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伊藤 弘人

伊藤 弘人(いとう こうじん)1916(大正5)年~1988(昭和63)年

  • 日本画家
  • 神奈川県生まれ。
  • 1985(昭和60)年相模原市民文化表彰受賞。
  • 日本美術院特待。

野仏

「野仏」の画像
「野仏」 167×212.5 日本画 1969(昭和44)年制作 第54回院展出品

解説

「野仏」〔のぶつ〕
京都府化野にある念仏寺の石仏を描いたものです。幾重にも重なり合う石仏たちが、静寂と鎮魂の念を伝えています。その中を静かに舞う2匹の蝶。ここに作者の生命に対する思いが込められています。

籠る

籠るの画像
「籠る」 175.5×199.5 日本画 1969(昭和44)年制作

解説

「籠る」〔こもる〕
石仏や古墳を好んで描く作者が、ここでは深い雪に閉ざされた1軒の農家を描いています。深々と降り積もる雪。厳しい自然の中で生活を営む人々。しかし、灯された明りの中に、慎ましくも温かい暮らしを過ごす家族の姿を思い浮かべることができます。ささやかな幸せを願った作者の心情がここに表れています。

洞窟の石仏

「洞窟の石仏」の画像
「洞窟の石仏」 167×198日本画 1976(昭和51)年制作 第61回院展出品

解説

「洞窟の石仏」〔どうくつのせきぶつ〕
大分県臼杵周辺の石仏を巡り歩き、その取材をもとに描いたものといわれています。険しい崖に何段にもわたって掘られた石仏。それぞれの石仏が意味を持ち、歴史を持っています。作者はその一つひとつに語りかけるように、丹念に筆を走らせています。

「明」の画像
「明」 175×221 日本画 1977(昭和52)年制作

解説

「明」〔めい〕
木曽の御岳山を取材し、山麓で出会った石仏を描いたものです。紺青の空に静かにたなびく白い雲。その上に浮かぶ大きな満月。月の中にはうっすらと観音菩薩が姿を現しています。ここには作者の宗教的な観念の世界が描かれています。

「崖」の画像
「崖」 150×195 日本画 1978(昭和53)年制作 第63回院展出品

解説

「崖」〔がけ〕
重くのしかかるような岩の切れ目に並ぶ7体の石仏。岩は歴史を重ねたような重厚な色合いを見せ、その歴史とともに石仏たちも長い間、人知れず佇んでいたのでしょう。これに巡り合った時の作者の慈しむような視線が感じられる作品です。

風化

「風化」の画像
「風化」 165×225(150号) 日本画 1979(昭和54)年制作 第64回院展出品

解説

「風化」〔ふうか〕
風雪にさらされ、長い年月の間にその姿を失いつつある無数の石仏。人々の思いも、時間の経過とともにやがては無に還ることを示唆しているかのようです。

「閑」の画像
「閑」 164×191 日本画 1982(昭和57)年制作 第67回院展出品

解説

「閑」〔かん〕
岩の中にはめ込まれた土色がかった石仏。強い光を浴びることもなく、長い間、ここで人の来るのを待っていたのでしょう。「閑」とはゆっくりと落ち着いて静かなさま。作者はここで長い時間、この石仏と対話をつづけたのでしょうか。

装飾古墳

「装飾古墳」の画像
「装飾古墳」 100×106 日本画 1983(昭和58)年制作 第38回春の院展出品

解説

「装飾古墳」〔そうしょくこふん〕
石室の壁面に赤色顔料によって幾何学的な文様が描かれる装飾古墳。作者はこれが多く存在する九州を訪れ、取材をしたものと思われます。死者を弔う石室の中で、朱に染まる壁面に囲まれ、作者は何を感じとったのでしょうか。

彩(装飾古墳)

「彩(装飾古墳)」の画像
「彩(装飾古墳)」 151.5×212 日本画 1983(昭和58)年制作 第68回院展出品

解説

「彩(装飾古墳)」〔さい(そうしょくこふん)〕
第38回春の院展作品「装飾古墳」と同じ文様が描かれていることから、それを試作品とし、これを本作品としたことがうかがえます。作者がこの色や文様に、大きく心を奪われたことを読み解くことができます。

浄光

「浄光」の画像
「浄光」 175×200 日本画 1985(昭和60)年制作 第70回院展出品

解説

「浄光」〔じょうこう〕
前に立つ地蔵とおぼしき6体の像とそれよりもやや大きな座像。その後ろにまるでそれらを見守るように配された光背を負った大きな釈迦如来。金箔に彩られた画面が、仏の世界を再現したかのような錯覚を生み出します。

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