広報さがみはら みどり区版 NO.0036 平成25年(2013年)3月15日号 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 緑区役所総務課 郵便番号252−5177 相模原市緑区橋本6丁目2番1号 シティ・プラザはしもと内 電話042−775−8802 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/midoriku/ 区の人口・世帯 人口 176,911人(141減) 男 89,351/ 女 87,560 世帯数 72,364世帯(41増) 平成25年2月1日現在 ( )は前月との増減 ---------- 「照手姫」 で地域おこし  照手姫伝説が生きる相模湖地区底沢。  美しく成長した照手姫が豊かな髪を洗ったとされる七ツ淵の周辺には、『照手姫』という品種のハナモモが、ボランティアグループ「まち夢工房」の手で植えられ、4月に鮮やかなピンクを身にまといます。  照手姫と運命的な出会いを果たした小栗判官満重の蘇生(そせい)など、ロマンある伝説は多くの人に親しまれています。照手姫ゆかりの相模湖地区で、伝説を愛する人たちの手により、地域活性化のための取り組みが進められています。 照手姫ものがたり(美女谷物語)  照手姫は、小仏峠の麓、美女谷の生まれと伝えられ、その美貌が地名の由来になったともいわれています。  北面の武士だったという父とやさしい母から生まれた照手姫は美しい娘に成長し、美女谷川上流の七ツ淵で豊かな黒髪をすくその姿は、まばゆいばかりの美しさを放ち、里の若者を魅了したといいます。  しかし不幸にも両親が相次いでこの世を去り、いつしか照手姫の姿は美女谷の里から消えてしまいました。  その後、数奇な運命をたどった照手姫は相州藤沢宿で小栗判官満重と劇的な出会いをしますが、満重は毒殺されてしまいます。姫の必死の思いが通じたのか、満重は遊行上人(ゆぎょうしょうにん)という名僧のおかげで蘇生し、常陸の国の小栗城に帰り、照手姫を迎え、末永く幸せに暮らしたといいます。 七ツ淵へは、底沢バス停から徒歩40分、小原の郷から徒歩50分です。 まち夢工房  平成9年に有志で発足した「まち夢工房」は、照手姫でまちおこしに取り組んでいます。  七ツ淵に向かう道には、照手姫の話を紹介した案内看板や、七ツ淵を見学しやすいようにと配慮された階段や手すりなど、メンバーの手により整備が行われています。  また、照手姫の演劇公演の開催や、照手姫物語の絵巻の展示会を行うなど、幅広い活動を行っています。 ---------- 破顔一笑 原動力は“和”と“夢”  「人との和」「夢を見ること」と、青野原元気村の原動力を語るのは村長の山口寅雄さん(緑区青野原在住)。青野原元気村では、地域の有志が村民となり、ブルーベリーの栽培や販売、ホタルの保護、公園の花植えなど、青野原を元気にするための活動を行っています。  「楽しくないと続かない」。元気村では、枝打ちや草刈りなど、村民が集まっては笑い声が生まれます。  「自分たちが子どものころに見たホタルを今の子どもたちに見せてあげたい」と、夢見て取り組んだホタルの養殖。「今でもはっきり覚えています」と、苦労の末、3年目に初めて見たホタルを思い浮かべ、村長は顔をほころばせます。  「若い人たちと遊ぶのが好きなだけ」と終始笑顔で話す山口さん。仲間とともに笑顔で地域を元気にします。 ---------- 3月18日から 緑区合同庁舎 福祉支援室が開設されます  就労を希望する障害のある人からの相談を受け、一人ひとりの状態に合わせて、さまざまな形で「働くこと」へのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。 電話番号 042−703−0150 開所日 月曜日〜金曜日(祝日、12月29日〜1月3日を除く) 開所時間 午前9時〜正午、午後1時〜5時 お問い合わせ 障害者支援センター松が丘園 電話番号042−758−2121