広報さがみはら No.1314 平成27年(2015年)6月1日号 4面 ---------- 6月は土砂災害防止月間 大雨による土砂災害や河川の氾濫などに注意!  台風や集中豪雨による被害が毎年起きています。また最近は、短時間に局所的な大雨が降る集中豪雨が増加しています。  被害を防ぐためには正しい情報を入手して、素早く行動することが重要です。 大雨による被害とは 山間部では 崖崩れや土石流などで、家屋が倒壊する危険があります。これらの土砂災害は、発生場所や発生時刻を正確に予測することが困難です。 河川の近くでは 水位が急激に上昇し、流水が堤防を越えて大規模な範囲で浸水することがあります。 浸水被害 道路側溝や雨水管での排水が間に合わず、道路や低地に水がたまったり、建物へ雨水が浸入してきたりすることがあります。 被害を防ぐために 防災情報をチェックしよう! 気象庁などが発表する気象情報 大雨注意報 気象情報や外の様子に注意が必要です。 大雨警報 崖や川の近くなど危険な場所に近づかない、避難の準備をするなどの対応が必要です。 土砂災害警戒情報 土砂災害発生の危険度が高まっています。崖の近くに住んでいる人は、避難が必要です。 大雨特別警報 直ちに命を守る行動が必要です。 市が発令する避難に関する情報 避難準備情報 発令対象地区で「避難に時間が必要な人」や「避難に際して介助が必要な人」は、家族や近所の人と協力して避難行動を開始してください。それ以外の人は、家族との連絡や非常時持ち出し品の確認など避難行動の準備をしてください。 避難勧告 発令対象地区の人は、あらかじめ決めておいた避難場所への避難を開始してください。 避難指示 非常に危険な状況です。大至急避難してください。避難場所に避難することが困難な場合には、鉄筋コンクリートなどの堅固(けんご)な建物の2階以上で、斜面から離れた部屋に避難するなど、生命を守るための行動をしてください。 情報の入手方法 防災メールを活用してください。次の手順で登録できます。 1 Eメールentry-sagamihara@bousai-mail.jpに空メール(本文に何も入力しない)を送信します。 2 自動的に登録用のメールが返信されます。 3 返信されたメールの本文に書いてあるリンク先のページで希望するメールの種類、配信地域などを設定すると登録完了です。 ※迷惑メール防止設定をしている場合は、市からの配信アドレスEメールsagamihara@bousai-mail.jpを設定から解除してください。 日頃からの備えを万全に  本市では、1時間に51oまでの降雨に対応した雨水管を整備するなどの浸水対策を行っています。しかし、短時間に局所的な大雨が降る集中豪雨などの際には、浸水が発生する可能性があります。皆さんの家庭でも、被害を軽減するための対策を心掛けてください。 道路側溝などに物を置かない  側溝の上に物やごみが置かれていると、雨水が雨水管に流れ込まず、浸水被害につながる恐れがあります。 土のうや止水板などを準備しておく  建物の地下室や低い土地などでは、増水によって雨水が流れ込むことがあります。 [土のうの作り方]  土のう袋に7から8割程度の土や砂を入れ、袋の口を絞り、袋の口の周りにひもを2・3回まわし、まわしたひもの下から上へひもの先を通して締める。 雨水浸透ますを定期的に清掃する  宅地内に雨水浸透ますを設置していても、土砂や落ち葉がたまってしまうと、効果が発揮されません。定期的な清掃をお願いします。 ※設置費用の一部を助成する制度があります。詳しくは、下水道施設課(電話042−769−8270)か津久井下水道施設課(電話042−780−1409)へお問い合わせください。 浸水(内水)ハザードマップを活用する  大雨が降った際に浸水する恐れがある範囲や市が今後10年間で浸水対策を実施する範囲のほか、避難に関する情報や浸水被害の防ぎ方などを掲載しています。日頃から避難方法や浸水対策などを確認しておき、被害を最小限にするよう心掛けましょう。 参加しよう ○津久井地区(太井・中野・又野・三井)で土砂災害を想定した訓練を実施  同地区内の10自治会を対象に、土砂災害ハザードマップを活用した避難訓練を実施します。 