広報さがみはら みなみ区版 No.0020 平成23年(2011年)11月15日 毎月15日発行 発行 相模原市 編集 南区役所総務課 〒252−0377 相模原市南区相模大野5−31−1市南区合同庁舎内 電話042−749−2134 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/minamiku/ 区の人口・世帯 人口 275,049人(25増) 世帯数 121,595世帯(54増) 平成23年10月1日現在(概数) ( )は前月との増減  ---------- 市民の手で、ごみの山がオアシスに 〜新磯野2丁目に市民緑地がオープン〜  地域住民の手作りによる「市民緑地」が、9月1日に「もえぎ台小学校」脇に誕生し、子どもたちや地域の憩いの場になっています。  以前、この場所には約20tもの粗大ごみが不法投棄されていましたが、小学校関係者や近隣自治会などと市が協力し、約2年半をかけてごみの片付けと整備を進めて、「新磯野2丁目市民緑地」として生まれ変わりました。  現在、緑地のアダプト契約(街美化アダプト制度)※が、市と新磯野2丁目市民緑地を守る会(近隣3自治会とPTA、学校などで構成)で結ばれていて、同会による除草や清掃等が行われています。  今では、この緑地には鳥や昆虫の姿も見られるようになり、耳を澄ませば、虫たちの鳴き声が聞こえてきます。  散歩や、お出かけの際に訪れてみてはいかがでしょうか。 ※街美化アダプト制度…地域の皆さんが、公園や道路など身近な公共スペースの「里親」になり、愛着を持って清掃するなどの自主的な美化活動を支援する制度。「アダプト」は、英語で「養子縁組をする」という意味。  この緑地の一角には、市民緑地の清掃に関わった人たちが手作りした赤い鳥居があります。この鳥居には「もうごみの不法投棄はさせない」という市民の強い思いと、監視の意味が込められています。 お問い合わせ 水みどり環境課 電話042−769−8242 ---------- コンカツ大作戦 〜ジモトde叶える私の恋〜〈全4回〉  相模大野周辺の公民館等を会場に、事業を通して参加者同士で交流を深めながら、人生のパートナーを探してみませんか。 Step.1 女性のみ 女子編 本音ガールズトーク“結婚っていいものですか”  メイクレッスン、既婚者を囲んで座談会 日時 12月16日(金)午後6時45分〜9時30分 会場 大野南公民館 男性のみ 男子編 花婿学校のカリスマ講師に学ぶ婚活 How to  講義「結婚とは」「異性とのコミュニケーションについて」で学びます。 日時 12月17日(土)午後2時〜4時30分 会場 大野南公民館 Step.2 男女共学 ドキドキTeatime@ラウンジコンフォート  自己紹介やゲームなどをします。 日時 平成24年1月14日(土)午後3時〜5時 会場 グリーンホール相模大野 Step.3 男女共学 コンカツ☆キッチン  夕食作り(ギョウザほか) 日時 24年1月28日(土)午後4時〜7時 会場 大野中公民館 Step.4 男女共学 ウェディングスポットで婚気UP↑  チャペル・衣装見学、フリートークほか 日時 24年2月18日(土)午後6時〜9時 会場 小田急ホテルセンチュリー相模大野(南区相模大野3−8−1)  対象 南区在住か在勤・在学、相模大野駅周辺を利用する25〜35歳の独身の人=男女各20人(抽選) 費用 7,000円(講座内での食事代を含む) 申し込み 総合学習センターホームページ(http://www.sagamihara-kng.ed.jp/)から11月30日までに申し込んでください。 お問い合わせ 総合学習センター 電話042−756−3443 ---------- 保存版 南区ガイドマップができました  南区役所では、区内の地図や南区の魅力の紹介、防災情報、子育て・高齢者の支援事業の紹介、相談窓口の案内などを掲載している「南区ガイドマップ」(改訂版)を作成しました。 配布は11月中旬から  南区民の皆さんには、11月中旬から配布業者が配布します。南区役所区民課・まちづくりセンターでは、主に転入者向けに配布します。 お問い合わせ 南区役所地域政策課 電話042−749−2135 ---------- 行ってきました!南区の社会科見学 Vol.13 南区内の隠れスポット、歴史、人物、産業などを紹介します 南区の文化財(市指定有形文化財) 神社にある仏像 木造 不動明王坐像 下溝八幡宮  意匠、技術ともに優れ、威厳に満ちた憤怒の相を良く表現する江戸時代に作られた不動明王像。  2度の火災等から奇跡的に難を免れ、火の守護神として祀られています。  寄せ木造り 高さ38p 木造 不動明王坐像 磯部八幡宮  江戸時代に作られた装飾的な意匠や技術に優れた不動明王像。  養蚕、厄よけ、火難よけの信仰を集めています。  寄せ木造り 高さ57.5p  これらの像は江戸時代の神仏混淆(こんこう)※が色濃く残っている例の1つです。江戸時代には寺院が管理する寺院持ちの神社が数多くありました。明治時代に入り神仏判然令が出されると、神社と寺院は分離し、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)※の影響により廃寺となる寺院がありました。  下溝八幡宮(南区下溝1479)と磯部八幡宮(南区磯部1388)の境内には、廃寺となった寺の本尊であった不動明王を祀(まつ)るお堂が建ち、今日に神仏混淆の名残を伝え、両像とも平成13年に市指定有形文化財(彫刻)に指定されています。   毎年1月の初不動(はつふどう)の日に公開。 ※神仏混淆…日本古来の神と外来宗教である仏教とを結びつけた信仰 ※廃仏毀釈…明治初年の仏教排撃運動 参考文献:「相模原市史 民俗編」「相模原の文化財」 お問い合わせ 文化財保護課 電話042−769−8371