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麻しん(はしか)

一般的には「はしか」と呼ばれ、麻しんウイルスの感染によっておこります。ヒトからヒトへの空気感染(飛沫核感染)の他に、さらに、患者の咳などを吸い込む飛沫感染や接触感染など様々な感染経路で感染します。感染力が強く、予防接種を受けないと、多くの人がかかる病気ですが、一度かかると強い免疫ができます。麻しんにかかった人は数千人に1人の割合で死亡します。わが国では現在でも年間約50人の子どもがはしかで命を落としています。予防接種率が高い国では麻しんの流行がみられていません。ぜひ予防接種を受けましょう。

  • 季節
    通常春から夏にかけて流行します。また、数年の周期で増減する傾向があります。
  • 好発年齢
    年齢では乳幼児の患者が多く、1歳にピークがあり、約半数が2歳以下です。患者のほとんどは予防接種を受けていないものと考えられます。
  • 潜伏期間
    潜伏期間は約10日から11日です。
  • 症状
    38度程度の発熱やカゼの症状から始まり、2日から3日の発熱が続いたあと、39度以上の高熱とともに発疹が現れます。発疹は耳の後部や首あたりから始まり、その後全身に広がっていきます。重症になると脳炎や肺炎を起こすこともあります。乳幼児がかかりやすい病気ですが、成人もかかることがあり、成人例では重症な経過をとることが多いです。

感染を予防するには

麻しんを予防するためには予防接種を行うことが効果的です。これまでに麻しんワクチンを接種していない人は、接種しておきましょう。また、免疫を持っていない人が麻しん患者と接触した場合、接触した時期がはっきりとしている場合はそれから1日から2日のうちにワクチンを接種すると発病を抑えることができるといわれています。しかし、兄弟などが麻しんと診断された場合は、ワクチン接種では間に合わないことが多いので、ガンマグロブリンの投与によって発症を防いだり、軽症化させたりすることができますが、この予防効果は一時的なものでしかありません。

かかってしまったら

特別な治療法はなく、症状を少し楽にする方法(対症療法)が行われます。麻しんに直接効く薬はないので、肺炎など細菌性の合併症を防ぐためには抗菌薬の投与が必要となります。症状の出始めの頃から発疹後4日から5日まではウイルス排出の可能性があります。免疫のない子どもは患者に接触するとほとんどが感染してしまうので、ほかの子どもとの接触は避けましょう。

学校保健法における取り扱い

学校保健法では「第二種の伝染病」に区分されており、「発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまで出席停止とする。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない(なお合併症の中で最も警戒すべき脳炎は、解熱した後再び高熱をもって発病することがある)。」とされていますので、登校・登園の時期については医師に相談しましょう。登校・登園停止になってしまった場合、相模原市では「治ゆ証明書」が必要となります。

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このページに記載されている情報の担当課

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