広報さがみはら No.1286 平成26年(2014年)4月1日号 5面 ---------- 魅力ある街づくりを始めよう  市では「街づくり活動推進条例」を制定し、市民主体の魅力ある街づくり活動を応援しています。この制度は、皆さんの手で地域の特性を生かした独自のルール(地区計画や建築協定など)を作り、魅力ある街づくりをめざしていくものです。  ここでは、相模大野駅の西側約1.5qに位置し、交通等の利便性に恵まれていることから敷地の細分化や建築物の高層化などの住環境の変化が心配されてきた「御園二丁目地区」の地区計画を紹介します。ぜひ、皆さんも魅力ある街づくりの活動について考えてみませんか。 御園二丁目地区 街づくりのルールが決まるまで 平成20年7月 街づくり活動推進条例に基づく街づくり団体として「御園二丁目まちづくり協議会」が結成 ・地区の特性と課題の検証 ・地区計画案の検証 ・地区計画案の解説書の作成 ・住民へのアンケート作成と実施 ・地区計画案説明会の開催 ・地権者の意向調査 26年2月 「御園二丁目地区地区計画」として、市が都市計画決定 御園二丁目地区で定めた街づくりのルール 制限の種類 建築物の用途 制限の内容 A地区住宅等(共同住宅は各住戸25u以上)、図書館、保育所等、診療所、公益上必要な建築物等B地区 住宅等(共同住宅は各住戸25u以上)、図書館、保育所等、診療所、病院、店舗等(2階以下で200u以下、飲食店は100u以下)、公益上必要な建築物等 制限の種類 建築物の敷地面積 制限の内容 90u以上 ※ルールを定める前から90uに満たない敷地等は、制限の対象外 制限の種類 建築物の柱・壁の位置 制限の内容 道路・隣地境界線から0.5m以上後退した位置とする ※ルールを定める前から90uに満たない敷地等は、制限の対象外 制限の種類 建築物の高さ 制限の内容 A地区 建築基準法で10m以下の制限あり B地区 12m以下 制限の種類 建築物等の形態やデザインの制限 制限の内容 良好な街並みの維持と周囲の景観との調和を大切にするため、刺激的な色彩は避けるものとする 魅力ある街づくりをめざす皆さんを応援します! ●街づくりアドバイザーの派遣 街づくり活動の段階によって、街づくりの専門家を派遣します。 ●街づくりに関する情報の提供 街づくりの仕組みや事例など役立つ情報を提供します。 問い合わせ 街づくり支援課 電話042−769−9252 ---------- 中小企業融資制度 変更と新制度のお知らせ  中小企業融資制度は、市内中小企業者が市指定の金融機関から事業資金の融資を受けた場合に、支払った信用保証料の一部を補助し、融資利率の一部を市が負担することで、低利で融資を受けることができる制度です。  そのうち信用保証料の補助率と市負担利率を4月から次のとおり変更します。また、創業支援融資制度を創設します。 制度の変更について 利用者負担利率の引き下げ( 市負担利率の引き上げ) 変更前  小企業小口資金 1.4%(市負担利率1.0%) 小企業特別資金 1.1%(市負担利率1.1%) 変更後  小企業小口資金 1.2%(市負担利率1.2%) 小企業特別資金 0.6%(市負担利率1.6%) 信用保証料補助 変更前  率 70%以内 上限額 15万円 変更後  率 80%以内 上限額 10万円 制度の創設 資金名 創業支援 融資利率 2.1% 市負担利率1.5% 利用者負担利率 0.6% 融資限度額 1,500万円 資金使途 運転・設備 対象者は、詳細に設定がありますのでご確認ください。 その他の主な資金 資金名 中小企業振興 融資利率 2.4%以内 市負担利率  利用者負担利率 2.4%以内 融資限度額 3,000万円 資金使途 運転・設備 資金名 景気対策特別 融資利率 2.2%以内 市負担利率 1.6% 利用者負担利率 0.6%以内 融資限度額 2,000万円 資金使途 運転・設備 資金名 景気対策特別小口 融資利率 2.2%以内 市負担利率 1.9% 利用者負担利率 0.3%以内 融資限度額 500万円 資金使途 運転 資金名 経営安定支援 融資利率 2.2%以内 市負担利率 1.6% 利用者負担利率 0.6%以内 融資限度額 2,000万円 資金使途 運転 資金名 地球温暖化防止支援 融資利率 2.4%以内 市負担利率 1.9% 利用者負担利率 0.5%以内 融資限度額 3,000万円 資金使途 設備 ※ 融資確認申請等の受け付けは、市産業振興財団(電話042−759−5600)で行っています。 ※ 申し込み資格など詳しくは、市ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。 問い合わせ 産業政策課 電話042−769−8237 ---------- 犬を飼い始めたら 登録と毎年一回の狂犬病予防注射を     生後91日以上の飼い犬は、市への登録と、毎年1回の狂犬病の予防注射が狂犬病予防法で義務付けられています。  毎年4月から 6月の期間中に狂犬病の予防注射を受けさせ、注射済票の交付を受けましょう。 狂犬病とは  ウイルス性感染症で傷口から体内に侵入し、人を含む全ての哺乳類に感染します。発症するとほぼ100%が死に至り、世界では毎年約5万5,000人が感染し、死亡しています。25年には、台湾で犬の狂犬病発症が確認され、日本国内にもいつ侵入してもおかしくない状況です。 狂犬病予防定期集合注射  平成26年度の狂犬病予防定期集合注射を市内各所で実施します。登録済みの犬の飼い主には案内はがきを郵送しています。会場では生後91日以上の飼い犬は予防注射と一緒に新規登録の手続きもできます。 日時 4月8日(火曜日)から22日(火曜日) 費用 新規登録と注射=6,600円、注射のみ=3,600円(いずれも注射済票交付手数料550円を含む) ※ 26年度から費用が変わりましたので注意してください。 ※ 日程や会場など詳しくは、市ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。 ※ 登録済みの犬の飼い主は市から郵送されたはがきを、市外で登録して市内に転入した人は前住所で交付された犬鑑札を持って直接会場へ ※ 飼い犬の体調が悪いときは、予防注射を受けられない場合があります。 会場でのお願い 飼い犬を押さえられる人が付き添ってください。 必ずリード(引き綱)をつないで短く持ち、事故のないようにしてください。 ふんを処理する用具を持参し、ふんは必ず持ち帰ってください。 会場に行けないときは 6月30日までに、動物病院で注射を受け、注射済証明書を持って生活衛生課か同課津久井班、緑・南保健センター、城山・相模湖・藤野保健福祉課へ 犬の散歩はマナーを守って! 犬の散歩のマナー 必ずリード(引き綱)につないで散歩する。 鑑札・注射済票を犬に装着する。 自宅でふん・尿をさせてから散歩に行く習慣をつける。 ふんを処理する用具を持ち、ふんは自宅へ持ち帰る。 排せつする場所には気を配り、ペットボトルなどの水で流す。 問い合わせ 生活衛生課 電話042−769−8347 同課津久井班 電話042−780−1413 ---------- これからの季節は活動が活発に アライグマを見掛けたら連絡を  市では、生活や農業に深刻な被害を与えるアライグマの捕獲を行っています。アライグマの被害を受けた場合は、連絡してください。 アライグマの特徴 ・成獣は体長55p前後で尾まで含めると約80p ・5本から10本のしま模様の尾 ・人の手のような5本指の足 ・雑食性で繁殖力が強い ・木登りや泳ぎがうまい Q どうしてアライグマを捕獲するの? A アライグマは、もともと日本に生息している動物ではなく、ペットとして輸入されたものが逃げ出したり、捨てられたりして野生化しました。現在、人や農林業などに被害を及ぼす動物として、外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定され、生息数を減らすため、市で捕獲しています。 Q ハクビシンやタヌキも捕獲するの? A これらは、鳥獣保護法により保護されているため、原則、捕獲することはできませんが、被害を受けている人が県や市の許可を受ければ捕獲できます。また、ハクビシンが家の天井裏にすみついているなどの生活被害を受けているときは、市で捕獲する場合もありますので、相談してください。 ハクビシンなどによる農作物被害で困っている人へ  防護柵などの設置費用の一部を助成していますので、相談してください。 問い合わせ アライグマやハクビシン(生活被害)について 水みどり環境課 電話042−769−8242 防護柵などの設置費用の一部助成について 城山・津久井・相模湖・藤野地区 津久井地域経済課 電話042−780−1416 そのほかの地区 農政課 電話042−769−8239 野生鳥獣の捕獲等許可について 城山・津久井・相模湖・藤野地区 津久井地域環境課 電話042−780−1404 そのほかの地区 水みどり環境課 電話042−769−8242