広報さがみはら ちゅうおう区版 NO.0030 平成24年(2012年)9月15日号 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 中央区役所総務課 郵便番号252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号 市役所本庁舎内 電話042−769−9802 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/chuoku/ 区の人口・世帯 人口 267,148人(41増) 男 135,324 / 女 131,824 世帯数 114,026世帯(46増) 平成24年8月1日現在 ( )は前月との増減 ---------- いつまでも輝いています  朝夕が涼しくなり、秋の気配が色濃くなってきました。  今回は、「スポーツの秋」、「食の秋」、「文化の秋」にちなんだ各分野で、長い間、はつらつと活躍し、輝き続けている区内在住の3人にお話を伺いました。 スポーツで、生涯現役 石川信夫さん(77歳)  石川信夫さんは、昨年アメリカで開催された第19回世界マスターズ陸上競技選手権「十種競技」75歳代の部で銀メダルに輝きました。  毎朝、寝床で腹筋運動を100回行ってから起床、ラジオ体操、手作りの運動器具を使ったトレーニングや、走り込みなどで体を鍛えています。「毎日、元気に朝を迎えられるのがうれしいです。」そう話す石川さんは、会社勤めのころに2度の大病を経験し、健康の大切さを強く感じています。  ほぼ毎月のように各地で開催されるマスターズ陸上競技の大会に、神奈川マスターズ陸上競技連盟会長として、また、自ら選手として参加する一方、市陸上競技協会主催の小学生陸上教室で市内の小学生約200人の指導にもあたっています。  「次の目標は、3年後にフランスで開催される世界マスターズ陸上で金メダルを取ることです。」と、生涯現役がモットーの「鉄人」は力強く語ってくれました。 食生活改善推進で、地域に貢献 今野朝子さん(84歳)  今野朝子さんは、昭和38年に発足した市食生活改善推進団体わかな会の創設会員のひとりです。「青い野菜を食べていつまでも若々しく」との願いを込めて付けた名前が「わかな(若菜)会」。創設以来、50年近く料理教室の講師などを務め、食生活改善の推進に取り組んでいます。  また、上溝の料理サークル「わかば」の代表も務め、わかな会とともに「高齢者給食サービス」の調理ボランティアを30年以上続け、料理を通じて地域の社会福祉にも貢献しています。  「毎日外に出て忙しくしているから、元気でいられます。皆さんとお話ししたり、ちょっとした言葉を掛け合うことが大事」と話すとおり、地域のさまざまな活動にも精力的に取り組み、ふれあいを大切にしています。  「地域のため、みんなのために活動することが、自分の元気の源になります。」と、目を輝かせていました。 感謝の心で、伝統文化を継承 亀山タケさん(78歳)  江戸時代から上溝に伝わる番田神代神楽は、市の指定無形民俗文化財のひとつです。  番田神代神楽保存会会長の亀山タケさんは、昭和32年に結婚してから、ご主人と共に神代神楽を運営してきました。  現在は、ご主人の遺志を継ぎ、家元を継承するとともに、市民俗芸能保存協会理事としても活動し、市域に伝わる民俗芸能の保存、継承などに努めています。  神社の例祭などで神楽や神前舞を奉納するとき、亀山さん自身は、神代神楽の衣装や楽器の準備、着付けの手伝いなどの役割を担っています。  「演者や奏者をはじめ、多くの人に支えられているから、番田神代神楽を上演できます。本当にありがたいことです。」と、いつも感謝の気持ちを絶やしません。  「一日一日を積み重ねて、これからも番田神代神楽の伝統を守っていきたいです。」と、にこやかに話してくれました。 番田神代神楽 日時 9月17日(祝日) 神前舞 午前10時ごろ 神楽 午後3時ごろ 会場 亀ヶ池八幡宮(中央区上溝1678) お問い合わせ 文化財保護課 電話042−769−8371 ---------- 発信! 地域の元気 ※このコーナーでは、区民によるまちづくりの取り組みを紹介します。 〜グラウンドゴルフで体力づくり、仲間づくり〜 星が丘地区  「ナイスショット!」残暑も厳しい8月28日、星が丘小学校の校庭に大きな声が響き、明るい笑顔があふれました。この日、星が丘地区のグラウンドゴルフ大会が開催され、小学生から高齢者まで約100人が参加しました。  グラウンドゴルフは、専用のクラブとボールを使い、ホールポストへホールインするまでの打数を競うスポーツで、ルールは簡単、幅広い世代で楽しめます。  星が丘地区では、健康の増進やコミュニティーづくりの一助としてグラウンドゴルフに着目し、星が丘地区グラウンドゴルフ普及委員会を設立、地域活性化事業交付金と、星が丘地区社会福祉協議会の協力により、用具一式をそろえました。  今後は、講習会や大会を開催し、地域の交流の輪を広げ、健康で笑顔あふれるまちづくりを進めます。 ※星が丘地区内の人を対象に講習会や大会の開催、用具の貸し出しを行います。 お問い合わせ 星が丘地区自治会連合会事務局 電話042−755−9955 ---------- さがみはら旬の味覚 お月見だんご  旧暦8月15日は中秋の名月といわれ、だんごなど、お月様の好物を供える風習があります。  相模原では、子どもたちが家々を回り、下げたお供えものを集めてみんなで食べる楽しい行事です。 (今年の中秋の名月は9月30日です) 材料(15個分)上新粉200グラム 熱湯200ミリリットル 作り方 @上新粉に熱湯を少しずつ入れ、木じゃくしでよく混ぜる。 A@を手でこね、耳たぶの柔らかさにし、丸める。 B蒸気のあがった蒸し器にぬれ布巾を敷き、だんごを並べて15分位蒸す。 CBを器に盛り、供える。 ※お供えをした後、硬い場合は蒸し直し、みたらしや小豆あんをつけて召し上がれ。 提供 食生活改善推進団体 わかな会 ---------- 次回の区民会議 日時 10月11日(木曜日)午後2時 会場 相模原教育会館(中央区富士見6−6−13) 傍聴席数 10席(抽選)  ※傍聴希望者は、開始10分前までに直接会場へ 議題 審議テーマ等について検討します。 お問い合わせ 中央区役所地域政策課 電話042−769−9801