広報さがみはら No.1316 平成27年(2015年)7月1日号 6.7面 ---------- 未来へつながるまち 広域交流拠点の形成に向けて  市では、平成26年6月に策定した市広域交流拠点基本計画に基づき、橋本・相模原両駅周辺地区について、各地区の現状、課題に対応した交通ネットワーク、土地利用などについて検討しています。この基本計画を受けて、平成28年に整備計画を策定します。平成39年のリニア中央新幹線東京都(品川)から名古屋市間開業までを第1ステージと捉え、両駅周辺の市街地や必要な交通ネットワークの整備を行います。 平成39年の東京都から名古屋市間の開業をめざし、JR東海が整備を進めているリニア中央新幹線。昨年10月には、工事実施計画が認可されました。 市内に2カ所のインターチェンジ(IC)が設置され、市内区間の全線が開通した圏央道。首都圏の高速道路を連結する環状道路として主要都市へのアクセス向上が期待されます。 約214fの広大な相模総合補給廠。昨年9月には、その一部、約17fが国に返還されました。 首都圏南西部の交通ネットワークの充実や、都心へのアクセス性向上など利便性を高めるため、小田急多摩線の延伸に向けた取り組みを進めています。 橋本駅周辺 産業の活力と賑わいがあふれる交流拠点  橋本駅周辺地区では、三大都市圏を結び、鉄道や道路ネットワークによって首都圏の各方面にアクセスが可能なことから、交流ゲートや情報発信拠点としてのまちづくりに取り組んでいます。 市内にはリニア中央新幹線の車両基地なども設置されます  地域の皆さんの理解を得ながら、車両基地などの関連施設の設置に向けて準備が進められています。これらの施設を地域資源として、地域活性化や観光交流の促進方策について検討していきます。 問い合わせ リニア事業対策課 電話042−704−8910 相模原駅周辺 安心とゆとりのある、文化・行政が集積する中枢業務拠点  相模原駅周辺地区では、相模総合補給廠の一部返還地を中心とした多様な交流機能を備えた駅南北の市街地の形成や、共同使用区域のオープンスペースを活用したスポーツレクリエーションゾーンの整備や広域的な防災拠点としてのまちづくりに取り組んでいます。 ※一部返還地とは、平成26年9月に米軍から国へ返還された土地(17f)で、現在は国が管理しています。 市民も、専門家も… たくさんの人たちがまちづくりに関わっています 橋本駅周辺まちづくり推進会議 相模原駅周辺まちづくり推進連絡協議会  自治会や商店会の代表の皆さんが設置・運営する組織です。地域特性を生かした良好なまちづくりの推進のための検討を行っています。 市広域交流拠点整備計画検討委員会  同委員会は、市広域交流拠点基本計画に基づき、橋本・相模原両駅周辺地区の具体的な整備計画を策定するため、平成26年8月に発足しました。学識経験者、市民、交通事業者、国土交通省、神奈川県等で構成されています。  また、両駅周辺地区におけるそれぞれの特性や課題などを踏まえた議論を行うため、地区別組織の小委員会を設置して検討を進めています。 広域交流拠点について詳しくは、特設サイトへ  橋本・相模原それぞれのまちづくりの考え方や、検討委員会の開催情報・結果など、広域交流拠点をめざすまちづくりについて、さまざまな情報を見ることができます。 問い合わせ リニア駅周辺まちづくり課 電話042−707−7047 相模原駅周辺まちづくり課 電話042−707−7026