広報さがみはら No.1287 平成26年(2014年)4月15日号 4面 ---------- 4月1日スタート 災害に強いまちづくりに向けて 市防災条例を制定  大規模な災害に対しては、行政による対策「公助」だけではなく、自らの身は自ら守る「自助」、自分たちのまちは自分たちで守る「共助」の考え方を基本に、市民一人ひとりが自発的な防災対策に取り組むことが重要です。  こうしたことから、市では災害に強いまちづくりを推進するため、市や市民、事業者の責務と防災対策のあり方などを定めた「相模原市防災条例」を制定しました。この条例に基づく取り組みを進め、災害に対する市民生活の安全・安心の向上・確保をめざします。 防災対策の基本的な考え方とそれぞれの取り組み 市民、事業者 自助 自らの身は自ら守る ●家族、友人等(従業員等)との連絡・安否確認手段の確保 ●居住地(事業所)周辺の危険箇所・災害履歴の確認 ●避難経路・場所・方法の確認 ●3日分以上の食品、飲料水、その他の生活必需物資の備蓄 ●家具等の転倒の防止  ●出火の防止 ●初期消火に必要な資機材の準備 ●建築物等の耐震性・耐火性の向上 地域 共助 自分たちのまちは自分たちで守る ●自主防災組織の活動への参加 ●防災訓練への参加 ●避難所運営の協力 ●災害時の初期消火、救出・救助、応急手当て、避難誘導等 国・県・市・関係機関 公助 市などによる取り組み ●公園、緑地等の整備 ●市立小・中学校での防災教育 ●防災訓練の実施 ●地域特性(市街地、中山間地域、河川流域)に応じた対策の実施 ●広域的な受援体制の整備 ●生活必需物資等の事業者との協定等の締結 防災条例に定める責務と推進体制 市民の責務 ○災害が発生した場合に、自分や家族の安全を確保するため、必要な備えと、必要な知識・技術の習得に努める。 ○災害が発生した場合に、地域(近隣世帯など)が相互に協力し、防災対策を円滑に行えるよう、日頃からの自主防災組織の活動への参加や、市が行う防災対策に協力するよう努める。 事業者の責務 ○災害が発生した場合に、従業員や来所者等の安全の確保、事業活動の迅速な回復を図るため、必要な備えや、必要な研修・訓練等の実施に努める。 ○地域社会の一員として、市民・自主防災組織と連携し、市が行う防災対策に協力するよう努める。 市の責務 ○市が有する全ての資源・機能を十分に生かし、国や他の地方公共団体、市民、自主防災組織、事業者などと連携・協力しながら、防災対策を推進する。 ○市民や事業者に対し、日頃から防災意識の高揚を図るため、自助や共助の考え方について周知するとともに、災害が発生した場合には、災害に関する情報を迅速・的確に提供する。 防災対策の推進体制等 ○防災対策を推進するため、市民や関係機関と連携した体制を確立する。 ○「市防災週間」を設け、防災対策への関心・理解を深める取り組みを広く周知する。 ○市域外で災害が発生し、本市の支援が必要な場合は迅速に支援する。  同条例では、この他にも災害が発生した場合の応急対策や、関係機関と連携した復旧・復興対策などについて定めています。  詳しくは、市ホームページをご覧ください。  市制施行60 周年記念防災フォーラムを7月5日(土曜日)に市民会館で開催します。詳しくは、今後本紙でお知らせします。 問い合わせ 危機管理課 電話042−769−8208 ---------- ソレイユさがみの催し 電話042−775−1775 ※毎月第4月曜日は休館日 いつまでも元気で楽しく暮らす場所 「もっと歌いま専科」〈全4回〉 日時 5月3日、6月7日、7月5日、8月2日の土曜日 午前10時から正午 定員 40人(申込順) 申し込み 直接か電話、ファクスに氏名、電話番号、催し名を書いて、同所(ファクス042−775−1776)へ  ※未就学児(2歳以上)の保育あり(要予約) ハンサムウーマン新島八重に学ぶこれからの生き方 