広報さがみはら No.1300 平成26年(2014年)11月1日号 4面 ---------- 「市政に関する世論調査」の結果報告  健康で安全に暮らせるまち 5割超え  市では、「わたしの提案」や「市政に関する世論調査」「市政モニター」等の制度により、市民の皆さんからの提案・要望等を市政に反映させるよう取り組んでいます。  今年5月から6月に実施した「市政に関する世論調査」の結果がまとまりましたので、その一部をお知らせします。 市政に関する世論調査  市民の皆さんの意識や動向を把握し市政に反映させるため、20歳以上の市民3,000人を対象に、毎年実施しています。  今年度は、3年ごとの経年調査項目である「まちづくり」に加え、「市の公共施設」「男女共同参画社会の実現」「地域福祉の推進」「医療救護所の認知度」「スポーツの観戦や支援」「文化芸術の振興等」について意見を伺い、1,490票(49.7%)の回答をいただきました。 まちづくりについて  将来の相模原市はどのようなまちであってほしいと思うか ■社会福祉が進み、健康で安全に暮らせるまち 26年度53.4% 23年度49.8% ■住民同士が連帯感を持ったまち 26年度3.4% 23年度3.5% ■産業が発展し、経済活動が盛んなまち 26年度7.0% 23年度7.7% ■緑と青空が広がる自然環境に恵まれたまち 26年度10.5% 23年度11.8% ■清潔で公害の少ないまち 26年度4.6% 23年度4.8% ■都市としていろいろな生活施設が整ったまち 26年度11.%6 23年度12.1% ■教育や文化の水準が高いまち 26年度5.2% 23年度5.4% ■その他 26年度1.9% 23年度1.7% ■無回答 26年度2.4% 23年度 3.1% ※数値は、端数処理のため、合計が100%にならない場合があります。  望まれる市の将来像については「社会福祉が進み、健康で安全に暮らせるまち」(53.4%)が5割を超え最も多く、次いで「都市としてのいろいろな生活施設が整ったまち」(11.6%)、「緑と青空が広がる自然環境に恵まれたまち」(10.5%)がそれぞれ1割程度となりました。  前回の調査(平成23年度)と比較すると、「社会福祉が進み、健康で安全に暮らせるまち」が引き続き最も多く、3.6ポイント増となっています。  今後も、市民の皆さんに愛される相模原市になるよう、さまざまな施策の推進に取り組んでいきます。 医療救護所の認知度について 大規模災害発生時の医療救護所の開設についての認知度 ■開設されることも最寄りの医療救護所の場所も知っている 7.9% ■開設されることは知っているが、最寄りの医療救護所の場所は分からない 32.2% ■開設されることも最寄りの医療救護所の場所も知らない 58.4% ■無回答 1.5%  「市内で大規模災害時に医療救護所が開設されることを知っているか」尋ねたところ、上記のとおりとなりました。  次に、医療救護所の認知度を高めるために効果的な周知方法について尋ねたところ、「ポスターやチラシを作成して病院や診療所、クリニックで掲示や配布をしてもらう」(46.6%)、「定期的に『広報さがみはら』で周知する」(45.5%)が 4割半ばで多く、次いで「定期的に医療救護所のチラシ等を作成して自治会等を通じて配布する」(41.8%)がほぼ4割と続きました。  このたびの調査結果や周知方法への意見を踏まえ、今後、医療救護所の認知度向上に向け取り組んでいきます。  市政に関する世論調査報告書は市ホームページや各行政資料コーナー・まちづくりセンター・公民館・図書館などで閲覧できます。  この調査結果は、市民の皆さんの貴重な声であり、今後の市政運営の指標として有効に活用し、さまざまな事業に反映させていきます。  調査にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。 問い合わせ 広聴広報課 電話042−769−8299 ---------- 11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です 問い合わせ 男女共同参画課 電話042−769−8205  配偶者や恋人など親密な関係にある人からの暴力(DV=ドメスティックバイオレンス)やセクハラなどに苦しむ被害者の多くは女性です。