質問
気道確保の手順について知りたい。(頭部後屈顎先挙上、下顎挙上、回復体位)
回答
医療に関しては必ず近くの医者に聞き、その指示に従って下さい。一般的な知識としての、気道確保の方法は次のとおりです。
- 意識がない場合
- 頭部後屈顎先挙上法(あご先を持ち上げるようにして頭を後ろに反らす方法)や下顎挙上法(あごを上げる方法)による気道確保を行って下さい。
- 異物がある場合
- 指拭法(口の中の物を拭き取ること)や異物除去(食物の塊などを取り除くこと)による気道確保を行って下さい。
頭部後屈顎先挙上(あご先を持ち上げるようにして頭を後ろに反らす方法)
- 意識がなくなると、あご、舌などの筋肉が緩み、舌の付け根が落ち込んで気道が塞がれます。
- あご先を持ち上げるようにして頭を後ろに反らせます。(頭部後屈顎先挙上)
- 片方の手の人差し指、中指をあごの先端に当て、もう一方の手を額に当て、あご先を持ち上げるようにして静かに頭を後ろに反らせます。
下顎挙上(両手、または指であごを引き上げ、軌道を確保する方法)
- 交通事故や転落事故などで頸を強く痛めているときなどは、頭を後ろに反らせると、頸の骨(頸椎)の中にある神経(頸髄)を痛める危険があるので、下顎挙上が使われます。
回復体位(傷病者の頭を後ろに反らせて気道を開け、顔が下面を向くように横向きに寝かせる体位)
- 意識がなくなった傷病者を仰向けの姿勢(仰臥位)にしておくと、嘔吐した場合窒息する危険があるので吐いた物等が自然に流れ出るように回復体位をとらせます。
最終更新日
2010年12月14日
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消防局 警防・救急課
