広報さがみはら NO.1237 平成24年(2012年)3月15日号 2面 ---------- いつ起きてもおかしくない地震に備えて 東日本大震災から1年  東日本大震災が発生して1年が過ぎました。平成23年3月11日は、本市でも最大震度5弱を観測し、市民生活に大きな影響を与えました。  市では、東日本大震災の教訓をもとに帰宅困難者対策や被災地の復旧・復興支援などさまざまな取り組みを進めていますが、最近では首都直下地震や東海地震の発生確率が高まったとされ、いつ巨大地震が起きても不思議ではありません。  地震による被害を最小限にとどめるためには、日頃から市民の皆さん一人ひとりが災害に対する備えと心構えをもち、いざというときに、落ち着いた行動をとれるようにすることが必要です。防災対策についてあらためて確認しておきましょう。 大地震発生時は「むやみに移動を開始しない」が基本です  多くの人が一斉に帰宅を始めると、駅周辺や道路が大混雑となり危険です。周囲の安全や交通機関の状況が把握できるまでは無理に帰宅しようとせず、安全な職場などにとどまりましょう。 家族との連絡手段を確保しましょう  お互いの無事が確認できるよう、日頃から家族で「災害用伝言サービス」などの使い方を確認しましょう。 ◆固定電話 災害用伝言ダイヤル「171」 ◆携帯電話 災害用伝言板  防災首都圏ネットの携帯サイト(http://www.9tokenshi-bousai.jp/i/pc/index.html)の 4帰宅困難者対策 → 5家族へ連絡 から、各携帯電話事業者の災害用伝言板サービスのページを利用できます。 ※毎月1日・15日に体験利用できます。家族全員で体験してみましょう。 正しい情報をもとに行動しましょう  うわさ等に惑わされると、正しい判断ができなくなります。市が防災情報を配信する「ひばり放送」や「テレビ神奈川(tvk)データ放送」、「さがみはらメールマガジン」、「エフエムさがみ」などを活用しましょう。 ◆テレビ神奈川(tvk)データ放送 データ放送の表示方法 @tvkの画面からリモコンのdボタンを押します。 Aマイタウン情報 を選択します。 B相模原市の専用ページから、 防災ひばり放送 を選択します。 ◆さがみはらメールマガジン「防災」  ひばり放送の内容や防災情報をメールで入手できます。 携帯電話の登録方法 @市の携帯公式サイト(http://mobile.city.sagamihara.kanagawa.jp/)の メルマガ登録 → 「防災」「安全・安心」メール配信登録に進む をクリックします。 A空メールを送信(送信方法は案内があります)後、返信される登録案内メールで設定します。 ◆ラジオ「エフエムさがみ」 周波数83.9メガヘルツ  「サイマルラジオ」のホームページ(http://www.simulradio.jp/)でも聴くことができます。 家の中の安全対策をしましょう  地震のときに、倒れた家具や割れたガラスなどでけがをしないように対策をしましょう。 ○家具の転倒防止 金具等でしっかり固定しましょう。 ○家具や調度品の配置を考える 家具の転倒、移動でドアや避難ルートがふさがれないようにしましょう。 ○ガラスによるけがを防ぐ 窓や家具のガラスに飛散防止フィルムを貼りましょう。 ○落下物をなくす シャンデリアなど重い照明器具をしっかり固定しましょう。居間や寝室のたんすなどの上にテレビ、ガラスケース、陶器などを置かないようにしましょう。 最低限3日分の備蓄をしましょう  大地震後には、電気、ガス、水道などの供給が途絶することがあります。また、食料品等の入手が困難になる場合もありますので、あらかじめ水、食料、燃料、衛生用品などの備えをしましょう。 避難場所や避難所を確認しましょう  家屋の倒壊や火災の延焼により、避難が必要になることがあります。一時避難場所や広域避難場所、避難所の場所をあらかじめ防災ガイドブックなどで確認しましょう。避難路についても実際に歩いて下見しましょう。 「防災ガイドブック」を配布しています  家族でできる防災対策の確認と、日頃の備えをまとめています。家庭での防災力の向上に活用してください。 配布場所 各行政資料コーナー・区役所区民課・まちづくりセンターなど 被災地復興のため市職員を派遣  市では、被災者の皆さんへの支援と被災自治体の行政支援のため、これまで延べ約500人の職員を派遣してきました。  