猫を飼育している人へ
猫について
猫の祖先は遠い昔、アフリカで暮らしていたヤマネコだといわれています。長い歴史の中で家畜化され、交配を繰り返して現在に至っています。そして、成熟した猫は単独で狩をし、テリトリー(縄張り)をもち、自分以外の猫を寄せつけないようにする習性をもっています。テリトリー(縄張り)を確保するため、尿や爪とぎをして自分の存在を主張しますが、これらはしつけによって十分コントロールすることができます。このことから、犬に比べて、単独で家の中で飼うのに適しているといえますが、スキンシップをしたり、狩りのまねごとで遊んであげたりすることによって、ストレスを解消させることも必要です。
猫を飼うということ
猫はその柔軟で俊敏な体から、非常に自由な行動範囲をもつ動物です。そのため、いったん外に出ると、他人の敷地内でフンや出産をしたり、車に爪あとをつけたり、ゴミや花壇を荒らしたりと、周囲に迷惑をかけてしまうことがあります。また、野外では自由に交配・出産ができるため、不妊去勢手術をしなければ、発情期ごとに子供を産み、繁殖してしまいます。
できるだけ家の中で飼いましょう
野外で飼うことは、非常に大きなリスクを伴います。交通事故はもちろん、ケンカなどによるケガや伝染病の感染、他人の敷地での排泄行為やイタズラなど、人に嫌われてしまう原因になるうえに、猫自身の健康や寿命にも影響します。必要なしつけさえすれば、家の中でのコミュニケーションによってすてきな関係を築くことができます。
周囲の人に迷惑を掛けないようにしましょう
猫のフンやいたずら、繁殖を制限しない多頭飼育などに関して苦情が多数寄せられています。世の中には猫が苦手な人もいるし、許容範囲も人それぞれです。フンについては、自宅内又は飼い主が管理できる場所に猫用トイレを設置し、そこで排泄するようにしつけ、こまめに清掃して清潔に保ちましょう。猫の数についても、住まいやその周辺の環境に見合った頭数を見極めて飼いましょう。
えさの放置はやめましょう
飼い主がわからない猫たちにえさを放置して与えていると、たくさんの猫が集まり、子猫が生まれてしまったり、フンや尿などで周辺の人たちに迷惑をかけ、人にとっても猫にとっても不幸なことになる場合があります。さらに、暖かい季節などには、ハエなどの虫が発生したり、腐敗して悪臭の原因となったり、とても不衛生です。えさを与える場所は、周辺の人たちに迷惑のかからない場所を選び、えさは猫たちが食べきれるだけの量を与え、食べ終えるのを待ってから回収、清掃を行い、常に清潔を心がけましょう。猫にえさを与える場合は、愛情と責任をもって猫たちの世話・管理をすることが大切です。
不妊去勢手術をしましょう
不幸な命が生まれないように、不妊去勢手術をしてください。不妊去勢手術をすることで、メス猫は生殖器系の病気になる確率が減少するといわれています。オス猫は縄張りを主張するために尿を飛ばす行為(スプレー)が減るといわれています。相模原市には不妊去勢手術にかかる費用の一部を助成する制度がありますので、ご利用ください。
飼い猫であることがわかるようにしましょう
猫には登録制度がありません。迷子になった時のため、また、飼い主としての責任をもつためにも、連絡先などを記載した首輪などを装着させることが必要です。
一生涯面倒をみましょう
猫は10年以上生きる動物です。体調をくずしたり、ケガをすることもあります。年をとれば病気にかかりやすくなり、痴呆症状を示すこともあります。かかりやすい病気の中には、予防をすることで未然に防げるものもありますので、健康維持のために、かかりつけの動物病院をつくり、一生涯面倒をみましょう。
その他のご相談
飼えなくなったとき
やむをえない事情で飼えなくなったときは、愛情と責任をもって飼える方を探してください。どうしても見つからなかった場合はご相談ください。
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