「家庭内の問題だから」「自分にも悪いところがある」「自分さえ我慢すればいい」などと一人で抱え込まないで、相談してください。 DVとは、次のような行為です ○殴る、蹴る、突き飛ばす ○生活費を渡さない ○人前でばかにする、ののしる ○交友関係や電話・メールを監視する ○長時間、無視をする ○嫌がっているのに性行為を強要する DVにはある一定のサイクルがあります 暴力爆発期 怒りのコントロールができなくなり、暴力を振るう 緊張形成期 日常生活の中でイライラや不満が高まっていく ハネムーン期 後悔した様子、優しい振る舞い、「二度と暴力を振るわない」と約束する このサイクルを断ち切ることが大切です!  関連イベント ◆特集展示  市立図書館(中央区鹿沼台)、相模大野図書館、橋本図書館、ソレイユさがみの情報コーナーで、女性への暴力防止に関する関係資料の展示や関連図書を紹介するほか、パープルリボンを配布します。 ◆DV防止講座「DV加害者更生プログラムの可能性 DVで愛する人を失う前に」  加害者の心理的変化などを学びます。 日時 11月13日(木曜日)午後1時30分から3時30分  会場 ソレイユさがみ 定員 30人(申込順)  ※未就学児(2歳以上)の保育あり(要予約) 申し込み 電話で同所(電話042−775−1775)へ 相談してください  ※相談の秘密は守られます 市配偶者暴力相談支援センター DV相談専用電話 電話042−772−5990 受付時間 午前10時から午後4時30分(火・木曜日は午後8時まで) 休所日 毎月第4月曜日、年末年始 女性の人権ホットライン 電話0570−070−810 受付日時 月から金曜日 (祝日等を除く)午前8時30分から午後5時15分 11月17日から23日は強化週間 時間を延長して相談を受け付けます。 日時 11月17日(月曜日)から21日(金曜日)午前8時30分から午後7時、22日(土曜日)・23日(祝日)午前10時から午後5時 問い合わせ 横浜地方法務局 電話045−641−7926 ---------- 市いじめ防止フォーラム  11月は「いじめ防止月間」です。当麻田小学校、旭中学校の児童・生徒による取り組み発表やシンポジウムを通して、学校・家庭・地域・行政ができる、いじめのない社会づくりを考えます。 日時 11月16日(日曜日)午後1時から4時  会場 ソレイユさがみセミナールーム1 講師 滝 充さん(国立教育政策研究所総括研究官) 定員 180人(先着順)  ※希望者は直接会場へ 問い合わせ 学校教育課 電話042−704−8916 ---------- 人権講演会 子どものネットいじめと、大人のメディア・リテラシー  さまざまな媒体から発信される情報を正しく読み取り、子どもたちのためにどのように行動すべきかを考えます。 日時 11月21日(金曜日)午後2時から3時20分 会場 市立図書館(中央区鹿沼台) 講師 渡辺真由子さん(メディアジャーナリスト) 定員 180人(先着順) ※希望者は直接会場へ。手話通訳、要約筆記あり 問い合わせ 生涯学習課 電話042−769−8286 ---------- 地域福祉シンポジウム  みんなで支えあい 地域の力が育む人にやさしいまち さがみはら  「地域で支えあう住民主体のまちづくり」をテーマとした基調講演とパネルディスカッションを行います。 日時 11月15日(土曜日)午前10時から正午  会場 あじさい会館 講師 室田信一さん(首都大学東京 都市教養学部准教授)小野敏明さん(日本地域福祉研究所副理事長) 定員 300人(先着順)  ※希望者は直接会場へ 問い合わせ 地域福祉課 電話042−769−9222 ---------- 子どもの権利推進講演会 子どもたちの希望ある未来のために  子どもたちの現状と子どもの権利を考える 希望者は直接会場へ 日時 12月7日(日曜日)午後2時から4時  会場 産業会館 講師 大溝 茂さん(桜美林大学健康福祉学群教授)  定員 200人(先着順) 問い合わせ こども青少年課 電話042−769−9811