広報さがみはら No.1287 平成26年(2014年)4月15日号 みどり12面 ---------- 区の人口・世帯 人口 176,198人(103減) 男 88,893/女 87,305 世帯数 72,931世帯(22増) 平成26年3月1日現在 ()は前月との増減 発行/相模原市 編集/緑区役所総務課 郵便番号252−5177 相模原市緑区西橋本5−3−21 緑区合同庁舎内 電話042−775−8802 ---------- よみがえるオリンピックの記憶  今から50年前の1964年東京オリンピック開催時、現在の緑区内を聖火リレーが駆け抜け、相模湖ではカヌー競技が開催されたことを知っていますか。  聖火は、山梨県との県境(上小淵峠)から藤野地区の4区間と、相模湖地区の5区間を通って大垂水峠へ。そのとき聖火をともしたトーチのうちの2本は、今も区内の公共施設に残されています。  また、カヌー競技には22か国から215人の選手が参加。勝瀬橋をスタート地点とした2,000mのコースで、10月20日から3日間にわたり熱戦が繰り広げられました。現在、会場となった相模湖では、毎年秋に市民レガッタ大会が開催されるなど、ボート競技の拠点となっています。  昨年9月、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定しました。半世紀の時を経て開かれるオリンピックに寄せる期待は、当時の熱い思いそのままです。 カヌー競技の運営に携わった山本紀代子さん(緑区千木良在住)  私は、カヌーの選手や報道関係者を競技場入り口で確認する入場管理を担当していました。当時、外国の人を目にする機会自体が少なかったこともあり、選手を前にいつもドキドキしていました。  前回の東京オリンピックに関わったこともあり、2020年東京オリンピックの開催は、人一倍うれしいですね。オリンピックは見る人に感動という力を与えてくれると思います。本当に楽しみです。 聖火ランナーを務めた井草 浩さん(緑区寸沢嵐在住)  私は、現在の相模湖漕艇場から小原までの区間を任されました。手に持ったトーチが下がってしまわないように、気を付けながら走った記憶があります。沿道にはたくさんの観衆がいて、聖火をつなぐ誇らしさでいっぱいでした。  東京でもう一度オリンピックが開催されることは本当にうれしいし、若い世代の人たちにもボランティアなどを通して、オリンピックを肌で感じてほしいと思います。 当時の相模湖周辺を知る小野澤陸雄(みちお)さん(緑区与瀬在住)  外国から来たカヌーの選手は、男子も女子もみんな体が大きかったことを覚えています。旧ソビエト連邦の選手を、女子選手村からダンスパーティー会場の男子選手村まで案内したこともありました。  2020年東京オリンピックでは、相模湖をカヌーだけではなくボート競技の練習場や事前キャンプ地として、たくさんの選手に使ってほしいですね。 ---------- 新区長あいさつ 区民の皆さまとともに 緑区役所区長 北村美仁  緑区の皆さま、はじめまして。区長の北村美仁です。  緑区では、新たな交通網や拠点の整備が進められるとともに、地域では、自治会等の自主的な活動や伝統芸能、観光イベントなどが活発に行われております。  区長として、こうした緑区の魅力をさらに高めるため、区民の皆さまと協働によるまちづくりを推進したいと考えております。  また、地域の皆さまに、より身近な区役所となるよう、区役所の充実・強化にも努めてまいります。  私たち緑区の職員は、皆さまと力を合わせて安全・安心、そして活力あふれる緑区をめざして真摯に職務に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ---------- 緑区区民会議の委員を募集  緑区のまちづくりの方向性を定めた「緑区区ビジョン」の実現に向けた取り組みや、区民と行政の協働によるまちづくりの方策などについて話し合います。 任期 委嘱の日から2年間(会議は8月から年6回程度を予定) 対象 緑区在住の20歳以上(本市の他の審議会などの委員・職員・議員を除く) 定員 3人(選考) 申し込み 5月14日(必着)までに、緑区役所区政策課・区内の各行政資料コーナー・まちづくりセンター・出張所・公民館にある応募用紙(緑区ホームページにも掲載)を同課(電話042−775−8802)へ ---------- 緑区のイベント情報や地域の話題などを、「ミウル」が紹介中! LINE「ミウル」ID:@miuru Twitterアカウント「ミウル」@miuru_midori Facebookページ「ミウル」https://www.facebook.com/miuru.midori