広報さがみはら No.1236 平成24年(2012年)3月1日号 1面 毎月1日・15日発行 発行 相模原市 郵便番号252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 携帯電話用ホームページ http://mobile.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 編集 総務局渉外部広聴広報課  電話042−769−8200 市の人口・世帯 人口 719,490(301減) 男 361,636人/女 357,854人 世帯 306,972(44増) 2月1日現在()は前月との増減 潤水都市 さがみはら 「潤水都市 さがみはら」は、政令指定都市・相模原の、未来へ向かう合言葉です。 お知らせ 帰宅困難者対策訓練を実施します  首都圏で大規模災害が発生した場合には、鉄道などの公共交通機関が運行を休止し、駅周辺には多くの滞留者が発生することが予測されるため、鉄道事業者や警察をはじめ、周辺の企業、学校などの関係機関と協力し、駅前からの避難誘導や帰宅困難者を受け入れる施設の開設などの訓練を実施します。 日にち 3月12日(月曜日) 時間 午前11時30分〜午後1時30分 会場 橋本駅、県立相原高校 お問い合わせ 危機管理室 電話042−769−8208 今号の主な内容 2、3ページ 平成24年度 施政方針の大要 4ページ 子ども手当の申請は3月30日までに 9ページ 応急手当ての方法が変わります 別冊 ウェルネス通信(保健・介護予防事業案内) ---------- 輝きあふれる夢に向かって  2月22日から開催している市議会3月定例会の冒頭、加山俊夫市長が平成24年度施政方針演説を行いました。  この中で市長は、24年度市政運営に当たって、「地方分権改革の推進」、「災害に強いまちづくり」、「将来を見据えたまちづくり」を重要な視点におき、市政運営に取り組むことを表明しました。 平成24年度 市長施政方針(抜粋) 相模原市長 加山俊夫  東日本大震災から、まもなく一年になろうとしています。  復興に向けた長い道のりは、これからもさまざまな困難が予想され、私たちの大きな試練となっています。今も、多くの皆さまにより、被災地に向けた支援が続けられていることに心から敬意を表します。  同時に、この震災からさまざまな教訓を得て、それを生かしていく必要があります。特に、こうした規模の災害は今後も起こりうるという自覚と危機感を持って、被害を最小限にとどめるための努力と工夫を重ねていかなくてはなりません。  また、原子力発電所の事故により、その収束に向けた取り組みとともに放射線対策などに追われ続けているところですが、それだけではなく、この事故は、エネルギー政策という文明社会の本質にもつながる命題を私たちに突き付けました。  この一年、欧州の経済危機、歴史的な円高など、世界経済の先行きは不透明な情勢が続いております。  国内では、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への参加の是非が議論となりました。このことは、将来のわが国の産業や暮らしにおける大きな分岐点となる可能性があり、さまざまな改革が起こる覚悟を持って、戦略的な視点で協議に臨む必要があります。  また、社会保障・税一体改革の方針が示されましたが、超高齢社会を迎えるわが国が、これからも安心して暮らせる国家であるためには、年金、医療、介護をはじめとする社会保障改革や国の財政再建などの重要な課題を、これ以上、先送りすることは許されない状況にあります。  今、まさに混迷の時代と言っても過言ではありません。  これから、わが国が力強い未来を展望し、再生を果たしていくためには、国に任せるだけではなく、個人や地域でできることを進めるとともに、都市として行うべきことは的確に対応していかなければなりません。  こうした状況を踏まえ、平成24年度は、「輝きあふれる夢に向かって」をテーマといたしまして、 「安全で安心して暮らせるまちづくり」 「夢と希望があふれる次世代をはぐくむ環境づくり」 「にぎわいと活力に満ちた都市づくり」 「身近な暮らしの中から自然と地球を考える社会づくり」 「市民が主役の郷土づくり」 の5つを柱に、市政運営に取り組んでまいります。