広報さがみはら No.1317 平成27年(2015年)7月15日号 1面 ---------- LINE Up 今号の主な内容 プレミアム付 はやぶさの故郷(ふるさと)さがみはら商品券 2 思い出に残そう 相模原の夏 6・7 ウェルネス通信(保健・介護予防事業案内) 別冊 ---------- 発行/相模原市 郵便番号252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号 編集/総務局渉外部広聴広報課 電話042−769−8200 ホームページ/http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 携帯端末用/http://mobile.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 市の手続き、イベントや施設のお問い合わせに… 相模原市コールセンター 午前8時から午後9時 年中無休 電話042−770−7777 ---------- TOPICS 全米女子オープンゴルフ選手権出場を報告  全米女子オープンゴルフ選手権(現地時間7月9日から12日開催)への出場権を日本人女子史上最年少で獲得した鵜野森中学校3年の山口すず夏選手が、6月24日に加山市長を訪問し、大会に向けた意気込みを報告しました。  山口選手は「自分のベストを尽くせるように頑張ります。トッププロの中で予選突破をめざしたい」と力強く目標を語りました。加山市長からは「物おじしない強いハートが山口選手の持ち味。選手権での活躍を期待します」と祝福し、称讃の楯を贈りました。 ※大会結果は、市ホームページをご覧ください。 問い合わせ スポーツ課 電話042−769−9245 ---------- 終戦・原爆投下から70年 受け継ぎ、つなぐ平和への願い  この夏、終戦・原爆投下から70年の節目を迎えます。現在の平和を未来へつなぎ、そして世界へ広げていくために、戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさについて、あらためて考えてみませんか。  市では「市民平和のつどい」として、平和に関するさまざまな催しを行います。 江成常夫写真展・講演会 母国は遥かに遠く 写真展 日時 7月30日(木曜日)から8月4日(火曜日)午前10時から午後7時 講演会 日時 8月2日(日曜日)午後1時30分 内容 相模原原爆被災者の会による被爆体験講話、江成常夫さんによる講演 ※写真展示会場での講演会です。来場者多数の場合は立ち見となります。 会場 相模原市民ギャラリー ※希望者は直接会場へ 講師からのメッセージ 江成常夫さん(写真家・九州産業大学名誉教授)  日本は、原爆の惨禍をもたらした大戦の過ちを記憶から遠ざけ、奇跡といわれた経済発展をしてきました。ドイツの元大統領ワイツゼッカーは「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」という名言を遺しています。私は1970年代からの約40年間、「過去の過ちを真摯に受け止めることが未来への道しるべになる」と信じ、昭和の15年戦争の下で翻弄された人たちの声なき声を、写真で代弁してきました。  この写真展と講演会では、市に寄贈している写真作品の中から、敗戦の混乱期、旧満洲(中国東北部)に取り残された「日本人戦争孤児」と、「戦争花嫁」と呼ばれ海を渡った日本人女性を撮影した作品を通じ、皆さんと共に、人間相互の和平と幸せについて考えたいと思います。 地球のステージ 日時 9月27日(日曜日)午後2時  会場 サン・エールさがみはら ※申し込み方法など詳しくは、本紙8月1日号などでお知らせします。 講師からのメッセージ 桑山紀彦さん(NPO法人地球のステージ代表理事)  「地球のステージ」は、生演奏と大画面のビデオ映像をシンクロ(同調)させ、語りと写真で世界の国々のたくましさを伝えていくというコンサートステージです。平成8年に公演を始めて、もう19年になります。  最近は年間約200回の公演を続け、現在通算3,200回を超えるほどになっています。頭ではなく、心で感じてもらうステージとして、口コミでここまでやってきました。  平和都市を掲げる相模原市の皆さんにも、きっと納得して感じてもらえるステージになると確信しています。 佐々木祐滋 講演会・ミニライブ 願いを込めた楽曲「INORI」  平和ポスターコンテスト表彰式、相模原市平和大使の広島市派遣報告も行います。 日時 11月8日(日曜日)午後1時30分  会場 あじさい会館 ※申し込み方法など詳しくは、今後本紙などでお知らせします。 講師からのメッセージ 佐々木祐滋さん(NPO法人SADAKO LEGACY副理事長)  私の叔母は広島の平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデル、佐々木禎子です。  戦後・被爆から70年という節目の年を迎え、戦争・被爆体験をした人たちも高齢になった今、最も懸念されるのは「過去の風化」であり、また風化させてはならない最大の理由は「同じ過ちを繰り返さないこと」だと思うのです。  平和を創るのは国や法律ではなく、私たち一人一人の「心」。その「心」を、私は禎子を通じて全国のさまざまな場所で歌を交えて伝えています。  この「市民平和のつどい」でも、参加した皆さんにその「心」が少しでも伝わるよう、禎子の思いを精一杯届けたいと思います。 問い合わせ 渉外課 電話042−769−8207 このほかの「市民平和のつどい」の催しなどは、3ページへ