広報さがみはら No.1360 平成29年(2017年)5月1日号 7面 ---------- たばこの煙 吸わない人には吸わせない、吸う人にも知ってほしい煙のホント 5月31日は世界禁煙デーです。たばこによる健康被害を考え、受動喫煙を防止しましょう。 問い合わせ 健康増進課 電話042−769−8322 どれくらい知っていますか?たばこの煙 これら全てに有害物質が含まれています 1 主流煙 喫煙者が吸う煙 2 副流煙 たばこの先から出る煙 3 呼出(こしゅつ)煙 喫煙者が吐き出した煙 有害物質は喫煙後、約45分間吐き出されるという研究結果があります ※参考「受動喫煙防止対策に係る技術的留意事項に関する専門家検討会資料」(平成27年 国立保健医療科学院) 4 残留たばこ成分 喫煙者がたばこを吸った後の室内、衣類や髪の毛などに残るたばこの煙の成分 主流煙、副流煙、呼出煙を吸い込むことを受動喫煙といいます。受動喫煙が原因で命を落とす人は1年間に約1万5,000人(交通事故の死亡者数に比べ約4倍)です。 ※参考「がん対策情報センター片野田耕太氏発表」(28年5月 国立がん研究センター) 新しいたばこ(加熱式たばこ、電子たばこ)の煙霧による健康影響は調査研究中です ※有害・発がん物質の軽減といわれている商品もありますが、具体的な健康影響は現段階で不明確で、調査研究が必要とされています。 禁煙するとこんなにいいことがあります ※参考「生活習慣病予防のための健康情報サイト」(厚生労働省) 禁煙開始 20分後 血圧が正常値まで低下 24時間後 心臓発作の可能性が少なくなる 数日後 息切れが減り、歩くのが楽になる 1カ月から9カ月後 せきや喘鳴(ぜんめい)が改善 〈禁煙を続けると…〉 肺機能が改善(1年後) 脳梗塞リスクの低下(2年から4年後) 肺がんリスクの低下(5年から9年後) 非喫煙者のレベルに近づきます 自分や家族のために禁煙を始めてみませんか 実は吸っている人の約3人に1人はやめたいと思っている! ※参考「国民健康・栄養調査」(23年 厚生労働省) お医者さんと一緒に!  医療機関で「禁煙治療プログラム」が受けられます(一定の要件あり)。市内の禁煙治療医療機関については、市ホームページをご覧ください。 薬剤師さんと一緒に!  薬局などで薬剤師さんに相談しながら、禁煙補助剤(ニコチンガム・ニコチンパッチなど)を購入できます。 市の保健師と一緒に!(禁煙チャレンジコース)  個別の状況に合わせた方法で禁煙支援が受けられます。 対象 1カ月以内に禁煙しようと考えている人 申し込み 電話で下記の各問い合わせ先へ 問い合わせ  緑保健センター 電話042−775−8816 緑保健センター津久井担当 電話042−780−1414 中央保健センター 電話042−769−8233 南保健センター 電話042−701−7708 ---------- 市の手続き、イベントや施設のお問い合わせに… 相模原市コールセンター 電話042−770−7777 ファクス042−770−7766 午前8時から午後9時 年中無休 ※おかけ間違いにご注意ください。