広報さがみはら No.1454 令和3年(2021年)4月1日号 16面 ---------- 始めよう SDGsアクション! 行動の10年  SDGs(エスディージーズ)とは、2015年の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標。世界中の誰もが幸せに暮らし続けるための17のゴールが設定されていて、これからの10年は目標達成に向けた「行動の10年」とされています。 今回は、身近な「食品ロス」で考えてみよう 「食べきれなかったハンバーガー、もったいないけど捨てちゃえ。「1個」くらいならまた買えばいいよね」と思ってしまうことはありませんか?  ハンバーガー1個には、パンの原料となる小麦を育てる水、牛が飲む水、牛が食べるための穀物を育てるための水など、500㎖ペットボトル約2万本分の水が使われています。  また、さまざまな過程(生産、輸送、調理など)でエネルギーを消費し、CO2が排出されており、廃棄した食品を清掃工場で焼却処分すると、さらにCO2が発生することになります。  つまり、ハンバーガー1個の問題ではないのです。 SDGsアクションで大切なこと Think globally(世界規模で考えて)  世界では毎日約360万トンもの食べられる食料が廃棄されている一方で、約6億9千万人の人々が飢餓に苦しんでいます。  さらに過剰なCO2の排出によって地球温暖化が進み、大型台風の発生や集中豪雨、森林火災など、さまざまな自然災害が起こっています。 Act locally!(身近なことから行動する) ・買い物でも外食でも「食べられる量だけ」を心掛ける ・すぐに食べるものは賞味期限の短いものを選ぶ ・すぐに食べないものは冷凍するなど適切に保存する 該当するSDGs17のゴール 2 飢餓をゼロに 6 安全な水とトイレを世界中に 12 つくる責任つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 身近な行動が4つのSDGsのゴールにつながりますね。 随時募集 さがみはらSDGsパートナーになりませんか  SDGsをきっかけに連携を深め、豊かな自然環境とにぎわいのあるまちを次世代につないでいくために取り組みませんか。3月23日時点で、213者が登録しています。 対象 本市のSDGsの推進に協力可能な企業、個人事業者、NPO、団体、教育機関など 応募要項など詳しくは、市ホームページにある「さがみはらSDGsパートナー募集要項」をご覧ください。 小・中学校に貸し出し中!SDGsを楽しく学べるカードゲームを作りました  市オリジナルのSDGs学習カードゲーム「相模原市版Get The Point」を作成しました。市内の小・中学校などに貸し出し、子どもたちがSDGsを楽しみながら学べるようにしています。 相模原市は「SDGs未来都市」に選定されています SDGsに関する特設サイト「SDGs one by one」もぜひご覧ください 問い合わせ SDGs推進室 電話042-769-9224 ---------- 相模原市よくある質問解決アプリ「おしえて!ナナちゃん」 市の手続きやイベントなど、市によく寄せられる質問とその回答を検索できます マイ広報さがみはら 広報紙の内容がスマホで読めます