広報さがみはら ちゅうおう区版 NO.0026 平成24年(2012年)5月15日号 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 中央区役所総務課 郵便番号252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号 市役所本庁舎内 電話042−769−9802 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/chuoku/ 区の人口・世帯 人口 266,739人(298減) 男 135,139 / 女 131,600 世帯数 113,534世帯(102増) 平成24年4月1日現在 ( )は前月との増減 ---------- 新緑の季節に史跡を巡る  淵野辺駅から程近い境川沿いには多くの史跡があり、地域の人によって守られ、伝えられています。このほど、「大野北地区史跡を守る会」の皆さんにより「大野北地区史跡マップ」が発行されました。  風薫る5月、散策を楽しむには絶好の季節です。皆さんも、「史跡マップ」を携え、中央区の歴史散歩に出掛けてみてはいかがでしょう。 @御所之入(ごしょのいり)横穴古墳(上矢部1−13) A御嶽(みたけ)神社(上矢部2−23)  旧上矢部村の鎮守社で、建久年間(1190〜1199)に矢部義兼(よしかね)によって「三嶽社」として勧請され、その後、建武年間(1334〜1338)に「御嶽大権現」として再建されたと伝えられています。 B上矢部の板碑(上矢部3−12) C薬師堂(上矢部4−15) D矢部氏居館土塁跡(上矢部5−1) E弥生式土器発掘の地(上矢部5−20) F淵野辺山王平遺跡(淵野辺本町1−22)  G日枝神社・天野兼三郎頌徳(しょうとく)碑(淵野辺本町1−36) H新田(しんでん)稲荷神社(共和1−11) I淵辺(ふちべ)義博とその居館跡の碑(淵野辺本町3−26)  淵辺義博は、淵野辺村の地頭で足利尊氏の弟直義の家臣。屋敷跡といわれる場所は境川段丘上にあり、旧家天野氏の宅地にかけての一帯で、「碑」は昭和49年に建てられました。 J八王子千人同心旧家(淵野辺本町3−40) K皇武神社(淵野辺本町4−20)  L縁切り榎Mわかれ橋(東淵野辺2−29)  淵辺義博は護良親王(もりよししんのう)の殺害を命じられましたが、これに背き親王を石巻に落ち延びさせるため、妻子と榎(えのき)の下で縁を切り、わかれ橋で別れを告げて旅立ちました。 N龍像寺(りゅうぞうじ)(東淵野辺3−25)  淵辺義博が退治した大蛇が三つに切れて飛び散り、各々葬るため龍頭・龍像・龍尾の三寺が建立されました。その後、三寺は荒廃してしまいましたが、200年余り後、巨海和尚(こかいおしょう)が龍像寺を再建しました。 大野北地区史跡を守る会  老朽化した史跡案内板を掛け替えてほしいとの地域の声に応えるため、有志6人により2年前に結成されました。昨年3月には、20か所の史跡に案内板を設置し、「案内板設置の承諾をいただくため、土地所有者の自宅を1軒1軒訪ねるのは大変でしたが、快諾していただき、地元の皆さんの理解と協力で史跡が守られてきたことを実感しました。」と河本会長。  今年は、案内板を整備した史跡を中心に「大野北地区史跡マップ」を2万部作成し、地区内の小学校・自治会に配布しました。会長は、「このマップをきっかけに、子どもたちや地域の人に、自分の住んでいる町の歴史をもっと知ってもらい、また次の世代へと伝えてほしい」と、笑顔で語ってくれました。 ※この2つの事業は、地域活性化事業交付金を活用しています。 大野北地区史跡MAP  今回、掲載した場所を含め、30か所の史跡を紹介しています。裏面には、史跡に伝わる歴史や特徴を詳しく記載しています。 ※「大野北地区史跡MAP」は、大野北公民館で配布しています。また、中央区ホームページでも、ご覧いただけます。 お問い合わせ 大野北公民館 電話042−755−6601 ---------- 次回の区民会議 日時 5月31日(木曜日)午前10時 会場 けやき会館 傍聴席数 10席(抽選)※傍聴希望者は、9時45分までに直接会場へ 議題 中央区区ビジョンについて 前回の審議内容 シンポジウム等でいただいた区民意見を踏まえ、中央区区ビジョンの答申などについて審議しました。 ※中央区区民会議の会議録は、中央区ホームページ、市役所行政資料コーナー、区内の各まちづくりセンター・公民館でご覧になれます。 お問い合わせ 中央区役所地域政策課 電話042−769−9801 ---------- 5月は自転車マナーアップ強化月間です!  「自転車マナーアップ運動」は、自転車利用者のマナーアップと交通安全意識の高揚のため、県民運動として毎年5月に実施しています。  中央区では、昨年発生した交通事故のうち、自転車に関係する事故の割合が一番高く、1,347件中33.7%にあたる454件となっています。 自転車運転マナーを守り、交通事故のないまちをめざしましょう! お問い合わせ 中央区役所地域政策課 電話042−769−9801 ---------- さがみはら旬の味覚 たくあんの油炒め  おつけ(味噌汁)と、こうこ(漬物)は、相模原の食卓に欠かせないものでした。こうこはたくあんが中心で、正月前に漬けて3月ごろから食べ始めました。5月下旬になると酸っぱくなり味も落ちるので、油で炒めることで、再びおいしく食べられたそうです。 材料(4人分) たくあん:120g しょうゆ:適宜 いりごま(白):小さじ1 サラダ油:小さじ1 ごま油:小さじ1 作り方 @たくあんを薄い半月切りにし、水につけて塩抜きする。(※塩気の抜き具合は、たくあんの状態で調節してください。) Aフライパンにサラダ油を熱し、水気を絞った@を炒め、しょうゆ、ごま油をたらし火を止める。 BAにいりごまを加えて混ぜ合わせたら、出来上がり。 提供 食生活改善推進団体 わかな会