広報さがみはら No.1369 平成29年(2017年)9月15日号 6.7面 ---------- ホントは気になってるでしょ?がん検診  皆さんは、日本人の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が命を落としていることを知っていますか。本市のがん検診でも、平成28年度には延べ261人にがんが見つかりました。  がんを正しく理解すること、定期的に検診を受けることで、早期発見し、がんによって落とす命を減らすことができます。あなたとあなたの大切な人のために、がん検診を受けてください。 がん検診ってどんなことするの? 忙しくて、時間がない もし、がんが見つかったら怖いなぁ そんな不安や疑問に、まるごとお答えします! がんナビ がん検診って何するの? ※市が実施するがん検診について掲載しています。 胃がん 男性がかかりやすいがんの第1位。女性は第3位。早期(1期)に発見、治療した場合の5年生存率は98.1%。なりやすいけど、治しやすいがんです。 胃がん検診  対象者 40歳以上 胃部X線検査  バリウム(造影剤)を飲み、さまざまな角度から胃のレントゲンを撮ります。 胃内視鏡検査  内視鏡を口か鼻から入れて、胃や食道をカメラで観察します。 ※いずれかを選んで検査を行います。 豆知識 飲むバリウムの量は紙コップ1杯程度(120から200ml)です 大腸がん 男女共に、かかりやすいがんの第2位。女性では、がん死亡数の第1位。  本市のがん検診でも、平成28年度には、103人に大腸がんが見つかりました。 大腸がん検診  対象者 40歳以上 便潜血検査  検便で、大腸の中に出血がないかを調べます。便は、自宅で採取します。 豆知識  肉眼では見えない微量の出血でも、発見できます。 乳がん 女性がかかりやすいがんの第1位。11人に1人が乳がんにかかるといわれています。乳がんは30代から増え始め、40代後半から50代前半がピークになることも特徴です。 乳がん検診  対象者 40歳以上(視触診検査のみの場合は、30歳以上) 視触診検査  医師が目視で乳房の状態を確認し、直接手でしこりがないかを調べます。 乳房X線検査(マンモグラフィ)  乳房をプラスチック板で挟み、レントゲンを撮ります。撮影にかかる時間は数分です。 ※乳房X線検査の受診は2年に1回です。 豆知識  乳がん検診に加えて、「月1回のセルフチェック」も習慣にしましょう。セルフチェックの詳しい方法は、市ホームページに掲載しています。 肺がん 男性のがん死亡数の第1位。がん死亡数全体の約24%を占めます。風邪の症状と似ているため、初期の肺がんは検診でなければ見つけることが難しいのが特徴です。 肺がん検診  対象者 40歳以上 胸部X線検査  胸部(肺全体)のレントゲンを撮影します。 喀痰(かくたん)細胞診  専用の容器に痰を取り、痰の中にがん細胞が混ざっていないかを調べます。長期間たばこを多く吸っている人などが対象です。 豆知識 肺がんの原因はたばこだけではありません。 肺がん死亡数のうち、喫煙が原因の割合 男性 70% 女性 20% 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」 子宮頸がん 他のがんに比べて、若い女性がなりやすいがんです。  20代後半から増え始め、30代後半から40代前半にピークになることが特徴です。 子宮がん検診  対象者 20歳以上 視診、内診  医師が子宮や膣(ちつ)に異変がないかを確認します。 頸部細胞診  小さなヘラやブラシ、綿棒などを使い、子宮の入り口(頸(けい)部)を軽くこすり、細胞を採取します。採取にかかる時間は1分から2分程度です。 ※医師の判断により、体部細胞診を実施することがあります。 豆知識 早期に発見すれば、子宮を残した状態で治療できることが多いので、妊娠・出産も可能です。 がん検診あるある情報 「異常を感じたら、検診に行こう」では遅い  多くの「がん」は初期の頃には自覚症状がなく、あったとしても、「最近、少し調子が悪い」と感じるぐらいの軽い症状です。初期のがんは、検診でなければ見つけられないことがほとんどです。  がんは初期の段階で見つけて治療を受けると、治癒する確率が高くなります。 早期のがんを発見できるチャンスは1年から2年の間  例えば、乳がんでは、検査で発見できる一番小さながんの大きさは、だいたい1センチメートルです。  早期がんは、一般的に、がんの大きさが2センチメートルぐらいまでをいいます。そして、1センチメートルのがんが2センチメートルの大きさになるのは、時間にすると1年から2年なので、早期がんを発見できるチャンスは、この期間となります。 支払う金額は、検査費用の一部  市のがん検診では、検査にかかる費用の一部を市が負担しているので、実際にかかる費用よりも安く受けることができます。  また、勤務先の会社などでも、がん検診の補助制度を設けている場合があります。対象年齢や検診内容など詳しくは、それぞれの窓口にお問い合わせください。  がん検診の申し込み方法など詳しくは、市ホームページをご覧になるか、電話で市コールセンター(電話042−770−7777)へお問い合わせください。