広報さがみはら No.1273 平成25年(2013年)9月15日号 12面 みどり版 ---------- 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 緑区役所総務課 郵便番号252−5177 相模原市緑区西橋本5−3−21 緑区合同庁舎内 電話042−775−8802 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/midoriku/ 区の人口・世帯 人口 176,597人 (90人減) 男 89.139 / 女87,458 世帯数 72,776世帯 (1世帯増) 平成25年8月1日現在( )は前月との増減 ---------- 新たに芽吹く若い農業  緑区では農業を始める若い人たちが少しずつ増えてきています。家業を継ぐためにサラリーマンから転職した人、野菜づくりに適した土地を求めて市外から移り住んできた人など、始めたきっかけはさまざまです。皆さん自然を相手にする仕事に試行錯誤を繰り返しながらも、地域の農業を担う新しい力となって、頑張っています。  一つ一つ丁寧に収穫されたトマトやキュウリ、ナス、オクラなどの野菜は、区内のお店にも出荷され、喜ばれています。 お父さんと二人三脚で始めた農業  小川 寿さん(城山地区で耕作)  会社員を辞めて、父と一緒に農業を始めたのは3年前です。始めるまでは、作物を病気や虫、鳥、イノシシなどから守ることがこんなに大変だとは思いませんでした。農業は暑い日も寒い日も休めない仕事ですが、苦労が多い分だけ、自分が作った作物を買ってくれている人を見たときの喜びもひとしおです。 夜はストリートダンスの先生 金沢伸行さん(相模湖地区で耕作)  農業を始めてまだ4年目です。周囲の人たちに助けてもらいながら無農薬・無化学肥料の野菜を作っています。畑仕事から取引先との契約まで一人でこなすのは大変ですが、農業だけに限らず、地域の人たちの役に立ちたい、関わりを深めていきたいと思っています。今は仕事が終わった後に、子どもたちにストリートダンスを教えています。 地元の農業協同組合では記念のスコップを贈呈し、農業を始める若者を激励。新たな就農者を、地域全体で温かく見守っています。 ---------- 新鮮な農畜産物がいっぱい! 「あぐりんず つくい」10 月10 日オープン  ファーマーズマーケット「あぐりんずつくい」が、緑区中野にオープンします。新鮮な野菜や果物、卵や乳製品など地域の農畜産物を販売する直売所です。 交通 橋本駅からバス「三ヶ木」行き「相模中野」下車、徒歩2分 問い合わせ 農政課 電話042−769−8239 ---------- 破顔一笑 伝えたいのはあきらめない心 水野孝雄さん  「元気に声出していこう!」。地域の子どもたちにボランティアで剣道を教えて30年、鳥屋剣誠会の水野孝雄さん(緑区鳥屋在住)の大きな声が講堂に響くと、子どもたちの掛け声もひときわ大きくなります。  「子どもたちには、剣道を通して礼節を重んじ、あきらめない心を持った大人になってほしい。試合に勝つことよりもずっと大切なものを伝えたいんです」と話す水野さん。剣道以外のスポーツも好きで、夫婦で中山道の宿場町をたどって歩き続け、5年目の今では岐阜県まで踏破したそうです。  「ボランティアで剣道を教えている他の先生と共に、今後も地域の剣道の輪を広げていきたいと思います」と、元気に竹刀を振る子どもたちをほほ笑みながら見つめます。 次回の区民会議 日時 9月25日(水曜日)午後7時  会場 緑区合同庁舎4階集団指導室(緑区西橋本5ー3ー21)  傍聴席数 20席(抽選)  ※傍聴希望者は午後6時40分〜55分に同庁舎3階会議室3−2Aへ ※緑区区民会議の会議録は、緑区ホームページ、緑区役所行政資料コーナー、緑区内の各まちづくりセンター・出張所・公民館でご覧になれます。 問い合わせ 緑区役所地域政策課 電話042−775−8801