広報さがみはら No.1393 平成30年(2018年)9月15日号 3面 ---------- みんなで考えよう 認知症に優しいまちを目指して  認知症は決して人ごとではありません。高齢になるほど発症しやすく、誰にでも起こりうる身近なものです。認知症になっても、住み慣れた場所で自分らしく暮らし続けるためには、周囲の人の理解と協力が欠かせません。自分の身近な人が認知症になってしまったときに、何ができるか、友人や家族と認知症について一緒に考えてみませんか。 認知症とは  脳の細胞が死んだり、働きが悪くなったりすることで、さまざまな障害が起こり、6カ月程度にわたり生活に支障が出ている状態です。認知症の主な種類は、アルツハイマー型、脳血管性などで、働き盛りの年代の人も発症することがあります。また、他の病気で似た症状を起こす場合もあります。 相談窓口 ●各地区の高齢者支援センター  認知症の心配への対応、介護サービスなど、高齢者の身近な相談窓口  ※各高齢者支援センターの連絡先など詳しくは、市ホームページをご覧ください。 ●認知症疾患医療センター 電話042−748−7099  医療についての相談窓口  受付時間 月曜日から金曜日 午前9時30分から午後4時30分 ●かながわ認知症コールセンター 電話0570−0−78674  認知症に伴う介護に関する相談窓口  受付時間 月・水曜日 午前10時から午後8時、土曜日 午前10時から午後4時(年末年始を除く) ●若年性認知症コールセンター 電話0800−100−2707  65歳未満で発症した場合の認知症についての相談  受付時間 月曜日から土曜日 午前10時から午後3時(祝日等、年末年始を除く) 誰もが優しく・自分らしく暮らすために  認知症になると、場所や時間などが分からなくなったり、記憶が抜け落ちてしまったりすることがあります。そんなときに、相手を驚かせたり、混乱させてしまわないよう、配慮して接することが必要です。 認知症の人に出会ったら(一例) ○まずは見守る ○自然な笑顔で、余裕を持って ○声を掛けるときは一人で ○前から声を掛ける ○相手に目線を合わせて優しい口調で ○穏やかに、はっきりと話す ○相手の言葉に耳を傾けて、ゆっくり対応する 知っていますか?「介護マーク」  認知症の人の介護は、見ただけでは介護していることが分かりにくいことがあります。 例えば… ○駅のトイレなどで、介護者が付き添う際、周囲から冷ややかな目で見られてしまう。 ○買い物中、ちょっと目を離したわずかの間にどこかに行ってしまい、探すのに苦労した。  外出先で介護マークを着けている人を見かけたら、温かい見守りやお手伝いをお願いします。 認知症の人をもっと支えるためのイベント・講座 講座 地域で活動したい人向けの講座 認知症の人に優しい上手な聴き方・接し方  認知症の人をサポートする際の基本的な知識や心構えのほか、実際に地域で活動するためのスキルを学びます。 日時 10月11日(木曜日)午前10時から正午 会場 ウェルネスさがみはら 対象 市内在住か在勤・在学で、認知症の人のために地域で活動したい人 定員 50人(申込順) 申し込み 10月3日までに、電話で市コールセンター(電話042−770−7777)へ 認知症の医療とケア 医師による認知症講演会  専門医が認知症の基礎知識や治療、ケアについてのお話や、介護者へのアドバイスを行います。 日時 10月19日(金曜日)午後2時から4時 会場 南保健福祉センター 講師 姜 善貴さん(北里大学大学院医療系研究科医師) 対象 市内在住か在勤・在学の人 定員 100人(申込順) 申し込み 10月14日までに、電話で市コールセンター(電話042−770−7777)へ 病院勤務の医療従事者向け 認知症対応力向上研修  認知症の正しい理解と認知症の人の支援について学びます。 日時 10月23日(火曜日)午後2時から4時 会場 ウェルネスさがみはら 対象 病院に勤務している医療従事者 定員 80人(申込順) 申し込み 9月28日までに、市ホームページに掲載の申込書をファクスで地域包括ケア推進課(ファクス042−769−5708 電話042−769−9249)へ 交流会 認知症カフェ交流会  認知症の人やその家族、市民などが一緒にお茶を飲みながら情報交換する認知症カフェのデモンストレーションと、『認知症カフェ読本』の著者の講演を開催します。 日時 10月7日(日曜日)午後2時から4時30分 会場 けやき会館 講師 矢吹知之さん(認知症介護研究・研修仙台センター研修部長) 対象 認知症カフェで活動している人か、今後活動を考えている人 定員 100人(申込順) 費用 500円(飲み物代含む) 申し込み 10月2日までに、電話か、ファクスに氏名(ふりがな)、電話番号、団体名を書いて、Link・マネジメント(電話042−707−1603 ファクス042−786−6631)へ 若年性認知症講話と本人・家族の語り合い  役立つ情報が得られる講話の後、当事者や家族同士で日頃の悩みなどを話し合います。精神保健福祉士による個別相談も行います。 日時 10月13日(土曜日)午後2時から4時  会場 ウェルネスさがみはら 対象 若年性認知症の人とその家族 申し込み 9月18日から10月5日に、電話で地域包括ケア推進課(電話042−769−9249)へ 9月21日は世界アルツハイマーデー 関連イベント 認知症にやさしい商店街  市内各商店街の協力店で、認知症サポートのシンボルカラーであるオレンジ色のポスターを掲示し、認知症の人を見守るメッセージを発信します。 認知症に関する展示  認知症の基礎知識や主な症状、接し方などを分かりやすく紹介します。 日にち 9月19日(水曜日)から24日(休日)   会場 あじさい会館 問い合わせ 地域包括ケア推進課 電話042−769−9249 ---------- 防げた事故に後悔しないために 9月21日から30日 秋の全国交通安全運動 交通安全標語 安全は 心と時間の ゆとりから 高齢者 模範を示そう 交通マナー ●歩行者は信号や横断禁止場所などのルールを守り、通り慣れた道でも気を緩めずに。 ●自転車を運転する時は、暗くなる前にライトを点灯しましょう。 ●バイクを運転する時は、ヘルメットやプロテクターを正しく着用しましょう。 ●車の運転者は全ての座席でシートベルトやチャイルドシートの正しい着用を忘れずに。 ●わずかな量でもお酒を飲んだら、車を運転するのはやめましょう。 問い合わせ 交通・地域安全課 電話042−769−8229 交通安全教室  自転車の安全な乗り方や交通安全マナーなどを学びます。白バイ展示やミニパト体験乗車なども実施します。 日時 9月17日(祝日)午前10時から正午〈小雨決行〉 会場 児童交通公園(鹿沼公園内) 対象 小学生以下で自転車に乗れる子ども ※未就学児は保護者同伴 定員 80人(先着順) ※希望者は直接会場へ 問い合わせ 相模大野駅西側自転車駐車場 電話042−741−0021 ---------- 市コールセンター Facebookページ「ちょっとおしらせ相模原」 https://www.facebook.com/oshirase.sagamihara コールセンターからちょっとおしらせ 「はやぶさの故郷 潤水都市さがみはらフェスタ2018」は、10月20日(土曜日)、10月21日(日曜日)に開催します。詳しくは本紙10月1日号でお知らせします。