広報さがみはら No.1428 令和2年(2019年)3月1日号 1面 ---------- LINE UP 今号の主な内容 新型コロナウイルス感染症について 2 令和2年度の市政運営の基本的な考え方について 2 市の防災無線 ひばり放送が聞こえなかった時の確認方法 3 発見!サガミズーム このまちがスキ 16 市の手続き、イベントや施設のお問い合わせに… 相模原市コールセンター 午前8時から午後9時 年中無休 電話042−770−7777 相模原市はSDGsを推進します 発行 相模原市 郵便番号252−5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号 編集 総務局渉外部広聴広報課 電話042−769−8200 ホームページ http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/  携帯端末用 http://mobile.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 市の人口・世帯 人口 722,552人(244減) 男 361,275人 女 361,277人 世帯 327,733世帯(221増) 令和2年2月1日現在。( )は前月との増減 ---------- 東京2020大会 ブラジル・カナダ応援隊! 相模原市がホストタウンとなった2国のプチ情報を毎月1日号で市長が紹介します。 両国の庶民的な料理をご紹介します  ブラジルの家庭料理で、豆、豚肉、牛肉などを煮込み、塩で味を調えて作る「フェイジョアーダ」。地域によってさまざまな味付けや具材があるようです。  「プーティン」は、国土の広いカナダのどの地域でも食べられている人気B級グルメです。フライドポテトにチーズの粒とグレイビーソースをトッピングして、フォークを使って食べます。 問い合わせ オリンピック・パラリンピック推進課 電話042−851−3248 ---------- コロナウイルスの影響により、市収蔵美術品展は中止になりました。その他のイベントの開催状況など詳しくは、ホームページをご確認ください。 市収蔵美術品展 さがみはらの文化を支えた日本画家  相模原市民ギャラリ−で開催する展覧会に合わせ、本市の文化振興に影響を与えた日本画家たちを紹介します。この機会に日本画の魅力と、相模原の日本画家たちの活躍をお楽しみください。 問い合わせ 相模原市民ギャラリ− 電話042−776−1262 日本画の巨匠 岩橋英遠(いわはしえいえん) 1903-1999 北海道出身  岩橋さんは少年時代を大自然の中で過ごしますが、20歳の時に画家を目指して上京。故郷とはかけ離れた環境に身を置きます。しかし、まったく絵は売れず、苦労を重ねる中で、31歳で入選した展覧会をきっかけに画家としての頭角を現します。その後、東京藝術大学の教授になり、さらには文化勲章や、本市の市民文化表彰を受けた最初の一人となるなど目覚ましい活躍を重ね、日本画の大家への道を進みました。 岩橋英遠さんが描いた大屏風 『砂丘』(昭和24年)  全8扇(せん)(面)でできた左右一対の大屏風です。左の4扇に牛、右の4扇に馬が描かれています。制作当時は牛の絵しか発表されず、馬の絵は自宅の画室に保管されたまま幻の作品となっていました。数頭の牛・馬が重なり合い、錯覚を起こすような不思議さにとらわれる作品です。今回は「牛」と「馬」を並べて展示します。 画家仲間がつないだ相模原との縁  都内に住んでいた岩橋さんは、晩年は静かに自然の中で暮らしたいと考えていました。これを聞きつけた画家仲間や相模原の文化人たちは、本市への転居を猛烈にアピール。その熱に押されてか、岩橋さんは60歳を超えてから、雑木林に囲まれた南区の一角に住居兼画室を設け、逝去されるまでの30年間を過ごしました。 相模原を彩る緞帳画  市民会館やグリーンホールの緞帳(どんちょう)画をご覧になったことはありますか。どちらも富士山や丹沢を背景に、数羽の鶴が優雅に羽ばたく姿が描かれています。ともにホールの開館に合わせて、岩橋さんが原画を描いたものです。 相模原の日本画家について詳しくは8・9面へ