777 市の人口・世帯 人口 721,770人 男 361,358人 女 360,412人 世帯 315,351世帯 平成28年11月1日現在。平成27年国勢調査の確定数を基礎として算出したもの ---------- こんにちは! 民生委員・児童委員です  民生委員・児童委員は、福祉全般に関するさまざまな悩みや問題が生じた人に、同じ地域の住民という立場で相談に乗り、解決する機関へとつなぐパイプ役です。その歴史は古く、平成29年には制度創設100周年を迎えます。  そんな節目の年を目前に控えた12月1日は、3年に一度の民生委員の改選が行われる日です。新たに厚生労働大臣から3年の任期で委嘱された民生委員・児童委員が、市内の各地域で活動します。 誰もが気軽に参加でき、無理なく楽しめる仲間づくりの場で活動しています。 長竹ふれあいサロン(津久井地区)  外出の機会が少なく、地域の中で孤独感を抱える高齢者に、楽しくおしゃべりできる場を作ろうと、地域の有志で始めたサロンです。民生委員も運営に協力しています。 子育てサロン(星が丘地区)  子どもと保護者が気軽に参加して交流できる場をつくっています。 顔の見える関係づくりから日常の支援につながっています 災害時要援護者支援対策事業(大野中地区)  緊急連絡先や個人の情報などを記録する安心情報カードと、災害時に必要となる物品を詰め合わせた「非常時携帯物品袋」を配布しています。  災害に対する日頃からの備えを促し、地域の皆さんとの良好な関係を築くことで、日常の支援にもつなげています。 民生委員・児童委員とは 行政や専門機関との連絡窓口(パイプ役)  住民の立場に立って、福祉に関することで悩んでいる市民の相談に応じたり、支援を行ったりする身近な相談相手です。相談内容に応じて、必要な支援を受けられるよう、地域の専門機関とのパイプ役になります。全ての民生委員は、子どもに関わる援助などを行う「児童委員」としても活動し、一部の民生委員は児童虐待や子育て支援を専門的に担当する「主任児童委員」として活動しています。  また、高齢者や障害者など、災害時に迅速に避難することが困難な人(災害時要援護者)の支援にも重要な役割を果たしています。 推薦・委嘱手続きの流れ 地区民生委員推薦協力会が推薦 市民生委員推薦会が推薦 市長が諮問 市社会福祉審議会民生委員審査専門分科会が答申 厚生労働大臣が委嘱 民生委員・児童委員主任児童委員が決定 民生委員をサポートする民生委員協力員  民生委員・児童委員の業務量の増加や、なり手不足が課題となっています。そこで「民生委員協力員」制度を導入し、活動の補佐や協力をしています。 ・民生委員1人につき1人の協力員を配置でき、一緒に活動する上で信頼できる人を自ら協力員候補者として選びます。 ・協力員はあくまでも自発的に協力するボランティアとして市長から委嘱されています。 ・民生委員の活動を補佐して知り得た個人情報については、民生委員と同様の守秘義務があります。 問い合わせ 地域福祉課 電話042−769−9222 ---------- TOPICS 九都県市首脳会議等で共生社会の実現に向けた共同宣言  九都県市首脳会議(10月26日)、県・横浜・川崎・相模原四首長懇談会(11月14日)、指定都市市長会議(11月24日)が開催され、それぞれの会議で、全ての人の命は平等でかけがえのないものであるという理念の下、障害の有無にかかわらず、あらゆる人の尊厳が守られ、安全で安心して暮らせる共生社会の実現に向け取り組んでいくことを共同で宣言しました。 問い合わせ 広域行政課 電話042−769−8248