広報さがみはら みどり区版 NO.1247 平成24年(2012年)8月15日号 1面 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 緑区役所総務課 郵便番号252−5177 相模原市緑区橋本6丁目2番1号 シティ・プラザはしもと内 電話042−775−8802 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/midoriku/ 区の人口・世帯 人口 177,143人(40減) 男 89,486 / 女 87,657 世帯数 72,184世帯(94増) 平成24年7月1日現在 ( )は前月との増減 ---------- 緑区に残る戦争の跡と記憶  津久井地域の山の上で、少年たちが敵の軍機を見張った監視硝(かんししょう)。  戦中・戦後の学童たちの生活の様子をつづった手記。  終戦の日から67年。緑区に残る戦争の跡と記憶。戦争について、平和の尊さについて、考えてみませんか。  監視硝は、敵軍航空機の飛来を探知・発見し、通報などを行う施設で、15歳前後から徴兵前の少年たちが、24時間態勢で監視をしていました。津久井地域では、青根・中野・相模湖の3か所に設置されました。  青根と中野の監視硝跡へと向かう道は、現在ハイキングコースとして整備されています。 高齢者がつづった 平和への思い  「戦争の史実を記述したものは数多くありますが、老人や女性、子どもたちの生活の様子を記述したものはあまりにも少ない」。  城山地区のメンバーからなる同世代友栄会の代表 柳川靜さんは、戦争の体験を後世に残さなければと思い、緑区内の高齢者を訪ね歩き、手記の原稿をお願いして回りました。会った人は200人に上り、1人につき3、4時間話を聞くことも珍しくありませんでした。何度も足を運び、ようやく完成した、90人の貴重な体験がつづられた手記は、市内の小・中学校などに寄贈されました。  戦争当時を振り返り、「生きることが大変な時代でした」と話す柳川さんは力強く訴えます。「戦争は二度と繰り返してはいけない」「多くの子どもたちに読んでもらい、今日の平和の尊さを知ってもらいたい」。  「戦中戦後を歩いた学童達−記憶をたどる手記−」は図書館や公民館図書室で読むことができます。 ---------- 都市計画基礎調査の実施に伴う現況調査を行います  都市計画法に基づき、市全域の土地の利用状況(宅地、農地等)などの調査をします。今年度は、城山・津久井・相模湖・藤野地区について行います。 調査期間 8月中旬〜10月中旬 調査方法 調査員が道路上から調査を行い、敷地内には入りません。 お問い合わせ 都市計画課 電話042−769−8247 ---------- 学びや行進曲 もっと話したい、もっと聞きたい 作の口小学校  作の口小学校では、子どもたちが「聴きたくなる、話したくなる学習活動」を追究しています。子どもたちはどんな時にもっと話したいと思うのか、どんな時にもっと聴きたいと思うのか、先生たちは真剣になって話し合いました。  「自分の思いや考えを自由に伝えられ、共感や賛辞を得られること」「温かい雰囲気の中で誰でも話し合いに参加できること」そんな授業風景を求めてこれからも頑張ります。 ---------- 破顔一笑 城山夏祭りを笛で盛り上げる  8月27日・28日に行われる城山夏祭りに向け、子どもたちにお囃子(はやし)の笛の指導をしている小室恵子さん(緑区原宿南在住)は、笛を始めて24年。地域の子どもたちをはじめ、これまで30人以上に笛を教えています。  御輿(みこし)の担ぎ手であった父親の影響で、子どものころからお祭りが好きだった小室さん。途絶えていた向原囃子連の立ち上げをきっかけに、お囃子に参加。どうせ習うなら難しそうなものをと笛を志願。習った翌年に笛の希望者が増えたため、自身の笛の練習をする傍ら、人にも教えることに。  「城山地区が好き」「城山地区に恩返しをしたい」。伝統が絶えることなく続くよう、子どもたちへの指導に力が入ります。 ---------- 緑区区ビジョンを策定しました  区民と行政が協働でまちづくりを進めるための指針となる緑区区ビジョンを策定しました。区ビジョンは、緑区ホームページか、各行政資料コーナーなどでご覧になれます。 お問い合わせ 緑区役所地域政策課 電話042−775−8801 本紙7月15日号でお知らせした「緑区みんなで自由研究 お・た・く大賞」の応募期限を平成25年1月21日(月曜日)に変更します。 ---------- 緑区のイベント情報や地域の話題などを、緑区のイメージキャラクター「ミウル」が紹介中! Twitterアカウント「ミウル」 @miuru_midori Facebookページ「ミウル」 http://www.facebook.com/miuru.midori