広報さがみはら No.1465 令和3年(2021年)9月15日号 2面 ---------- 東京2020オリンピック・パラリンピックを振り返る  コロナ禍での開催ということもあり、大会の盛り上がりを間近で感じる機会は少なくなってしまいましたが、東京2020大会を通じて、他国との交流や市ゆかりの選手の活躍が見られました。  本市に関係する主な出来事を写真で振り返ります。 問い合わせ オリンピック・パラリンピック推進課 電話042−851−3248 掲載写真の説明 1 ブラジル代表女子バレーボールチームの練習風景。最終調整は選手村へ移動するギリギリまで続いた 2 公道での聖火リレーの代わりに、トーチキスで聖火をつないだ 3 小倉橋からの上り坂をものともせずに疾走する選手たち 4 小倉橋付近で選手を出迎えた巨大横断幕。大会後も年内は掲出 5 事前キャンプ中のカナダ代表ボートチーム選手たちとオンラインで交流した夢の丘小学校の子どもたち 6 桂北小学校と北相中学校の子どもたちがカナダ代表ボートチームの練習を見学 オリンピック・パラリンピック聖火 公道でのオリンピック聖火リレーが中止となり、橋本公園で点火セレモニーが実施されました。また、パラリンピック聖火フェスティバルの採火では、さがみはら津久井産材で作ったスウェーデントーチを使用(写真下、中央)。県の集火・出立式へ本市の火を送り出しました。 〇本市ゆかりの聖火ランナー・月崎竜童さん(JAXA宇宙科学研究所)が聖火皿へ点火。県内2日目のセレモニーを締めくくりました 〇パラリンピックの採火式はあいにくの大雨で中止に。当日は市職員が採火しました 事前キャンプ(ブラジル・カナダ) さがみはらグリーンプールや相模原ギオンアリーナなど、私たちの身近な施設で大会に向けた最終調整が行われ、本市で受け入れた全競技でメダル獲得の快挙となりました。また、オンラインを活用するなど、コロナ禍でもできる限りの交流が行われました。 〇カナダ代表ボートチームが県立相模湖漕艇(そうてい)場で練習に励みました 〇市内の子どもたちが作成した応援フラッグにブラジル代表選手たちも感激していました カナダ事前キャンプボランティア 藤林アレックスさんのコメント カナダの代表選手と一緒に過ごした2週間はとても貴重な経験の連続で、素晴らしい毎日でした。活動を通して、オリンピアンになることの大変さや国を代表することの重みを知ることができました。 市でキャンプを行ったカナダチームの成績 ボート 金メダル 女子エイト 銅メダル 女子ペア 市でキャンプを行ったブラジルチームの成績 金メダル カヌー スプリント 男子カナディアンシングル1000m 銀メダル 女子バレーボール 銅メダル 競泳 男子50m自由形 銅メダル 競泳 男子200m自由形 自転車ロードレース 世界のトップ選手たちが相模原の街並みを疾走!見慣れた風景が歴史の大舞台の一幕となった2日間でした。 〇自転車ロードレース競技のコース沿道では、多くの市民がボランティアとして活躍しました 〇市内の街並みを猛スピードで走り抜ける選手たち。「いつもの道」が「オリンピックの舞台」に変わった瞬間でした 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(本市から派遣) 菊地原 学ディレクターのコメント 台風による道志みちの斜面の崩落や、コロナ禍でオリンピック開催自体が危ぶまれる中、大会当日まで、選手たちが安全に安心して競技に臨めるコースづくりに励んだ毎日でした。当日の2日間は天候に恵まれ、市内30kmのコースを事故なく選手たちを通過させることができ、ほっとしています。 市ゆかりの選手 コロナ禍にも負けず大会に挑んだ選手たち。どの競技も全力で戦う勇姿が見られました。 選手の活躍を紹介! 柔道競技 男子60kg級 金メダル 高藤直寿 選手 (東海大学付属相模高等学校・同中等部卒業) 野球競技 金メダル 吉田正尚 選手 (青山学院大学硬式野球部出身) 陸上競技女子マラソン(視覚障害T12) 金メダル 道下美里 選手(本市職員が伴走) 柔道競技 女子48kg級 銀メダル 渡名喜風南 選手 (緑区出身、相原小・中学校卒業) 柔道競技 混合団体 銀メダル 同競技 女子57kg級 銅メダル 芳田 司 選手(相原中学校卒業) 柔道競技 混合団体 銀メダル 田代未来 選手(相原中学校卒業) 体操競技 女子種目別ゆか 銅メダル 同競技 女子団体・女子個人総合 5位入賞 村上茉愛 選手(本市出身) 水泳競技 飛込・男子シンクロナイズド ダイビング3m飛板飛込 5位入賞 坂井 丞 選手(南区出身・中央区在住) 5人制サッカー競技(ブラインドサッカー)5位入賞 佐藤大介 選手(南区在住) オリンピック・パラリンピックレガシー 大会の開催を経て、本市で受け継がれていくものがあります。 レガシーの例 大会ゆかりの地に記念碑を設置 ツアー・オブ・ジャパンの開催 毎年5月に世界のトップサイクリストが参戦 選手村で利用された、さがみはら津久井産材の活用 など