2008年、2009年のインターハイ連続優勝
近年さまざまなスポーツの分野で、若い才能が現れて話題となっているが、この相模原市にも、注目の高校生アスリートがいることをご存じだろうか。水泳飛び込み競技で活躍する、麻布大学附属渕野辺高校の坂井丞選手だ。2008年、2009年のインターハイ連続優勝、2009年世界水泳ローマ大会の出場など、坂井君がこれまでに残した成績は超高校生級。昨年の東アジア競技大会では10m高飛び込みで3位に入賞を果たす活躍を見せ、世界に通用する逸材との呼び声も高い。
毎日練習。休みは月曜日だけ
制服姿はごく普通の高校生らしい坂井君だが、やはりトップアスリート。聞けばその毎日はかなりハードなものだ。「放課後は毎日4~5時間練習しています。休みは月曜日だけ。土日もほぼ1日中練習ですね」。実は坂井君は、お父さんもお母さんも元飛び込み選手。兄弟たちもこの競技の選手という飛び込み界のサラブレッドなのだ。「小さい頃から両親のコーチする大学や市内のグリーンプールで練習していました。常に自分より年上の人たちに混じって競技に臨んできたことで、いろんな意味で鍛えられたと思います」。年齢より落ち着いた雰囲気は、そのせいかもしれない。「大会でもあまり緊張はしない」という坂井君。その精神面の強さが、本番で力を発揮できる理由の1つなのだろう。
地元の仲間や先生の応援があるから、練習に打ち込める
だがそうはいってもまだ高校生。勉強との両立が大変ではないだろうか?「遠征中は友達がノートを取ってくれていますし、先生も補習などでフォローをしてくれるんです」。地元の仲間や先生の応援があるから、練習に打ち込めるのだという。最近は遠征に出ることも多いが、地元に帰ってくるとやはりほっとするとか。相模大野で生まれ育った坂井君に、地元での一番の思い出を聞くと、「小さい頃に参加した地元のお祭りかな。学校の仲間とみこしを担いだりして楽しかったですね」と話してくれた。相模原市は夏から秋にかけて、あちこちで盛大な祭りが催されてにぎわうまち。坂井君も祭りを毎年楽しみにしている相模っ子の1人だったらしい。
目標は2年先のオリンピック
相模原から世界を目指す坂井君、その今後の目標とは何だろうか。「今は一つひとつの大会で、着実に結果を残していくことが大切。それがその先にある、大きな目標につながっていくと思うんです」。その目は2年先のオリンピックを、しっかりと見据えているようだ。
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