広報さがみはら No.1469 令和3年(2021年)11月15日号 2面 ---------- 誰かに話したり手伝ってもらったりしていいんですよ 子どもの虐待につながる前に あなたを助けたい人がいます 子どもを育てることはとても大変なこと。周りの支援を受けることも必要です。困ったり悩んだりしたときは、まずは子育て支援センターに相談してください。 まずは子育て支援センターに連絡を 母子健康手帳の交付などの手続きだけじゃない 子どもと家庭に関する、なんでも窓口 各子育て支援センターでは、電話か来所で幅広く相談を受け付けています。子育ての悩みを聞いて、必要な支援につなげます。実際に保護者から寄せられた悩みや相談を基に紹介します。 時々ミルクを残すことがあり、栄養が足りているか心配 予防接種や離乳食の進め方が分からない 保健師が子どもの健康や育児などの相談に応じます。 子どもの言葉の発達が気になる 予定にないことが起きると、子どもがパニックを起こしてしまい困っている ケースワーカー、心理職・医療系職員が専門的なアドバイスをします。 子どもがかわいいと思えない イライラして、子どもに当たってしまう 子どもが学校に行きたがらない 家族と相談しながら、その家庭に必要な支援を他の支援機関と連携して行います。 家庭訪問で相談に対応 保護者と定期的に面接  学校や保育園で子どもの面接 など 利用者から「相談する前は混乱していましたが、話を聞いてもらい、一つ一つ整理ができました」「子どもの成長を一緒に確認することができ、とても安心しました」などの声をいただくとうれしいですね。 相談できる場所があることをぜひ知って、少しでも困ったことがあれば、まず相談してください。 これからのことを一緒に考えていきます 中央子育て支援センターの職員 赤ちゃんの世話の仕方が分からなくて不安 産後の体調が優れない 産後ケア事業 宿泊、通所、訪問により、育児相談・支援、お母さんの体調管理の手伝いなどをします。 問い合わせ 市コールセンター 電話042−770−7777 預けられる人がいなくて、育児の疲れが取れない ショートステイ事業(子育て短期支援事業) 保護者の病気や出産、育児疲れなどで、家庭で子どもを養育することが難しいときに、宿泊を伴って子どもを預かります。 子育てを手伝ってくれる人が周りにいない 子どもを少し見ていてほしい ファミリー・サポート・センター 地域で子育ての手助けをしたい人・受けたい人を結びつけ、有償で子どもの預かりや送迎などをします。 ※詳しくは8面へ 問い合わせ ファミリー・サポート・センター事務局 電話042−730−3885 体調不良などで、子どものご飯を作れないことがある 子ども食堂 地域のボランティアなどが、無料か安価で手作りの温かい食事を提供しています。実施日時や場所など詳しくは、お問い合わせください。 問い合わせ 子どもの居場所総合相談窓口(市社会福祉協議会内) 電話042−786−6181 子どもが遊べる場所はありますか 親同士で交流したい 子育て広場 親子で気軽に訪れ、遊ぶことができます。子育てに関する相談も受け付けています。 ※新型コロナウイルス感染症対策のため、一部利用の制限などがあります。詳しくは市ホームページをご覧ください。 直接や電話はちょっと…。 LINEで相談したい かながわ子ども家庭110番相談LINE 子どもからも  保護者からも 子育ての不安、親子関係や家族の悩みなどをLINEで受け付けています。 子どもの月齢に応じて、いろいろな情報がほしい さがみはら子育てきずなLINE 妊娠中や産後の子どもの成長に合わせたタイムリーな情報をLINEでお届けします。 その他の制度や取り組みなど、詳しくは市ホームページへ 問い合わせ  各子育て支援センター 緑区 電話042−775−8815 中央区 電話042−769−9221 南区 電話042−701−7700 体罰などによらない子育てを 令和2年4月から体罰は法律で禁止されています。しつけとは、子どもの人格や才能などを伸ばし、自律した社会生活を送れるようにサポートしていくことです。 体罰は子どもにとって悪影響しかなく、サポートになりません。 体罰などによらない子育ての工夫のポイント 子どもの気持ちや考えに耳を傾けましょう 時には一緒にやりながらお手本を見せましょう 良いこと、できていることを具体的に褒めましょう など 詳しくは厚生労働省ホームページへ 児童虐待とは 保護者などが、子どもの心や身体を傷つけ、子どもの健やかな発育や発達に悪い影響を与えることを指します。 昨年、全国で20万件超の相談がありました(出典 厚生労働省)。本市の昨年度の相談で虐待が疑われる児童は2,689人でした。 虐待かも?と思ったら、迷わず 電話189(いちはやく) 何が虐待? 叩(たた)く、蹴る 言葉による脅し 無視 子どもの前での激しい夫婦げんか 家に閉じ込める 食事を与えない など 子どもが苦痛を感じれば、それは虐待です。 その連絡で助かる命があるかもしれません。 あなたの連絡や相談が、子どもを守るだけでなく、子育てに悩む保護者を支援するための大きな一歩になります。 問い合わせ 24時間 こども虐待110番 電話042−730−3511 児童相談所 虐待対応ダイヤル 電話189 ※通告者や通告内容などの秘密は守られます。 問い合わせ こども家庭課 電話042−769−9811