広報さがみはら NO.1260 平成25年(2013年)3月1日号 5面 ---------- 子どもの心に火をつける教師をめざして 〜さがみ風っ子教師塾の取り組み〜  「さがみ風っ子教師塾」は、さがみはら教育の魅力を知り、理想と情熱を持った人間性豊かな教師を養成することを目的に、平成21年10月に開塾しました。現在までに212人の卒塾生を送り出し、卒塾生の多くが、市内の小・中学校の教師として活躍しています。  現在「さがみ風っ子教師塾」では、第4期生71人が相模原の小・中学校の教師をめざして学んでいます。夢に向かって頑張る塾生の姿を紹介します。 お問い合わせ 総合学習センター 電話042−756−3647 さがみはら教育の魅力を知り、教育への「情熱」と「使命感」を高めるために〜教師塾第4期のカリキュラムを紹介 第1ステージ 学校・教師の役割と期待される姿について学ぶ 相模川ビレッジ若あゆでの体験活動 驚きや発見、感動があったときに大きな「学び」が生まれることを実感しました。 第2ステージ 相模原市の子どもの姿と学校・教師の取り組みについて学ぶ 仲間と協力して調査・研究 仲間との関わりを通して、視野を広げていくことの大切さを感じました。 第3ステージ 学級づくりと授業づくりについて学ぶ 外部講師による授業づくりの講義 生徒が自ら学びたいと思うような授業をしたいと思いました。 第4ステージ 教育への情熱を自分の言葉で表現することを学ぶ 模擬授業 わかりやすい授業の組み立て方を学び、魅力ある教師になりたいです。 教師をめざす皆さんへ 仲間とともに教育への夢を さがみ風っ子教師塾塾長 的川(まとがわ)泰宣(やすのり)さん(JAXA名誉教授)  大きくこの星を見ると、21世紀には、地球の上だけで這(は)い回っている時代から、その姿を宇宙という視座から客観的に見つめていく時代になります。皆さんが関わる子どもは、確実にそのような「大きな歴史」を生きるのです。  これから教師をめざす皆さんには、子ども自らの力でそのような未来を切り拓(ひら)いていけるよう、子どもから発しているものを着実に受け止め、その「心に火をつけられる教師」に、一歩ずつ近付いてほしいものですね。  教育への夢を育み、教師としての技量を磨き、「教育愛に燃える相模原市の教師」となるよう、仲間と一緒に教師塾で学びながら成長していきましょう。 さがみ風っ子教師塾の概要 開塾期間 10月〜翌年6月の土曜日〈全20回〉 時間 午前9時30分〜午後3時30分 会場 総合学習センターほか 対象 相模原市立小・中学校の教員を志望する人 定員 50人程度(選考) 費用 年間1万円 ※次回(第5期生)は6月ごろ募集します。詳しくは本紙などでお知らせします。 第5期生の入塾説明会を開催  3月15日(金曜日)午後7時から総合学習センターで行います。申し込み方法など詳しくは、お問い合わせください。 ---------- 3月は自殺対策強化月間 ひとりじゃないよ あなたの“生きる”を応援したい  全国の自殺者数は、平成10年以来15年ぶりに3万人を下回ったものの、依然高い水準が続いています。このような厳しい現状を踏まえ、国は例年自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現をめざすとしています。 自殺と遺された人々  一人の自殺が、周囲にいた少なくとも5〜10人の人たちに深刻な影響を与えるといわれており、遺(のこ)された人への支援は、重点的に取り組む自殺対策の一つとされています。  時が経つことだけが遺された人の心の傷を癒やしてくれるといった考えが根強く残っていますが、適切なケアを受けずに複雑な思いをひた隠しにしたまま放置していると、自殺が生じた直後は比較的平静に見えた人の中にも、長期間経過した後に深刻な心の問題を抱える場合もあります。 大切な人を自殺で亡くした方へ  大切な人を自殺で亡くしたとき、遺された人はいろいろな感情を抱き、心や体にさまざまな変化が表れます。それは誰にでも起こる自然な反応で、心や体の変化は一人ひとり違います。時間の経過とともにそれを乗り越えていける人もいるかもしれませんが、専門的な支援が必要なほどに追い詰められてしまう人もまれではありません。  大切な人の自殺について誰にも話せず、一人で苦しみ、孤立していませんか。 自死遺族の方々が安心して思いを話せる場 ※相談の秘密は守られます。 さがみはら わかち合いの会(自死遺族の集い)  大切な人を自死で亡くした人が集い、安心して語り合う場です。匿名での参加や、話しを聞くだけの参加もできます。 日時 奇数月第2木曜日 午後2時〜4時 ※次回は3月14日(木曜日)に開催します。 会場 杜(もり)のホールはしもとセミナールーム2 定員 20人(先着順)※希望者は直接会場へ ※近郊でも同様の集いが実施されています。詳しくはお問い合せください。 “いきる”ホットライン (自殺予防専門電話相談)  自死遺族の方の相談も受け付けています。 毎週日曜日 午後5時〜10時(年末年始を除く) 電話042−769−9800 お問い合わせ 精神保健福祉センター 電話042−769−9818 ---------- 牛乳パックでグリーティングカードを作ろう 日にち 3月9日(土曜日) 時間 午後1時30分〜2時30分 3時〜4時 会場 アリオ橋本アクアガーデン ※希望者は直接会場へ ※未就学児は保護者同伴 お問い合わせ 資源循環推進課 電話042−769−8334 ---------- 相模原ごみD71(でない)大作戦 ペットボトルやアルミ缶などをリサイクルする工場を見てみよう 日にち 3月23日(土曜日) 時間 午前10時〜正午 集合・解散場所 南清掃工場 対象 市内在住の小学生とその保護者 定員 10組(申込順) 申し込み 電話で麻溝台環境事業所(電話042−747−1241)へ ---------- まちだ・さがみはら 絆(ばん)・創(そう)・光(こう)×JAXA  星空の環境や、はやぶさ2プロジェクトに関する講演会を行います。話題のパンスターズ彗星(すいせい)の観察にもチャレンジします。 日時 3月11日(月曜日)午後5時20分〜8時20分 会場 市立博物館 講師 矢野 創(はじめ)さん(JAXA宇宙科学研究所学際科学研究系・助教) 対象 町田市、相模原市に在住か在勤・在学の小学生以上の人 定員 120人(申込順)※小・中学生は保護者同伴 申し込み 電話で3月7日までに市コールセンター(電話042−770−7777)へ  このイベントは、消灯して星を仰ぐことで、地球温暖化防止や大気環境保全について考え、大震災からの速やかな復興を祈念する「町田市・相模原市ライトダウンキャンペーン」の一環で行われます。3月11日(月曜日)午後6時〜8時は、無理のない範囲での消灯をお願いします。