広報さがみはら No.1296 平成26年(2014年)9月1日号 7面 ---------- 「救える命」を救いたい!! 救急車の適正利用にご協力をお願いします 救急車の台数には限りがあります。皆さんも適正な利用に協力してください。  昨年、市内の救急出場件数は3万3,688件で、過去最多となりました。しかし、救急搬送された人のうち約半数は、入院を必要としない軽症者でした。その中には、症状に緊急性がなくても「交通手段がない」「どこの病院に行けばよいか分からない」「便利だから」と救急車を呼んだ人もいます。  救急車を本当に必要としている人が、一刻も早い到着を待っています。  「救える命」を救うために、皆さんのご理解とご協力をお願いします。 こんなときは、ためらわずに119番に連絡 大人の症状 頭 ・突然の激しい頭痛 ・突然の高熱 など 顔 ・顔半分が動きにくい、あるいはしびれる ・ニッコリ笑うと口や顔の片方がゆがむ など 胸や背中 ・突然の激痛 ・急な息切れ、呼吸困難 など 腹 ・突然の激しい腹痛 ・持続する激しい腹痛 など 手足 ・突然のしびれ ・突然、片方の腕や足に力が入らなくなる 子どもの症状 頭 ・頭を痛がって、けいれんがある ・頭を強くぶつけて出血が止まらない など 顔 ・唇の色が紫色で、呼吸が弱い 胸 ・激しく咳をしたり、ゼーゼーしたりして呼吸が苦しく、顔色が悪い おなか ・激しい下痢や嘔吐で水分が取れず、食欲がなく意識がはっきりしない 手足 ・手足が硬直している ※そのほかの症状については、各消防署などで配布するパンフレットをご覧ください。 ※電話などによる相談窓口は、ウェルネス通信2面の「急病などで困ったときは」をご覧ください。 救急車を呼んだら準備しよう 保険証や診察券 お金 靴 普段飲んでいる薬(おくすり手帳) [乳幼児の場合] 母子健康手帳 紙おむつ 哺乳瓶 タオル 持病やかかりつけ病院などについても答えられるようにしておきましょう。 問い合わせ 警防・救急課 電話042−751−9142 ---------- 市制施行60周年記念 いのちつながる「さがみはら救急フェア」  9月9日は「救急の日」です。この機会にお近くの会場で、心肺蘇生法やAEDの取り扱い方法などを体験してみませんか。子ども用防火衣の試着もできます。 日時 9月6日(土曜日)午後1時から4時 会場 アリオ橋本イベント広場(緑区大山町) 問い合わせ 北消防署 電話042−774−0119  日時 9月7日(日曜日)午前10時から正午 会場 たからやフレサ相模湖店(緑区寸沢嵐)、ダイエー津久井店(緑区中野)、スーパーまつば(緑区日連)、いやしの湯(緑区青根) 問い合わせ 津久井消防署 電話042−685−0119 ※希望者は直接会場へ ---------- 持っていますか?「きゅうきゅう安心カード」  このカードは、個人の医療情報や連絡先などの情報を記載できるようになっています。いざというとき、救急隊はこのカードに記載された情報を基に、速やかに医療機関へ搬送することができます。財布などに入れて、いつでもどこへでも携帯できるので、ぜひ、きゅうきゅう安心カードで「安心」を持ち歩きましょう。  カードはお近くの消防署で配布しています。詳しくは市ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。 問い合わせ 警防・救急課 電話042−751−9142