理念、方針、施策体系
基本理念
この計画では、本市の次世代育成支援対策のめざす方向性として、次の基本理念を定めました。
「子どもの夢 輝く みんなで育ちあうまち さがみはら」
子どもの輝くまなざしは、わたしたちの心に夢と希望を与えてくれます。子どもはわたしたちの未来であり、明日の社会を拓く「夢」「希望」です。
子どもは、子ども同士や地域社会の中での様々な人との出会いを通して、一人ひとりが自らの“生きる力”を培う主体的な存在です。しかし、子どもが日々輝き、健やかに育まれるには、親やおとなが地域社会の中で安心して暮らし、自分らしく輝いて生きることが大切です。
無限の可能性をもつ子どもの育ちを支えるとともに、親が安心して夢や希望をもって子育てができる「まち」。そして、子どもや子育て家庭を支えることを通してあたたかい絆を育み、新たなる地域社会を創造し続けることができる「まち」。
相模原市では、市民と行政がパートナーシップを築き、子育てを通して子ども、家庭、地域みんなで育ちあう「まち」をめざします。
基本方針
この計画では、基本理念に基づき、「子ども」「家庭」「地域」を視点にした次世代を育むためのしくみづくりを進めるため、次の3つの基本方針を掲げ、総合的に施策を展開していきます。
1. 子どもが自らの夢をふくらませ 育つことを支える 環境づくり
子どもは、子どもとしての存在そのものに価値があります。
子どもは「子どもとしての権利」が守られると同時に、おとなと同様にひとりの人として、また、権利の主体者として尊重されなければなりません。
また、子どもが自らの夢をふくらませ、希望をもって育つためには、子ども自身がもつ「自ら育っていく力」を、子どもの立場に立って育み、伸ばし、支えていく様々なおとなによる見守りが必要です。
この計画では、明日の社会を拓く子どもの幸せを第一に考え、子どもが自分の夢をふくらませ、心身ともに健やかに育つことができるような環境づくりを進めていきます。
2. 子どもを生み育てることに 安心と楽しさを感じられる 暮らしづくり
子どもが生まれること、子どもが育っていくことは、親にとって喜びです。
かつて、子どもは、地縁・血縁といったつながりをもった地域の中で、多世代に渡るおとなや、たくさんの同世代の子どもに囲まれて育っていました。また子育ても、親だけでなく近隣に住む人々の助け合いの中で担われていました。
しかし現在では、核家族化の進行や就労環境の変化などを背景に、親が不安や負担感をかかえて子育てに向き合っている場合が少なくありません。また、思春期の子どもをもつ多くの親は、子どもの揺れ動く気持ちや子どもがだんだん見えなくなる不安を、全身で受け止めています。
そして、子育てに伴うこのような不安感は、これから子育てをする世代にも、広がりを見せています。
この計画では、地域全体で子どもとおとなが共に育ちあい、子どもを生み育てることに安心と楽しさを感じられるような暮らしづくりを進めていきます。
3. 子育て・子育ちのあり方を みんなで育みあうための しくみづくり
子どもが自らの夢をふくらませ、育ち、子育て家庭が安心と喜びをもって子育てに向き合えるようになるためには、子育て・子育ちを家庭や行政だけでなく、地域全体の課題としてとらえ、地域での支え合いをより一層充実させていくことが今、求められています。
その実現のため、行政においては全庁的に施策の推進に取り組むとともに、市民が自らの力でできることについては地域が担っていけるよう、地域コミュニティを育むことが大切です。
そして、すべての子どもにあたたかなまなざしで、その育ちを見守り続けていくためのしくみづくりに、市民と行政が一体となって取り組むことが求められています。
この計画では、市民と行政がパートナーシップを築き、みんなで子育て・子育ちのあり方を考え、育みあうためのしくみづくりを進めていきます。
施策体系図
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