広報さがみはら No.1443 令和2年(2020年)10月15日号 2面 ---------- 旬の情報をお届け!HOT info さがみはら ---------- CHECK! イベントなどの開催状況は随時ご確認を 新型コロナウイルスの影響に配慮し、市が主催するイベントや説明会など、中止や延期となる場合があります。各種イベントなどの開催状況は、市ホームページで随時お知らせしています。 イベントなどに参加するときはマスクの着用を ---------- 令和元年度 本市の決算を公表  一般会計の概要をお知らせします。歳入・歳出の決算規模は過去最大となりました。 歳入 3,053億1,125万円 市税 1,310億9,830万円(42.9%) 国・県からの補助金など 755億4,527万円(24.8%) 譲与税・交付税など 395億3,539万円(13.0%) 繰入金 58億9,086万円(1.9%) 繰越金 46億1,710万円(1.5%) 市債 272億2,840万円(8.9%) その他(使用料など) 213億9,593万円(7.0%) POINT ・【全体】前年度から約102億円の増額 ・【市税】9年連続の増収 歳出 2,956億3,658万円 総務費 市民活動支援など 237億5,647万円(8.0%) 民生費 福祉・医療など 1,222億2,255万円(41.3%) 衛生費 保健・清掃など 252億2,005万円(8.5%) 商工費 産業・観光振興など 115億8,966万円(3.9%) 土木費 道路・公園の整備など 261億5,252万円(8.9%) 消防費 消防や救急活動 78億9,111万円(2.7%) 教育費 学校教育・生涯学習など 489億5,634万円(16.6%) 公債費 市債の返済 258億1,045万円(8.7%) その他 災害復旧費、議会費など 40億3,743万円(1.4%) POINT ・【全体】前年度から約94億円の増額 ・【全体】「新・相模原市総合計画」の5つの基本目標に沿った施策を実施  〇「誰もが安全でいきいきと暮らせる安心・福祉都市」   〇「学びあい 人と地域をはぐくむ教育・文化都市」   〇「やすらぎと潤いがあふれる環境共生都市」   〇「活力にあふれ多様な交流が生まれる広域交流拠点都市」   〇「市民とともに創る自立分権都市」 ・【災害復旧費】令和元年東日本台風への対応など、約12億円増額 ・【民生費】子育て支援や福祉、医療に約53億円増額 市債(借金) 元年度末現在の市債残高 2,817億6,987万円  市民1人当たり 39万127円 ※72万2,252人(2年4月1日時点の人口)から算出 POINT ・【全体】市債残高は前年度から約59億円の増額 ・【全体】市民1人当たりの市債残高は、他の政令指定都市と比べて低い状況が続く 国民健康保険の厳しい財政状況  国民健康保険事業特別会計では、県への納付金などの歳出を保険税などの歳入で賄うことが原則ですが、元年度決算では、福祉・教育・道路整備などの行政サービスのために使う一般会計から決算補填(ほてん)などのために10億円を繰り入れました。国民健康保険の財政健全化に向けた取り組みを、引き続き実施します。 問い合わせ 市国民健康保険コールセンター 電話042-707-8111 基金(貯金)  計画的な財政運営や将来に向けて必要となる特定の事業を行うために、家計での貯金に相当する基金を設置しています。 元年度末の基金残高 312億9,711万円 財政調整基金(年度間の財源の不均衡を調整する資金) 67億9,604万円 減債基金(市債を計画的に返済する資金) 172億8,081万円 その他特定目的基金(将来の特定の目的のために財産を維持する資金、ふるさと納税や寄付金もこの基金の一部に) 72億2,026万円(災害救助基金 4億8,865万円、公共施設保全等基金 4億326万円) 財政調整基金残高の推移 財政調整基金の残高は、元年度末時点で、ピーク時だった平成25年度の約50%まで減少しており、臨時の財政需要などに対応する余裕が乏しい状況です。 財政調整基金年度末残高の推移(普通会計) H25年度 132.6億円 H28年度 69.3億円 H29年度 62.4億円 H30年度 73.4億円 R1年度 68.0億円(H25年度から約50%減) 財政調整基金とは 税収が減少したときや、突発的に多額の需要が発生したときなどに、サービスの水準を一定に保つため取り崩して用いるなど、年度間の財源調整を目的とした基金です。 各年度の決算剰余金の一部などを積み立てており、積み立て後に残った額は、翌年度の予算の財源として活用しています。 POINT ・前年度から約45億円の増額 ・災害救助を迅速かつ円滑に実施できるよう、その費用の財源に充てるための災害救助基金を新たに設置(平成31年4月) 決算について詳しくは、各行政資料コーナーや市ホームページで公開しています。 問い合わせ 財政課 電話042-769-8216 ---------- 妊娠中の人に給付金を支給 3月31日水曜日まで妊婦特別給付金の対象期間を延長   不安を抱えながら生活している妊娠中の皆さんが、安心して出産ができるように支給している妊婦特別給付金の対象期間・申請期限を令和3年3月31日まで延長しました。 給付金の利用用途 〇妊婦健診受診時のタクシー利用 〇家事援助サービス など 支給額 3万円 対象期間 2年4月7日から3年3月31日 ※妊娠期間中に申請できなかった場合は、出産後の申請が可能 対象 次の全てに該当する人 〇本市の住民基本台帳に登録されていて、実際に本市に居住している 〇2年4月7日以降に妊娠か出産していることが確認できる 〇申請日の時点で妊娠届出書を提出している ※里帰り出産など一時的に市外で生活している人も支給対象となります。 申し込み 3年3月31日(必着)までに、市ホームページにある申請書と必要書類を郵送で、こども家庭課へ ※対象や必要書類など詳しくは、市ホームページをご覧いただくか、お問い合わせください。 問い合わせ 新型コロナ暮らし・経済支援ダイヤル 電話042-851-3193 ---------- 9月定例会議を開催 39議案を認定・可決・同意  8月26日から10月2日に開かれた定例会議では、令和元年度相模原市一般会計歳入歳出決算、令和2年度相模原市一般会計補正予算、条例など39議案が審議され、全て認定・可決・同意されました。  政令市初の「さがみはら気候非常事態宣言」についても審議・可決されました(詳しくは5面へ) 問い合わせ 総務法制課 電話042-769-9260