日時 6月7日(日曜日)午前9時30分から10時15分 ○まちかど講座「みんながわかる浸水被害対策」  各地区の浸水可能性、想定される浸水の深さ、具体的な対策などを市の職員がお話しします。 対象 市内在住か在勤・在学の10人以上で構成された自治会などの団体 申し込み 総合学習センター、各公民館などにある申込書(同センターホームページにも掲載)を直接か郵送、ファクスで同センター(郵便番号252−0239 中央区中央3−12−10 ファクス042−758−8146 電話042−756−3443)へ 早めの避難を心掛けよう! 避難の考え方 ○土砂災害や河川の氾濫などの危険がない、親戚や知人宅などへ ○市が開設した避難所などへ ○屋外へ避難することが危険な場合は、家の中の安全な場所(2階以上で山の斜面から離れた部屋など)へ ※浸水(内水)・土砂災害ハザードマップは、各まちづくりセンター(橋本・本庁地域・大野南を除く)・公民館(青根・沢井を除く)などで配布しています(市ホームページにも掲載)。窓口などでの受け取りが困難な人は、各担当課にお問い合わせください。 問い合わせ 浸水(内水)ハザードマップ等について 下水道経営課 電話042−769−8268 土砂災害ハザードマップ等について 危機管理課 電話042−769−8208 防災情報・訓練等について 緊急対策課 電話042−707−7044 ---------- 災害ボランティアコーディネーター養成講座〈全2回〉  大規模災害時には、支援活動を行うために災害ボランティアセンターが設置されます。同センターでの活動とボランティアのコーディネートに必要な知識や技術を学びます。 日時 6月20日(土曜日)・21日(日曜日)午前9時30分から午後5時  会場 南保健福祉センター 対象 市内在住の人=20人(申込順)  費用 500円 申し込み 6月19日までに、電話か、ファクス、Eメールに住所、氏名(ふりがな)、電話番号、「養成講座」と書いて、中央ボランティアセンター(電話042−786−6181 ファクス042−786−6182 Eメールsvc@sagamiharashishakyo.or.jp)へ ---------- 子育て広場たんと 乳幼児を守るアクティブ防災セミナー  東日本大震災での被災女性の体験談から、「自ら学び行動する」アクティブな防災を学びます。乳幼児がいる家庭に役立つ知識を身に付けましょう。 日時 6月20日(土曜日)午前10時30分から正午  会場 伊勢丹相模原店(南区相模大野) 対象 乳幼児の保護者か妊娠中の人=15人(申込順)  ※子どもの同伴可 申し込み 電話か、Eメールに保護者の氏名(ふりがな)、子どもの月齢、携帯電話番号、子どもと保護者の各参加人数、「乳幼児を守るアクティブ防災セミナー」と書いて、子育て親育ち応援団With.cfc(電話080−5431−0971 Eメールtant-with.cfc-0209@ezweb.ne.jp)へ ---------- さがみはら防災フォーラム  気象予報士の森田正光さんらによる講演会を行います。 日時 7月4日(土曜日)午後1時30分から3時30分 会場 市民会館 内容 市内在住か在勤・在学の人=400人(申込順) 申し込み 6月30日までに、電話で市コールセンター(電話042−770−7777)へ  会場前広場では、防災ブースの出展や起震車を使った震度体験などを行います(正午から午後4時30分)。 ※希望者は直接会場へ ---------- 6月1日から7日は水道週間 受水槽や井戸水の衛生管理を 受水槽 設置者は保健所に届け出を行い、定期的な点検と衛生管理が必要です。なお、受水槽の清掃は毎年実施し、有効容量が8立法メートルを超える受水槽は、年1回検査を受けることが義務付けられています。 井戸水 定期的に水質検査をしましょう。なお、アパートなどの共同住宅で井戸水を飲用として使うときは、市の条例に基づく確認を受ける必要があります。 問い合わせ 生活衛生課 電話042−769−8347  同課津久井班 電話042−780−1413