広報さがみはら No.1380 平成30年(2018年)3月1日号 6面 ---------- 住宅用火災警報器 そろそろ10年? 定期的に点検しましょう。  住宅用火災警報器の新築住宅に対する設置義務化から10年が経過し、既存の住宅についても平成23年から設置が義務付けられています。  昨年、市内では144件の火災が発生し、10人が亡くなり、24人が負傷しました。火災が発生した住宅では、住宅用火災警報器が設置されていない割合が高い傾向にあります。  万が一の火災に備えて、住宅用火災警報器の設置はもちろん、定期的に点検も行いましょう。 問い合わせ 予防課 電話042−751−9117 自分で点検する必要がある住宅 戸建て・アパート・共同住宅 ※自動火災報知設備などが設置されている場合を除く ポイント1 定期的な点検と掃除が重要  メーカーや機種により点検方法が異なりますが、ブザーが鳴らない、ランプが点灯しないなどの不具合が分かるようになっています。また、ひもを引く、ボタンを押すなど定期的な作動点検を行い、半年に1回程度は掃除機などでほこりを取るようにしましょう。 不具合を確認したら… ポイント2 電池や本体の交換はお早めに  不具合を確認したら、電池の交換や買い替えが必要です。  メーカーや機種により電池の交換ができないものもあります。  住宅用火災警報器は、防災用品取扱店、家電量販店、ホームセンターなどで取り扱っています。 ポイント3 連動型でさらに安心  連動型は火災を感知すると寝室や台所、階段など別の場所に設置された警報器も連動して警報を発するので、火災をより早期に発見することができます。 付けててよかった!住宅用火災警報器 ケース1  鍋を火にかけたまま来客の応対。しばらくすると、鍋の中身が焦げ、煙を感知した住宅用火災警報器が鳴ったため、火災にならなかった。 ケース2  座布団にたばこの火が落ちたことに気付かず就寝。住宅用火災警報器の音で目覚めて消火できた。 住宅火災 命を守るポイント ●寝たばこは、絶対にしない ●ストーブは、燃えやすいものから離して使用する ●ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す ●建物の周囲に古新聞などの燃えやすいものを置かない ●万が一の火災に備え、消火器を設置する