広報さがみはら No.1295 平成26年(2014年)8月15日号 みどり12面 ---------- 区の人口・世帯 人口 175,961人(9増) 男 88,716/女 87,245 世帯数 73,321世帯(48増) 平成26年7月1日現在 ()は前月との増減 発行/相模原市 編集/緑区役所総務課 郵便番号252−5177 相模原市緑区西橋本5−3−21 緑区合同庁舎内 電話042−775−8802 ---------- 緑区プリンセス物語  市内に古くから伝わる姫物語の中で照手姫は有名ですが、緑区には、くしかわ姫・雛鶴姫・折花姫の悲しくもはかない物語もあることを知っていますか?いわれについては諸説ありますが、口伝えに民話として現代に語られてきました。  くしかわ姫は、現在の「串川」の由来となったといわれていて、地域で親しまれている物語です。  緑区各地にある姫にまつわる名所や作品に触れながら、民話をひもとき、姫の人生や軌跡を追ってみてはいかがでしょうか。 くしかわ姫  その昔、りりしい若者が美しい姫君に出会い、二人は愛し合うようになった。ある日、若者は旅の姿で姫君に言った。「一年たったら帰りますゆえ、この櫛(くし)を私だと思って大切に持っていて下され」。若者は金銀象嵌(ぞうがん)の見事な櫛を姫に贈った。  姫君は櫛を肌身離さず大切に持っていたが、ある夜、誤って櫛を川に落としてしまった。姫君は来る日も来る日も「櫛、櫛」とつぶやきながら川の中を探しまわったが、どこにも見当たらなかった。  しばらくして、旅に出た若者が病で亡くなった悲しい知らせが届いた。ある夜、やつれ果てた姿で姫君は川岸に立った。「私もすぐに若君のおそばにまいります」。  村のしゅうは、この世で結ばれなかった二人の愛を悲しみ、それから誰となくこの川を「くし川」と呼ぶようになったという。 (参考文献「つくいの民話」) 雛鶴姫  後醍醐天皇の第一王子である大塔宮護良親王の妃で、親王の遺骨を奉持して京へ逃れるために、鎌倉から青山・牧野を抜け山梨へ向かった。 折花姫  戦(北条小田原の戦いといわれている)に敗れた国の姫で、神之川周辺に隠れながら住み着いたが追手に見つかり、最後は川にその身を投げた。 問い合わせ 緑区役所区政策課 電話042−775−8802 ---------- 映画「三太と千代ノ山」の上映会  1950年代初頭、相模湖や道志川など津久井地域を舞台に映画化された「三太物語」の第3作。横綱と子どもたちとの触れ合いを描いた作品「三太と千代ノ山」を上映します。 日時 9月18日(木曜日)津久井中央公民館 9月19日(金曜日)杜のホールはしもと 午後1時30分開場 2時開演 ※整理券が必要。8月26日(火曜日)から緑区役所地域振興課、緑区内の各まちづくりセンター、杜のホールはしもと、津久井中央公民館などで、各施設の開館時間より配布(1人2枚まで) 問い合わせ 緑区魅力づくり事業実行委員会事務局(緑区役所地域振興課内) 電話042−775−8801 ---------- 緑区地域デビュープロジェクト 企画・運営ボランティアを募集します  退職した人や、趣味や特技を生かしたい人のための地域活動参加イベントの開催に向け、事業の企画・運営をお手伝いしませんか。企画会議(実行委員会)で地域デビューのアイデアをみんなで出し合い、イベントを一緒に盛り上げましょう。 対象 緑区在住か在勤の18歳以上(高校生を除く) ※申し込みは9月1日まで。詳しくは緑区ホームページや、区内各まちづくりセンター・公民館などで配布する募集チラシをご覧になるか、お問い合わせください。 問い合わせ 緑区役所区政策課 電話042−775−8802 ---------- 次回の区民会議 日時 8月19日(火曜日)午前10時20分  会場 橋本公民館  傍聴席数 10席(抽選) ※傍聴希望者は午前10時15分までに直接会場へ 問い合わせ 緑区役所区政策課 電話042−775−8802 ---------- 緑区のイベント情報や地域の話題などを、「ミウル」が紹介中! LINE「ミウル」 ID:@miuru Twitterアカウント「ミウル」 @miuru_midori Facebookページ「ミウル」 https://www.facebook.com/miuru.midori