震災発生直後、宮城県仙台市には行方不明者の捜索、救助活動など緊急消防援助活動の業務に、岩手県大船渡市には避難所での健康相談、感染症発生時の隔離対策、夜勤対応などの保健活動の業務に消防職員や保健師を派遣しました。その後の復旧状況に応じて、大船渡市には支援物資の管理、健康相談、介護支援、災害義援金などの業務に、仙台市、宮城県石巻市、福島県相馬郡飯舘村等には被災家屋調査、下水道被害調査、選挙事務などの業務に、1〜2週間程度の期間で職員を派遣しました。  このほか、大船渡市や石巻市には、復興計画の策定や瓦礫(がれき)撤去契約事務に従事する職員2人を長期派遣しており、平成24年度も防災移転事業など新たなまちづくりに係る事業等を支援するために大船渡市、仙台市、石巻市に合計8人の職員を1年間派遣する予定です。 お問い合わせ 防災について 危機管理室 電話042−769−8208 職員派遣について 職員課 電話042−769−8213 ---------- 市職員を募集 選考区分 医師(公衆衛生) 募集期間 随時募集 募集人数 1人 応募資格 昭和28年4月2日以降に生まれ、医師免許があり、保健事業に必要な公衆衛生知識がある人。ただし、平成16年以降に医師免許を取得した人は、医師法第16条の2に規定する初期臨床研修を修了した人 選考区分 医師(精神保健) 募集期間 随時募集 募集人数 1人 応募資格 昭和28年4月2日以降に生まれ、医師免許があり、精神保健指定医である人 ※合格者は随時採用します。 ※詳しくは、職員課、各まちづくりセンターなどにある受験案内(市ホームページの 相模原市、職員募集。 からダウンロード可)をご覧ください。 申し込み 受験案内に付いている申込書と職務経歴・実績書を郵送で職員課へ 応募状況に応じ随時選考(面接等)を実施し、採用候補者を決定します。採用予定人員に達した場合は申し込みを締め切ります。 お問い合わせ 職員課 電話042−769−8213 ---------- 4月から北消防署相原分署に救急隊を配置  相原分署管内の救急業務は、北消防署、大沢・城山分署の救急車で対応していましたが、4月から相原分署に配置する救急車で対応します。相原地区の救急現場到着時間の一層の短縮をめざすなど、救急体制を強化・充実します。 救急車の適正利用にご協力を  平成23年中に救急搬送された人の半数以上が、緊急性の低い軽症者でした。緊急性が高い人を迅速・的確に救急搬送するため、救急車の適正利用にご協力ください。 お問い合わせ 警防・救急課 電話042−751−9142 ---------- 4月から市の組織が変わります 新設する課 シティセールス推進課 (総務局渉外部に設置)  市の魅力を全国に発信するなど、都市ブランドの構築とシティセールスを総合的に推進します。 名称変更 交通政策課 (都市建設局まちづくり計画部) ※変更前の課名は、都市鉄道・交通政策課です。 お問い合わせ 職員課 電話042−769−8213 ---------- 3月25日開通 圏央道 高尾山インターチェンジ  3月25日(日曜日)午後3時、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「高尾山インターチェンジ(以下IC)」が開通します。引き続き、高尾山IC〜海老名ICの区間の早期開通に向けて工事が進められます。 お問い合わせ 相武国道事務所 電話042−643−2001 ---------- 地上デジタル放送の「小仏城山中継局」が開局  3月30日、新たに「小仏城山中継局」(八王子市裏高尾町)が開局される予定です。受信可能範囲等については、市ホームページの 暮らしの情報 → 地上デジタル放送 をご覧になるか、NHKふれあいセンターにお問い合わせください。 ※アンテナ調整などについては、最寄りの電器店にお問い合わせください。 お問い合わせ NHKふれあいセンター 電話0570−00−3434 受信等の相談は総務省地デジコールセンターへ  2月24日にデジサポ神奈川は閉所しました。今後、地デジに関する相談等については、総務省地デジコールセンターにお問い合わせください。 総務省地デジコールセンター 電話0570−07−0101(IP電話等からは電話03−4334−1111) 午前9時〜午後9時(土・日曜日、祝日は午後6時まで)