広報さがみはら No.1332 平成28年(2016年)3月1日号 7面 ---------- 4月から介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)が始まります 総合事業とは?  これまで要支援1・2の人に、全国一律の基準で介護予防給付として提供されていた訪問介護(ホームヘルプサービス)と通所介護(デイサービス)は、4月から本市が独自の基準で実施する「総合事業」に移行します。  総合事業へ移行後も、これまでの訪問介護や通所介護などの専門的なサービスは、引き続き利用できます。このほか新たに「短期集中予防サービス」を実施します。さらに、ボランティア、各種団体などによる住民主体サービスなど多様なサービスも順次始まります。  こうしたサービスを利用できるのは、要支援1・2の人と、高齢者支援センターで実施する基本チェックリストの結果により、機能の低下などが確認された人(事業対象者)となります。 ※要介護1から5の人は、今回の制度改正には該当しません。 平成27年度 介護予防給付 訪問介護、通所介護、訪問看護、福祉用具貸与など 訪問看護、福祉用具貸与などは、28年度も引き続き「介護予防給付」となります。 28年度 介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)に移行 4月から実施 現在と同じ訪問介護 現在と同じ通所介護 短期集中予防(訪問・通所)サービス  短期集中予防(訪問・通所)サービスは、高齢者支援センターが実施する基本チェックリストの判定の結果、身体機能等の低下がみられるが、短期間(3カ月)の集中的な支援によって改善が見込まれる人を対象に、訪問か通所型のサービスを実施します。利用者の負担はありません。 順次実施 多様なサービス(28年度中に実施) 現在と同じ訪問介護 サービス内容 身体介護や生活援助などのホームヘルプサービス サービス開始時期 4月 ※現在、訪問介護や通所介護を利用している人は、要支援認定の更新時に手続きが必要です。担当のケアマネジャーか高齢者支援センターに相談してください。 利用者の負担 1割か2割(一定以上所得者) サービス対象 要支援1・2の人、事業対象者(基本チェックリストに該当する人) 相談する窓口 住んでいる地区の高齢者支援センター 現在と同じ通所介護  サービス内容 機能訓練やレクリエーション、送迎などのデイサービス サービス開始時期 4月 ※現在、訪問介護や通所介護を利用している人は、要支援認定の更新時に手続きが必要です。担当のケアマネジャーか高齢者支援センターに相談してください。 利用者の負担 1割か2割(一定以上所得者)、食費等実費分 サービス対象 要支援1・2の人、事業対象者(基本チェックリストに該当する人) 相談する窓口 住んでいる地区の高齢者支援センター ※4月からは、高齢者支援センターなどがサービス計画(ケアプラン)を作成します。 ※これまで65歳、70歳など、5歳ごとの節目年齢の人に基本チェックリストを郵送し、介護予防の必要性を判定していましたが、4月からは高齢者支援センターでの相談や訪問の際に判定します。 問い合わせ 現在と同じ訪問・通所介護について 高齢政策課 電話042−707−7046 短期集中予防サービスについて 高齢者支援課 電話042−769−9249 ---------- いきいき百歳体操始めませんか  いきいき百歳体操は、高齢者の筋力向上を主な目的として考案されました。「重錘(じゅうすい)バンド」という負荷が調整できる重りを手首や足首に巻き、DVDで体操の映像を見ながら、手足をゆっくりとしたペースで動かす体操です。  現在、市内5団体がモデル事業を実施し、参加者からは、「階段の上り下りが楽になった」など、喜びの声が届いています。  市では、この取り組みを広げていくために、希望するグループに対して、DVDなどの貸し出しや専門職の派遣などの支援を行います。この機会に、いきいき百歳体操を始めてみませんか。 実施の条件 1 5人以上のグループで、半数以上が65歳以上 2 週1・2回実施する 3 実施する会場と、映像を映す機材を用意できる 4 まず3カ月試行し、その後自主的に継続できる 支援の内容 1 重錘バンドとDVDの無償貸与 2 体操のポイントを習得するための専門職の派遣(2回) 3 定期的な体力測定 参加者の声 ・歩いて、つまずくことがなくなりました。 ・なかなか取れなかった膝の痛みがなくなりました。 ・一人で続けるのは難しいけれど、みんなでビデオを見ながら取り組むと、楽しく続けられます。 随時受け付けています。気軽にお問い合わせください。 問い合わせ 高齢者支援課 電話042−769−9249