広報さがみはら No.1359 平成29年(2017年)4月15日号 4面 ---------- 野生鳥獣に関するお知らせとお願い  野生鳥獣は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護管理法)により、原則として捕獲できません。  動きが活発になる春から秋に、鳥獣を見掛けたときの代表的な対策を紹介します。 野生の鳥たち カラスに注意!  カラスが威嚇・攻撃するときは近くにひながいます。近づかないことが一番ですが、やむを得ず近くを歩くときは帽子や傘で身を守りましょう。 ひなを拾わないで!  巣立ち直後のひなは上手に飛べず、地面に降りることがあります。人がひなの近くにいると親鳥が近寄れません。拾ったりせずにそのままにしてください。もし、猫などに襲われる恐れがある場合は、近くの木の枝先などに止まらせておきましょう。 エサをあげないで!  野鳥は本来、草や樹木の種子・芽など自然のものを食べる生き物です。  野鳥にエサをあげると個体数が過大に増加したり、人を恐れなくなったりするだけでなく、悪臭や衛生・生活環境の悪化などを招く恐れがあります。 野生の獣たち 野生の動物にすみ着かれたら!  野生の動物が屋根裏や軒下にすみ着いた、夜中に動物の足音が聞こえるなど、生活被害を防ぐためには、建物からの追い出しや寄せ付けない対策が必要です。 追い出す方法の例 木酢液やミントなどを設置、煙による殺虫剤を使用 寄せ付けない方法の例 侵入口をふさぐ、生活環境を清潔に保つ その他の動物たち ヘビやカメが自宅にいる!  シマヘビやアオダイショウなどのヘビやミドリガメなども、野生の生き物です。そっとしておけば自然にいなくなりますので、安心してください。 こんなときは 傷ついたり、弱ったりしている動物を見掛けた!  けがをした野生動物は、県自然環境保全センター(厚木市七沢657 電話046−248−0323)で保護しています。 ※市の施設で保護することはできません。 アライグマによる被害で困っている!  市では、特定外来生物であるアライグマの根絶を目指し、積極的に捕獲を実施しています。被害がある場合は、水みどり環境課に連絡してください。 敷地内に野鳥の死体がある!  敷地内の野鳥の死体は、一般ゴミとして収集可能です。ゴミ袋に入れて集積場へ出してください。作業時は素手で触れず、手袋やマスクをして作業し、作業後は死体のあった場所に熱湯をかけてください。  外傷がない猛きん類や水鳥が死亡している場合や、野鳥が同じ場所で大量に死亡している場合は、水みどり環境課に連絡してください。 アライグマは「特定外来生物」です  アライグマは、もともと日本に生息している動物ではなく、ペットとして輸入されたものが逃げ出したり、捨てられたりして野生化しました。現在、人や農林業などに被害を及ぼす動物として「特定外来生物」に指定され、生息数を減らすため市で捕獲しています。 アライグマとタヌキの見分け方 アライグマ 成獣は体長55センチメートル前後で、尾まで含めると約80センチメートルになる 耳のふちとひげが白い 人の手のような5本指の足がある 尾に5本から10本のしま模様がある 生態 ○雑食性で繁殖力が強い ○木登りや泳ぎがうまい など タヌキ 目の周りの黒い毛はつながらない 尾が黒く太い 手足が黒い  タヌキは鳥獣保護管理法により保護されているため、原則として捕獲することはできませんが、被害を受けている人が市の許可を得れば捕獲できます。 このような対策をしても被害に困っている場合 住んでいる地区の担当課へお問い合わせください。 緑区(橋本・大沢地区)、中央区、南区 水みどり環境課 電話042−769−8242 城山・津久井・相模湖・藤野地区 津久井地域環境課 電話042−780−1404 ---------- 市民講座 まなびのライブ塾 会員募集  講師・コーディネーターを養成する研修講座 「まなびのライブ塾」は市民が主体となってつくり上げ、運営も講師も市民が自ら行う市民講座です。 事前説明会 5月10日(水曜日) ※受講希望者は必ず参加してください。 研修講座〈全10回〉 時基本編 5月17日・24日、6月7日・21日、7月5日・12日の水曜日 実践編 8月2日、9月6日、10月4日、11月1日の水曜日  原則午前10時から正午 会場 総合学習センター 対象 これから講師をしてみたい人か、講座の企画・運営をしたい人=15人(申込順) 費用 1,300円 申し込み 5月5日までに、直接か電話で同センター(電話042−756−3443)へ ※内容など詳しくは同センターか各公民館・図書館にあるチラシをご覧ください。 ---------- 学ぶことは、面白い。 さがまちカレッジ 毎日みつける素敵な私 おしゃれは心のサプリメント 日時 5月27日(土曜日)午後2時から4時 会場 なるせ駅前市民センター(町田市南成瀬) 定員 20人(抽選) 費用 1,000円 本格伊勢型紙で金彩箔を使いタペストリーをつくりましょう 日時 6月3日(土曜日)午前10時から午後3時 会場 町田市生涯学習センター(町田市原町田) 対象 高校生以上 定員 15人(抽選) 費用 5,000円(材料費含む) 申し込み 5月8日(必着)までに、各区役所地域振興課・まちづくりセンター(橋本・本庁地域・大野南を除く)・公民館などにある申込用紙をさがまちコンソーシアム事務局(電話042−747−9038)へ ※同コンソーシアムホームページからも申し込めます。