広報さがみはら No.1409 令和元年(2019年)5月15日号 1面 ---------- LINE UP 今号の主な内容 人間ドック・脳ドックの検診料を一部助成します 2 みんなできれいにしよう! 3 ウェルネス通信(子育て・保健・介護予防事業案内)別冊 市の手続き、イベントや施設のお問い合わせに… 相模原市コ-ルセンター 午前8時から午後9時 年中無休 電話 042−770−7777 発行 相模原市 〒252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号  編集 総務局渉外部広聴広報課 電話042−769−8200 ホ-ムペ-ジ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/  携帯端末用 http://mobile.city.sagamihara.kanagawa.jp/ ---------- さがみの風っ子は宇宙科学者になった  「はやぶさ2」の管制チームを統括している津田さんは、小さい頃から市内に住んでいます。子どもの頃のこと、「はやぶさ2」のこと、プロジェクトマネージャの役割などについて聞いてみました。 子どもの頃のこと  3歳頃からずっと相模原市に住んでいて、子どもの頃は、相模原麻溝公園によく遊びに行きました。モノづくりや乗り物が好きな少年でしたが、宇宙に興味を持ったきっかけは、小学校2年生のときにアメリカで見たスペースシャトルの発射台。ドでかい発射台や、ロケット組み立ての現場に圧倒されました。こんな大きなものをどうやって造るの?どれだけ力を合わせてやっているの?と思ったのを覚えています。 「はやぶさ2」のこと  「はやぶさ2」の制御は、高度2万メ-トルを飛んでいる旅客機から、野球場のマウンドめがけてボールを落とすようなもの。旅客機も動いていて、地球も回っているので、大変難しい挑戦です。 チームのこと  「はやぶさ2」のつくりは複雑で、すべてを一人で把握できません。チームワークが重要です。メンバーがベストな力を発揮できるようにするため、チームのコミュニケーションが円滑になるよう心掛けることも僕の仕事です。 「はやぶさ2」のミッションが終わったら?  もっとすごい探査機を造りたい!「はやぶさ2」が成功したとしても、まだ宿題があるはずで、「もっとこんなことができるんじゃないか」とさらに考えて、「はやぶさ2」を超えるミッションに挑戦したいです。 「はやぶさの日」記念 原 晋×川口淳一郎 特別対談  スポ-ツと宇宙科学、分野の垣根を越えた対談です。また、対談の前に川口さんによる30分の講話があります。 日時 6月9日(日曜日)午後7時から9時 会場 杜(もり)のホールはしもと 定員 500人(申込順) 申し込み 5月20日から6月5日に、電話で市コールセンター(電話042−770−7777)へ 原 晋さん(青山学院大学 地球社会共生学部 教授 陸上競技部 監督) 川口淳一郎さん(元はやぶさプロジェクトマネージャ) 「はやぶさ2」今年の4大ミッション 2月22日 小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功 4月5日 人工クレーター形成の実験に成功 5月下旬からクレーターへのタッチダウン(予定) 11月から12月 地球への帰還に向けて、リュウグウを出発(予定) 問い合わせ シティセールス・親善交流課 電話042-707-7045