広報さがみはら NO.1266 平成25年(2013年)6月1日号 3面 ---------- 災害に備える 災害に強いまちをつくる さがみはら防災・減災プログラム  市では、大規模災害に備え、住民の避難、行政・社会機能の維持、災害に強いまちづくりのための事業など、緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災・減災のための取り組みを「さがみはら防災・減災プログラム」としてまとめました。  今後、平成25年度から32年度までの8年間で、本市の防災力を集中的かつ効果的に高める具体的な事業を進めます。 今年度に取り組む主な事業 1地域防災力の向上 〜地域の防災力を高める〜  市民や地域自らが災害による被害の拡大等を防ぐことができる体制づくりに取り組みます。 防災意識の普及啓発など「自助」の促進 ○防災知識の普及啓発を進める地域人材を育成する「防災スクール」の開催 ○起震車の増車 ○既存建築物の耐震化促進 地域の災害対応力を強化する「共助」の促進 ○地区別防災カルテの更新 ○災害時要援護者避難支援事業 ○自主防災組織への小型消防ポンプ配備 ○地域防災力向上のための取り組みへの助成 2避難対策の充実 〜市民の生命と身体の安全を守る〜  避難施設等の整備や避難者の安全対策を進めます。 避難所の充実強化 ○避難所(小・中学校屋内運動場)の改修 ○避難所受水槽の耐震化 ○女性、高齢者等に配慮した避難所備蓄の充実 ○防災備蓄倉庫等の未設置地区への整備 災害時要援護者対策の充実 ○障害者用仮設トイレの避難所への配備 ○自立支援医療受給者用災害対応リーフレットの作成 3災害対応体制の強化 〜地域特性を踏まえた具体的な対策〜  都市部と中山間地、河川流域など、地域特性やそれぞれの災害要因に必要な対策に取り組みます。 災害時における活動機能の強化 ○医療救護に関わる情報連絡体制の充実 ○災害時の情報共有システムの導入 ○物資集積拠点の整備 ○消防活動資機材の配備 ○デジタル消防救急無線の整備 ○区本部の機能強化 火災延焼対策の拡充 ○耐震性貯水槽(防火水槽)の整備 ○小型消防ポンプの配備 災害に強いまちづくり     ○中小企業BCP(事業継続計画)策定支援 ○緊急輸送路に架かる橋の耐震補強 平成26年度以降に予定している新たな取り組み ○消防指令センターの機能強化 ○保育園・幼稚園での備蓄の推進 ○地区ごとの防災計画策定支援 ○福祉避難所用備蓄の推進 ○応急給水用資機材の配備 ○災害対策用屋外カメラの設置 ○現地対策班(まちづくりセンター等)の機能強化 など さがみはら防災スクール〈全6回〉  市の防災体制の講座や災害図上訓練(DIG)、緊急救助技術などを学びます。受講後に防災士の資格を取得した人を「防災マイスター」として認証します。 日時 9月29日、10月6日・20日、11月10日・24日、12月1日の日曜日午前9時〜午後5時 会場 けやき会館、消防指令センター 対象 次の全てに該当する人=40人程度(抽選) ○市内在住か在勤・在学の20歳以上 ○防災マイスター認証後、地域で防災活動の指導に当たる意志がある ※最終日に実施する防災士資格取得試験受験料(3,000円)と防災士認証登録料(5,000円)は自己負担 申し込み 危機管理課、各まちづくりセンター・出張所・公民館(青根・沢井公民館を除く)にある申込用紙(市ホームページからもダウンロード可)を6月3日〜14日(必着)に危機管理課へ 風水害・土砂災害 知っておきたい早めの対応  台風や集中豪雨による被害が毎年起きています。最近は、短時間に局所的な大雨が降る集中豪雨が増加傾向にあります。被害を防ぐためには正しい情報を入手して、素早く行動することが重要です。 雨が降り出したら、情報収集を心掛けましょう ○相模原市 気象情報  市内の時間ごとの天気予報や雨量情報など ※市ホームページのトップページからご覧になれます。 ○気象庁 防災気象情報  気象情報、土砂災害警戒情報など  http://www.jma.go.jp/jma/menu/flash.html 風水害による被害を防ぐために 家庭でできること ○排水設備がごみや落ち葉で詰まらないよう点検・清掃する。(排水溝・雨どい・側溝・雨水ますなど) ○家の周りなどに置いてある風で飛ばされそうな物を片付けたり、雨戸や窓などを補強する。 ○低地やくぼ地、地下室や地下車庫での浸水に備え、土のうや排水ポンプを設置する。 川などでのレジャー時には ○気象情報を確認し、天候の変化に注意する。 ○上流の空に雨雲が見えたり雷鳴が聞こえたとき、川の急激な増水や、ダムの放流警報を聞いたときなどは、すぐに川から離れ安全な場所に避難する 土砂災害に備えた行動を  次のような兆候があったらすぐに避難しましょう ○山の斜面に亀裂が走った。 ○山の斜面から石が転がり落ちてきた。 ○湧き水が止まったり、量が急に増えた ○地鳴りや立ち木の裂ける音が聞こえた。 ○川が濁り、流木が混ざり始めた。 ○雨が降り続いているのに、川の水位が下がった。 ○普段澄んでいる沢や井戸の水が濁ってきた。 わが家に1冊 「防災ガイドブック」  防災に関する知識や災害時における適切な行動を学びましょう。 配布場所 危機管理課、各行政資料コーナー・まちづくりセンター・公民館(青根・沢井公民館を除く)・図書館・消防署 ※市ホームページの 防災・危機管理情報 → 日ごろからの備え でもご覧になれます お問い合わせ 危機管理課 電話042−769−8208 ---------- 相模原で教師になろう さがみ風っ子教師塾 塾生募集 開塾期間 10月〜平成26年6月 対象 次の全てに該当する人=50人程度(選考) ○相模原市立小・中学校教員を強く志望する ○昭和30年4月2日以降に生まれた ○小・中学校いずれかの教員免許状があるか、平成26年度末までに取得見込み 申し込み 総合学習センターなどにある入塾申込書(同センターホームぺージからダウンロード可)を7月31日(消印有効)までに同センターへ ※募集要項など、詳しくは同センターホームぺージ(http://www.sagamihara-kng.ed.jp/)をご覧になるか、お問い合わせください。 お問い合わせ 総合学習センター 電話042−756−3647 ---------- 新卒未就職者等就労支援事業  企業で働きながら知識や技術などを習得し、正規雇用をめざします。 対象 求職中の39歳以下の人(主に大学・高校等を卒業後3年以内の人) 定員 48人(選考) 雇用期間 6月中旬〜10月中旬の間で必要と認められる期間 内容 人材派遣業者と雇用契約後、教育研修や市内企業での実務研修など ※期間中、人材派遣業者から給料が支払われます。 事業説明会 ※事業に参加するには説明会への出席が必要です。  日にち 6月4日(火曜日) 時間 午前10時、午後1時15分・3時 会場 ユニコムプラザさがみはら 定員 各30人(申込順) 日にち 6月5日(水曜日) 時間 午前10時 会場 杜(もり)のホールはしもとセミナールーム2 定員 30人(申込順) 日にち 6月7日(金曜日) 時間 午後1時15分・3時 会場 けやき会館 定員 各24人(申込順) 日にち 6月10日(月曜日) 時間 午前10時、午後1時15分・3時 会場 ソレイユさがみ(緑区橋本) 定員 各30人(申込順) 申し込み 電話で6月3日から同事業事務局(パソナ内 電話045−314−2293)へ