広報さがみはら NO.1259 平成25年(2013年)2月15日号 3面 ---------- 4月1日スタート より良い環境を将来の世代に引き継ぐために 地球温暖化対策推進条例を制定 お問い合わせ 環境政策課 電話042−769−8240  地球温暖化は、日常生活や事業活動に伴い排出される二酸化炭素などの温室効果ガスが主な要因といわれています。このまま温暖化が進行すると、異常気象の増加や生態系・食糧生産への悪影響など、私たちの生活に深刻な問題を引き起こす可能性が高いと考えられています。  こうしたことから、市では地球温暖化の防止に向けて、市や事業者・市民の皆さんの果たすべき役割や取り組みを定めた「相模原市地球温暖化対策推進条例」を制定しました。  地球温暖化問題の解決には、一人ひとりの取り組みが大切です。より良い環境を将来の世代に引き継ぐため、皆さんのご理解とご協力をお願いします。 地球温暖化対策推進条例の概要 事業者・市民の責務 ○地球温暖化対策の重要性についての理解を深め、事業活動や日常生活で自主的・積極的に地球温暖化対策に取り組む。 ○市が実施する地球温暖化対策に協力する。 市の責務 ○事業者・市民・民間団体と連携・協働して地球温暖化対策を推進するとともに、取り組みを促進するための対策を実施する。 ○市自らの事務や事業に関する対策を実施する。 事業者・市民の取り組み 事業活動や日常生活では エネルギー使用量の把握  事業所や家庭では電気・ガスなどの使用量を把握し、省エネ対策に取り組む。 環境に配慮した消費行動  「エコマーク」などが付いた環境にやさしい物品やサービスを選ぶ。 省エネ効果の高い設備・機器等の選択  事業用設備や家電製品などの購入・使用は、省エネ効果が高く、温室効果ガスの排出量がより少ないものを選ぶ。 自動車を利用するときは ・自動車の利用に代えて、なるべく公共交通機関や自転車を利用する。 ・アイドリングストップなど環境にやさしい運転(エコドライブ)に努める。 ・自動車の購入・使用は、温室効果ガスの排出量がより少ないものを選ぶ。 その他の取り組み ・太陽光、太陽熱など再生可能エネルギーの利用に努める。 ・建築物の省エネ化や緑化に努める。 ・ごみの減量や資源の有効利用に努める。 電気機器や自動車(新車)を販売する人は  電気機器(エアコン・冷蔵庫・テレビ・蛍光灯照明器具・電気便座の5品目)の省エネ性能や自動車の燃費など環境に関する情報の表示や購入者への説明に努める。 地球温暖化対策計画書制度  中小規模事業者が計画的に地球温暖化対策に取り組むための計画書を市に提出する制度を新設。(市は事業者に対し支援を行う。) 市の取り組み ○中小規模事業者の省エネ設備導入に対する支援  ○環境教育や啓発活動の充実 ○「さがみはら地球温暖化対策協議会」などの活動を促進するための支援 ○温暖化対策を効果的に推進するための付属機関(地球温暖化対策推進会議)の設置 地球温暖化問題を考えよう さがみはら地球温暖化防止フォーラム  基調講演のほか、「さがみはら地球温暖化対策協議会」の紹介や環境団体の活動発表、意見交換などを通して、地域で取り組む地球温暖化対策について考えます。 日にち 3月2日(土曜日) 時間 午後2時30分〜5時30分 会場 市民会館第1大会議室 講師 松本安生さん(神奈川大学教授) 定員 100人(申込順) 申し込み 電話で環境政策課へ 参加してみませんか さがみはら地球温暖化対策協議会  市民・事業者・関係団体と市が一体となって地球温暖化の防止に向けた活動を実践するため、同協議会が設立されます。  同協議会の運営や事業内容に興味のある人は、上記フォーラムにぜひお越しください。 ※同協議会の概要などは、市ホームページの 暮らしの情報 → 環境 → さがみはら地球温暖化対策協議会 をご覧になるか、お問い合わせください。 3月11日(月曜日)午後6時〜8時 町田市・相模原市 ライトダウンキャンペーン まちだ・さがみはら 絆・創・光(ばん・そう・こう)  消灯して星を仰ぐことで、地球温暖化防止や大気環境保全について考えるとともに、大震災からの速やかな復興を祈念します。家庭や事業所で無理のない範囲での消灯をお願いします。 ※当日はJAXAとの連携によるイベントも予定しています。詳しくは本紙3月1日号でお知らせします。 ※ライトダウンキャンペーンについて詳しくは、市ホームページの 暮らしの情報 → 環境 をご覧になるか、お問い合わせください。 ※詳しくは、市ホームページの 暮らしの情報 → 環境 → 計画と施策 をご覧になるか、お問い合わせください。 ---------- 3月から 使用済み小型家電の回収を開始します お問い合わせ 資源循環推進課 電話042−769−8245  携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電製品には、金・銅などの有用金属が含まれていることから、国が新たな法律を制定し、リサイクルを進めています。  市では、3月1日から公共施設など市内16か所に回収ボックスを設置し、有用金属のリサイクルを始めます。家庭で不用になった小型家電の回収にご協力をお願いします。 回収できる小型家電(16品目) 電話機 携帯電話・PHS ビデオカメラ デジタルカメラ MDプレーヤー 携帯音楽プレーヤー(フラッシュメモリ型・HDD型) CDプレーヤー テープレコーダー(デッキを除く) ICレコーダー 電子辞書 据え置き型ゲーム機 携帯型ゲーム機 VICSユニット ETC車載ユニット 回収方法  市内16か所に設置する回収ボックスに入れてください。 回収ボックス設置場所 緑区 緑区合同庁舎(3月18日から)、各総合事務所、橋本台リサイクルスクエア、北清掃工場、北部粗大ごみ受入施設、津久井クリーンセンター、ノジマ新城山店(原宿南1−5−1) 中央区 市役所本館、ノジマ相模原本店(横山1−1−1) 南区 南区合同庁舎、新磯野リサイクルスクエア、南清掃工場、南部粗大ごみ受入施設 注意事項 ○長辺が30p未満のもの(30p×15pの投入口に入るもの)に限ります。 ○電池類・メモリーカード類は抜き取り、充電式の小型家電は放電してから出してください。 ○個人情報が含まれる場合は、消去してから出してください。 ○一度回収ボックスへ入れた小型家電は、取り出すことができません。 ※回収ボックスに持ち込みできない場合は、従来どおり「一般ごみ」として、決められた曜日にごみ・資源集積場所に出してください。 ※電気コード類は、週1回の資源の日に金物類として透明か半透明の袋に入れ、ごみ・資源集積場所へ出してください。