ギャラリースタッフセレクション11 山田 美佳(やまだ みか) -刺繍の世界- 展
ギャラリースタッフセレクションはギャラリースタッフが、注目する若手作家を毎回厳選し紹介していくシリーズ展です。
平成18年1月12日(木曜日)から2月27日(月曜日)まで、午前9時から午後5時まで
展示内容
日本の伝統工芸のひとつである日本刺繍。その歴史は古く、飛鳥時代にまで遡る。今回スポットをあてる作家は、そのような刺繍の伝統を守りつつも、刺繍の新たな可能性について独自の展開をみせている若手刺繍デザイナーである。
女子美術大学短期大学部で工芸デザインを学び、専攻科で刺繍を習得した山田美佳。従来の日本刺繍では考えられない斬新な作品を生み出し、数々の賞を受賞している刺繍界期待の若手作家である。
相模原での展示は今回が初めてであるが、本展では多く方々に刺繍の世界を知っていただく為、「女子美刺繍」と呼ばれる縫方技法も紹介する。
日本の伝統工芸を楽しむとともに、山田美佳の刺繍の世界をぜひご堪能ください。
出品作品
「洋種山牛蒡(1対)」
- 2003年
スウェーデン・ハスクバーナ・バイキング賞 受賞
第62回手工芸美術展覧会 大学の部 文部科学大臣奨励賞 受賞
プロフィール
- 1982年7月
神奈川県相模原市に生まれる - 2001年3月
神奈川県立相模原高等学校卒業 - 2003年
- 3月
女子美術大学短期大学部 デザインコース工芸デザイン系 首席卒業
卒業制作「洋種山牛蒡」 スウェーデン・ハスクバーナ・バイキング賞 受賞 - 4月
女子美術大学短期大学部 専攻科 刺繍コース 入学 - 6月
「洋種山牛蒡」 第62回手工芸美術展覧会 大学の部 文部科学大臣奨励賞 受賞 - 7月
「コーヒーの着物」 第7回全国染織連合会きものデザインコンクール一般の部 京都市産業技術研究所長賞 受賞(着物化される) - 11月
女子美100周年記念 大村文子基金 大村特別賞 受賞
- 3月
- 2004年
- 3月
女子美術大学短期大学部 専攻科 刺繍コース 卒業 - 6月
「海月」 第63回手工芸美術展覧会 一般の部
日本手工芸文化協会会長賞 受賞 - 7月
「ロゴの着物」 第8回全国染織連合会きものデザインコンクール 一般の部 佳作 受賞 - 11月
「苔」 第6回日本刺繍公募作品展 一般の部 優秀賞 受賞
- 3月
- 2005年
- 2月
「刺繍入り布張り箱」の製作販売を始める(貸箱萬屋/吉祥寺) - 4月
「引き潮」 第72回神奈川県展 一般の部 鎌倉市議会議長賞 受賞
「神奈川県美術家協会」の会友に推挙される
「手工芸美術展」の準会員に推挙される - 6月
「涼夏」 第64回手工芸美術展覧会 準会員の部
日本手工芸文化協会委員長賞 受賞 - 8月
「遊泳」 第31回i.m.a展 一般の部 優秀賞(クサカベ賞) 受賞
「国際現代美術家協会」の会友に推挙される
- 2月
作家のコメント
山田 美佳
私が刺繍を始めたきっかけは、学校で日本刺繍の絹の糸に出会い、あまりの美しさに感動したことからです。絹糸での刺繍は、私のそれまでの刺繍に対するイメージを遥かに超えて素晴らしかったのです。
私は、日本刺繍の技術を習得した後、観察した対象そのものの持つ美しさを、ありのままに表現することをテーマに制作しています。衣服の装飾としてではなく、主にパネルや箱などの形態に、様々な素材を使い自由な発想で制作しています。モチーフの特徴をよりいっそう引き出すにはどんな方法があるのかと、自分の作品を通して、刺繍による表現の可能性を広げようと試みています。
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