広報さがみはら みなみ区版 NO.0034 平成25年(2013年)1月15日号 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 南区役所総務課 郵便番号252−0377 相模原市南区相模大野5丁目31番1号 市南区合同庁舎内 電話042−749−2134 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/minamiku/ 区の人口・世帯 人口 275,755人(88増) 男 136,855 / 女 138,900 世帯数 122,834世帯(80増) 平成24年12月1日現在 ( )は前月との増減 ---------- 世界を舞台に戦う南区のアスリート  市政の振興や文化の向上などでの功績をたたえる市政功労表彰では、南区からも多くの人たちが表彰されました。  特に、スポーツ競技部門で表彰された南区在住の4人のアスリートは、世界の舞台で頂点に立つなど、今後の活躍にも目が離せません。  今年も各分野で南区ゆかりの人たちの活躍が期待されます。皆さんの応援をお願いします。 水泳飛込 坂井 丞(さかい しょう) 選手(豊町)  高さ3mの飛び板で反動をつけた坂井選手の体は、高く美しい放物線を描いて水面へ。  「多くの人に飛び込みの魅力を知ってもらい、競技を盛り上げていきたい」と話す坂井選手は、谷口台小学校在学中にジュニア部門で全国優勝し、中学生で世界の舞台に立ちました。高校ではインターハイ3連覇を達成。現在は日本体育大学水泳部に在籍し、日本の新エースとして期待が高まっています。  2012年FINAダイビンググランプリ「イタリア大会」で、日本選手として初優勝し、2016年リオデジャネイロオリンピックに向け着実にステップを踏んでいます。 ダブルダッチ 前田 航也(まえだ こうや) 選手(上鶴間本町)  2本の縄を自在に操り、チームメイトと入れ替わりながらパフォーマンスを披露する競技。  2012年ベルギーで行われたダブルダッチコンテストで、前田選手の所属チーム「レグスタイル」が優勝し、そのレベルの高さを証明しました。「この競技ほど『仲間』の大切さを感じるものはない」と語る前田選手は、「特に高校生に、部活等で仲間と本気になって取り組んでほしい」とチームプレーの大切さを強調します。  現在はプロに転向し、子どもたちの指導も行いながら、3月の世界選手権に照準を合わせたトレーニングを行っています。 パワーリフティング 北村 真由美(きたむら まゆみ) 選手(相模大野)  平成10年のかながわゆめ国体でのデモンストレーション出場をきっかけに競技を始めた北村選手。    2012年10月の世界女子パワーリフティング選手権大会(プエルトリコ)では、ベンチプレスで157.5kgをクリアし第3位入賞と同時に世界マスターズ40歳台の世界新記録を更新しました。  所属ジムの淺間成敏代表によると「まだまだ記録は伸びる」と、現在も自身の記録を更新し続けている北村選手は、2013年7月〜8月にコロンビアで行われるワールドゲームズに向けて練習を続けています。 サッカー 岩清水 梓(いわしみず あずさ) 選手(若松)  岩清水選手は、なでしこジャパンの守備の要として活躍し、チームをワールドカップドイツ大会(2011年7月)優勝やロンドンオリンピック(2012年8月)での準優勝に導き、日本中が感動しました。  昨年9月には市役所でロンドンオリンピックでの銀メダル報告会のあと、母校である大沼小学校を凱旋(がいせん)訪問した岩清水選手。全校児童からの祝福を受け、子どもたちとの交流を楽しみました。この時の記念のサイン入りサッカーボールを、南区役所ロビーに展示しています。 ---------- 行ってきました! 南区の社会科見学 Vol.23 南区内の隠れスポット、歴史、人物、産業などを紹介します 八起寄席と唐沢 章さん・時子さん 次回の寄席 グリーンホール八起寄席 日時 1月28日(月)午後6時30分 会場 グリーンホール相模大野多目的ホール 費用 1,800円(高齢者ほか割引あり)  唐沢 章さん・時子さん夫妻は、相模大野の銀座商店街の一角で「焼肉八起(やおき)」を営んでいます。二人とも文化や芸術を愛好し、店内にはさまざまなイベント等のポスターや店のお客さんでもある南区在住の画家上條陽子さんの絵画のほか、来店したお客さんのスナップ写真などが所狭しと飾られていて、とてもにぎやかです。  そして、そんな店内でもひときわ目立つのは、あちこちに貼られた寄席文字のポスターや、落語家の高座での姿を撮影した写真等です。実は店内では、毎月第1月曜日の午後7時から「八起寄席」が開かれています。  「若手の落語家さんが演じる場所がない」という話を聞いた唐沢さん夫妻が、「ではお店でやってもらったら」と、昭和61年に始まったのが「八起寄席」。奇数月に開かれるグリーンホール相模大野での寄席も合わせて、550回を数える相模大野の名物となっています。  「八起寄席」は落語界の「四派」である「落語協会」「落語芸術協会」「円楽一門会」「落語立川流」の噺家(はなしか)さんが持ち回りで出演する珍しい寄席です。また、演者からは、「お客さんとの距離も近く、これが『寄席』の原点」と好評なのだそうです。  二人は、「八起寄席が長く続いているのは、一生懸命勉強している落語家さんを連れて来てくれる四派の幹事さん(柳家喜多八さん、瀧川鯉昇さん、三遊亭喜八楽さん、立川談之助さん)とボランティアの皆さんのおかげ」と話します。  取材の日は、あいにくの雨で寒い夜でしたが、八起寄席では開催に協力しているボランティアの人や一般のお客さんが、若手から真打ちまでそろった落語家の噺を、温かい雰囲気の中で楽しんでいました。お客さんの笑い声に包まれる中、皆さんと一緒に過ごす時間をゆったりと楽しむ章さんと時子さんの笑顔が印象的でした。 お問い合わせ 焼肉八起 南区相模大野6−19−25 電話042−748−2611 ---------- 南区区民会議を開催 日にち 1月23日(水) 時間 午前10時 会場 市南区合同庁舎3階講堂 傍聴席数 40席(抽選) ※傍聴希望者は、午前9時45分までに、直接同庁舎4階会議室2へ お問い合わせ 南区役所地域政策課 電話042−749−2135