日時 5月10日(土曜日) 午前10時から正午 手員 30人(申込順) 申し込み 直接か電話、ファクスに氏名、電話番号、催し名を書いて、同所(ファクス042−775−1776)へ  ※未就学児(2歳以上)の保育あり(要予約) 子育ておしゃべりサロン  自分らしい子育てを見つける場 日時 5月19日(月曜日) 午前10時30分から正午 対象 1歳未満の初めての子とその保護者 定員 10組(申込順) 申し込み 直接か電話、ファクスに氏名、電話番号、催し名を書いて、同所(ファクス042−775−1776)へ  ※未就学児(2歳以上)の保育あり(要予約) ---------- 市指定文化財・市登録文化財を新たに指定・登録  4月1日に、市指定文化財4件と市登録文化財1件を新たに指定・登録しました。これにより市指定文化財は55件、市登録文化財は77件となりました。 ◆市指定有形文化財 大谷家旧主屋〈清兵衛新田開拓農家(建造物)〉 下森鹿島遺跡第V文化層出土の石核(考古資料) 橋本遺跡出土の土偶(考古資料) 寺原遺跡出土の線刻画土器(考古資料) ◆市登録有形文化財 吉野宿ふじや(建造物) 問い合わせ 文化財保護課 電話042−769−8371 ---------- 参加合唱団募集 磯部俶(とし)記念「遙(はる)かな友に」 道志川合唱祭  丹沢山と清らかな道志川に囲まれた美しい自然の中で楽しく合唱しませんか。合唱団によるステージ発表のほか、特別ゲストとしてボニージャックスの出演も予定しています。 日時 9月28日(日曜日) 午前10時30分から午後3時30分 会場 青根緑の休暇村センター周辺特設ステージ 定員 25組(申込順)  費用 1団体5,000円 申し込み 5月30日までに、直接か電話で同実行委員会事務局(津久井まちづくりセンター内 電話042−780−1403)へ ---------- グリーンカレッジつくい前期講座 ジュニア講座「楽しく英会話」〈全10回〉低学年コース 日にち 5月15日から7月17日の毎週木曜日 時間 午後5時30分から6時20分 対象 小学校1から3年生 定員 15人(抽選) 費用 5,000円 ジュニア講座「楽しく英会話」〈全10回〉高学年コース 日にち 5月15日から7月17日の毎週木曜日 時間 午後6時25分から7時15分 対象 小学校4から6年生 定員 15人(抽選) 費用 5,000円 ノルディックウオーキングde 津久井散策〈全2回〉 日にち 5月13日、6月10日の火曜日 時間 午前 9時30分から11時30分 対象 高校生以上 定員 20人(抽選) 費用 1,000円 会場 津久井生涯学習センターほか 申し込み 4月30日(消印有効)までに、直接か電話、はがきに住所、氏名、年齢(小学生は学年)、電話番号、講座名を書いて、同センター(郵便252−0159 緑区三ケ木414 電話042−784−2400)へ ---------- 市民講座 学びのらいぶ塾 研修講座  市民が主体となってつくり上げ、運営も講師も市民自ら行う市民講座「学びのらいぶ塾」の講師・コーディネーターを養成します。 日時 研修編 5月7日から8月6日の水曜日(6月11日、7月9日・30日を除く)  実践編 9月3日(水曜日)、10月15日(水曜日)から30日(木曜日)で数回、11月5日(水曜日)原則午前10時から正午 会場 総合学習センター 対象 初めて講師をしてみたい人か、講座の企画・運営をしたい人(事前説明会に必ず参加できる人) 定員 15人程度(申込順)  費用 1,500円 事前説明会  日時 5月7日(水曜日) 午前10時から正午 ※受講希望者は必ず参加してください。 申し込み 4月30日までに、直接か電話で同センター(電話042−756−3443)へ ※詳しくは、同センターか各公民館・図書館にあるチラシをご覧ください。