広報さがみはら NO.1234 平成24年(2012年)2月1日号 6・7面 ---------- 相模原ごみDE71(でない)大作戦 実施中  私たちは、従来の大量生産・大量廃棄型の社会経済活動により、天然資源の枯渇化や地球温暖化問題など、さまざまな環境問題の深刻化に直面しています。  そこで市では、「相模原ごみDE71(でない)大作戦」に取り組み、平成20年度の市民1人1日あたりの家庭ごみ排出量572グラムからレモン1個分(約100グラム)の家庭ごみを減らし、資源化を進め、二酸化炭素排出量の低減や最終処分場への負担軽減をめざしています。皆さんも日々何気なく捨てている一般ごみを分別してレモン1個分の減量を心掛けましょう。 お問い合わせ 資源循環推進課 電話042−769−8245 ---------- Q なぜ、ごみを減らさなくてはいけないの? A ごみの行き場がなくなる可能性があります 市内の清掃工場では年間約20万トンのごみを焼却 年間ごみ処理にかかる経費は約85億円(平成22年実績) ごみ排出量は着実に減ってきていますが、1人1日あたりの排出目標量の472グラムは達成できていません。 最終処分場 このままだと、あと20年で容量オーバー  50万立方メートルの第2期整備地は平成20年に利用を始めました。年間約1万5,000立方メートル(22年実績)を埋め立てしていますが、今のペースだと約20年後には埋め立てできなくなり、ごみの行き場がなくなってしまいます。新たな最終処分場の確保も容易ではありません。  最終処分場の寿命を延ばすために、さらにごみの減量にご協力ください。  ---------- 始まっています! 市民の手で、ごみ減量〜相武台団地連合自治会の取り組み〜 相武台団地連合自治会 生活環境部長  外処(とどころ)維久子さんにお話を伺いました  相武台団地では住民の交流を図るため、年3回、祭りを行っています。そのときに出る大量のごみを減らそうと、生活環境部員でアイデアを出し合いました。祭り後も継続して、次のような方法(取り組みその1〜4)でごみ減量を住民に呼び掛けています。  さまざまな取り組みを行うことで、「なるべくごみを出さないようにしよう。みんなで自分たちのまちをきれいにしよう」と住民の意識も変化しています。  今、相武台団地の住民以外の心無い不法投棄に悩まされています。今後はその対策に市と一丸になって取り組みたいと思います。 取り組み その1 市の出前講座を活用  市の職員を講師に招き、年に1回以上、住民を対象にした、ごみの出し方講習会を行っています。プラ製容器包装の分別回収が始まった年には、混乱している住民が多かったので、3回ほど講習会を行いました。  講習会には毎回50人以上の参加があり、ごみの出し方で困っていること、疑問に思っていることなど、多くの質問が出ます。 取り組み その2 収集後のごみ・資源集積場所をチェック  収集後の集積場所に残ってしまっているごみを点検し、どのようなルール違反をしているのかなどを分析して、その後の啓発につなげています。 取り組み その3 繰り返しごみの出し方を啓発  ごみや資源の出し方の変更点など、住民への回覧、掲示板を通じて、1回だけではなく繰り返し啓発しています。 取り組み その4 市と連携して、集積場所でのごみ等の出し方の相談などを実施  住民がごみを出す時間帯に、生活環境部員と市の職員が集積場所に立ち、正しく分別されているか、ごみ出しの時間が守られているかなどを確認しました。  集積場所には、分別の方法を説明したパネルを設置し、市の職員が住民の質問、相談に応じました。  「今まで一般ごみに出していたものが、資源として再利用できると知り、理解を深めることができた」「ちょっとした疑問が、その場で解決できて助かった」など、住民からも喜びの声が届きました。  また、集積場所の美化にもつながりました。 市から講師を派遣します  自治会や学校などでごみの減量について講座を行うときには、市の職員がごみの分別方法、課題解決についてお話しします。  申し込みは資源循環推進課へ  ---------- ごみと資源の出し方のルールを守る! テレビ、エアコンなど家電リサイクル法対象製品の処分は適切に  不用になったテレビ、エアコンなどは、製造メーカーによりリサイクルされます。買い替えをする店などに費用を支払い引き渡してください。 対象品目とリサイクル料金の目安 エアコン 2,625円〜3,664円 テレビ 1,785円〜3,795円 冷蔵庫・冷凍庫 3,780円〜5,869円 洗濯機・衣料乾燥機 2,520円〜3,444円 販売店で引き取りができないときの処分方法 ○引き取りが可能な家電販売店等に依頼する  引き取りに伴う費用や、方法などは各店舗にお問い合わせください。  引き取り可能な家電販売店は、市ホームページの くらしの情報 → リサイクルとごみ をご覧になるか、資源循環推進課にお問い合わせください。 ○市に依頼する(市が販売店に代わって、メーカーに引き渡します)  郵便局にある専用の振込取扱票でリサイクル料金(別途、振込手数料が必要)を振り込み、家電リサイクル券を受け取ります。その後、@かAの方法で処分してください。 ※事前にメーカー名(ロゴマーク)、型番、テレビは画面のサイズ、冷蔵庫・冷凍庫は全定格内容積(リットル)を確認し、郵便局へ @戸別収集を希望する場合  粗大ごみ受付事務所へ、収集日を予約してください。 ※収集運搬手数料1品1,500円が必要 粗大ごみ受付事務所 電話042−774−9933 月〜金曜日(祝日、12月29日〜1月3日を除く)午前9時〜午後6時 A粗大ごみ受け入れ施設へ持ち込む場合  家電リサイクル券を直接、「粗大ごみ受入施設」か「津久井クリーンセンター」へ ※運搬手数料1品1,000円が必要 使用済みのボタン電池は、ボタン電池回収協力店へ  腕時計や補聴器などに利用するボタン電池には、微量の水銀が含まれる場合があるため、市では収集していません。電器店などのボタン電池回収協力店に設置されている「ボタン電池回収缶」に入れてください。 セロハンテープで絶縁し、店の人に声をかけてから回収箱へ ボタン電池の種類 名称 酸化銀電池=型式記号 SR 名称 空気電池=型式記号 PR 名称 アルカリボタン電池=型式記号 LR ※リチウムコイン電池(型式記号CRとBR)は水銀を含んでいないため、乾電池として指定の曜日に出せます。一般ごみとは別に透明か半透明の袋に入れ、集積場所の端に出してください。 お願い!使用済みカセットボンベやスプレー缶は穴を開けて資源の日に出してください  穴を開けずにカセットボンベやスプレー缶を出すと、資源回収車の火災や処理施設での爆発など、人命に関わる重大な事故につながる場合があります。穴を開けるときは必ず使い切ってから、火気に注意し、風通しの良い場所で行ってください。使い切れない場合は、商品に表示されているメーカーにお問い合わせください。 店頭でのペットボトル・白色トレイの回収は3月31日で終了します  市内のコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの協力店店頭で市が行っている拠点回収事業は、3月31日で終了します。4月からは週1回の容器包装プラの日に、それぞれ分別して、利用している集積場所へ出してください。  まちづくりセンターなどの公共施設では4月以降も回収を継続します。 ---------- みんなで気軽にリサイクル リサイクルスクエア 2月の催し ○リサイクル家具の展示・提供  粗大ごみとして出された家具をきれいにして、抽選でプレゼントします。 会場 橋本台・新磯野リサイクルスクエア 対象 市内在住の中学生以上の人(1人1点限り) 申し込み 直接、2月18日までに各会場へ ※抽選発表は2月19日(日曜日)午後1時に各会場で行います。 ○おもちゃの病院  ボランティアの「おもちゃドクター」が壊れたおもちゃを修理します。 日にち 2月5日(日曜日) 時間 午前10時〜正午 ※受け付けは11時30分まで 会場 橋本台リサイクルスクエア 費用 無料(1人2点まで。部品代は有料) ※希望者は直接会場へ フリーマーケット出店者募集!  家庭にある不用品を「ごみ」にしないで、必要な人と交換(販売)=リユース(再利用)を実践してみませんか。 日にち 3月18日(日曜日)※雨天中止 時間 午前9時〜午後0時30分 会場 橋本台リサイクルスクエア 対象 市内在住で3月10日の説明会に参加できる人 出店区画サイズ 約2.5メートル×5メートル=38区画(抽選) ※業者の出店、飲食物(缶詰など含む)・生き物・電化製品・大型家具の販売はできません。 費用 1,000円 申し込み 往復はがき(1世帯1枚)に住所、氏名(ふりがな)、電話番号、販売品目、「フリーマーケット出店希望」と書いて、2月15日(必着)までに資源循環推進課(郵便番号252−5277 中央区中央2−11−15)へ ダンボールコンポスト講習会  ピートモス(園芸用土)を使ったダンボールコンポストで、野菜くずなどから堆肥を作ります。 日にち 2月20日(月曜日) 時間 午後2時〜4時 会場 橋本台リサイクルスクエア 定員 24人(申込順) 申し込み 電話で資源循環推進課へ ---------- ごみ収集が一部の地区で民間委託に  平成23年10月から中央区と南区の一部の地区で民間業者による一般ごみの委託収集を開始しました。これに伴い収集時間が変わった地区があります。ごみは今までどおり、当日午前8時30分までに出してください。 新たに委託収集になった地区 中央区=大野北・上溝・田名地区の一部 南区=相模台・東林地区の一部 ---------- ごみの出し方に迷ったら  ごみ・資源の分別の方法をまとめた「家庭ごみ分別事典」を利用してください。 配布場所 資源循環推進課、各区役所区民課・まちづくりセンターなど