広報さがみはら No.1326 平成27年(2015年)12月1日号 4面 ---------- 平成28年 10月1日から一般ごみの収集回数を週2回に変更します  一般ごみの収集回数を週3回から2回に見直し、さらなるごみの減量化・資源化を進め、最終処分場の延命化を図ります。併せて、収集業務の合理化・効率化による経費の削減を図ります。 収集回数見直しの背景 一般ごみの減少と減少率の鈍化  一般ごみの収集量は、15年度をピークに減少傾向にありますが、ここ数年(21から25年度)は鈍化傾向にあります。 一般ごみのさらなる減量化・資源化  一般ごみには資源化可能物が約27%も含まれています。新たな施策や分別の周知徹底を行うことにより、ごみのさらなる減量化・資源化が見込まれます。 最終処分場の延命化  最終処分場の埋め立て終了予定は44年3月となっているため、ごみの減量化を促進し、最終処分場の延命化を図る必要があります。 一般ごみの処理に要する経費の削減  現在の最終処分場の整備には約120億円、一般ごみの収集には年間約17億円の経費が掛かっています。今後も、北清掃工場の延命化の工事や新たな最終処分場の整備が必要になるため、経費のさらなる削減を図る必要があります。 他市の状況  全国の市では約90%が週2回収集です。週3回収集は、政令市では本市と新潟市(有料化実施済み)、県内の市では本市だけです。週2回に移行した他市では、ごみの減量化・資源化が進み、収集車両が減ったことなどによる経費削減の効果がありました。 収集回数見直しの内容と効果 収集曜日  週2回収集では、収集曜日を月・木曜日、火・金曜日、水・土曜日とします。 ●各地区の収集曜日については、4月以降に、市の刊行物や市ホームページなどでお知らせする予定です。 週2回収集のイメージ 見直し後(月・木曜日、火・金曜日、水・土曜日) 収集曜日 月・木曜日 一般ごみ 火曜日 資源 金曜日 容器包装プラ 収集曜日 火・金曜日 一般ごみ 水曜日 資源 土曜日 容器包装プラ 収集曜日 水・土曜日 一般ごみ 木曜日 資源 月曜日 容器包装プラ 見込まれる効果  他市の移行状況から、家庭ごみの発生・排出抑制や分別意識の高まりにより、生ごみの減量や容器包装プラなどの資源分別が進み、着実に家庭ごみが減り、収集経費の削減や環境負荷の低減も期待できます。 ●ごみの減量化・資源化の推進  一般ごみ収集量が移行後1年間で5%程度減少(他市の状況から) ●最終処分場の延命化  埋め立て期間が1年程度延長 ●経費の削減  収集車両の減車や人員の削減で年間2億円程度の削減 ●環境負荷の低減  収集車両の減車で年間100t程度のCO2排出量の削減 ●計画の目標達成  一般廃棄物処理基本計画の目標値を達成 移行に伴う対策  週2回収集へ円滑に移行するためには、市民の皆さんの理解が必要です。そのための具体的な対策として、専用のリーフレットとごみ出し冊子の配布、ごみ・資源集積場所への看板の設置、ごみ・資源集積場所のパトロールの強化、年末年始の臨時収集などを検討しています。 問い合わせ 廃棄物政策課 電話042−769−8336 ---------- 大雪への備えは大丈夫?  大雪になると公共交通機関の運休や道路渋滞など、市民生活に大きな影響を与えます。  大雪時における自助(自らの身は自ら守る)や共助(自分たちのまちは自分たちで守る)のための備えについて確認し、大雪対策をしましょう。 道路交通が混乱しました  平成26年2月の大雪では、国道20号大垂水峠や国道412号などの積雪が多かった緑区内の幹線道路で、スリップなどにより立ち往生した車両が多数発生しました。  また、国道129号など中央区・南区内の幹線道路でも立ち往生した車両や残雪により、交互通行できない場所が多数発生しました。 大雪対策のすすめ 雪が降る前に 1 まずは備蓄  雪による停電などに備え、水、食料、応急医薬品、懐中電灯、ラジオ、雪かき用スコップなどを準備しておきましょう。乳幼児がいる家庭では、紙オムツ、粉ミルクなども備蓄しましょう。 2 冬用タイヤやタイヤチェーンを準備  冬用タイヤ・タイヤチェーン未装着による事故・登坂不能車が頻発すると、除雪作業が妨げられ、大規模な交通障害が発生します。降雪が予想される時に車で外出する場合は、必ず冬用タイヤなどを準備しましょう。 3 天気予報や気象情報に注意  雪が降ると公共交通機関の運行に支障が出ることがあります。小まめに気象情報などをチェックするとともに、時間にゆとりを持った行動を心掛けましょう。 雪が降ったら 1 不要不急の外出は避けましょう  降雪中や雪が降った後は、冬用タイヤ・タイヤチェーン未装着の車による事故や、雪崩などが発生する可能性があります。  そのような事故に遭わないためにも、不要不急の外出は避けましょう。 2 除雪作業時の注意  除雪作業は一人で行わず、隣近所で声を掛け合うなど、協力して行いましょう。また、屋根からの落雪・転落に十分注意し、帽子・手袋・長靴を着用するなど、安全な服装で行いましょう。  ※道路に雪を投げると路面が凍結する恐れがあるので、気を付けましょう。 3 雪崩に注意  積雪が多くなると雪崩の危険性が増します。日頃から、安全な避難場所や避難経路を確かめておきましょう。山間部を通行する時は、事前に気象情報・交通情報を確認しましょう。 大切な情報を入手するために 防災メールに登録しましょう  気象情報や市の災害情報、ひばり放送の内容などをメールで配信します。 登録方法 1 Eメール entry−sagamihara@bousai−mail.jpに空メール(本文に何も入力しない)を送信します。 2 自動的に登録用のメールが返信されます。 3 返信されたメールの本文に書いてあるリンク先のページで、希望する情報の種類、配信地域などを設定すると登録完了です。 ※迷惑メール防止設定をしている場合は、市からの配信アドレスsagamihara@bousai−mail.jpを設定から解除してください。 問い合わせ 緊急対策課 電話042−707−7044