広報さがみはら No.1480 令和4年(2022年)5月1日号 2・3面 ---------- 観戦が初めてでも大丈夫 2022 Tour of Japanを楽しもう! 今年で2回目となる相模原ステージの見どころや、自転車ロードレースの面白ポイントを、市のホームタウンチーム・Team UKYO SAGAMIHARAの小石祐馬、石橋学、宇賀隆貴、本多晴飛の4選手に聞きました。 問い合わせ 市コールセンター 電話042−770−7777 相模原ステージみどころ 富士山の後でレースは動く! 相模原ステージは直線区間と周回区間で構成されています。高低差のある周回区間は、約13.8kmの距離を7周半走るハードなコース。前日の厳しい富士山ステージで疲労のたまった選手たちを、ふるいに掛けることになります。 小石選手は「本当に頑張らないといけないステージです。昨年初開催でどうなるか分からなかったが、ここで総合順位が動くことも十分あり、何が起こるか分からないステージです」と語っていました。 栄光の4つのジャージ グリーンジャージ 最も賞賛される「総合1位」の証し。各ステージのゴール後に総合計時間がトップとなった選手が着用 レッドジャージ 上り坂を制する山岳賞。山岳地点を上位で通過した選手にポイントが与えられ、その合計の最も高い選手が着用 ブルージャージ 瞬発力勝負のポイント賞。中間スプリント地点とゴールの通過順でポイントが与えられ、その合計の最も高い選手が着用 ホワイトジャージ 若きエースの証明、新人賞。23歳以下の全選手で個人総合時間の最上位選手が着用 ココに注目! 先頭は体力の消耗が10倍!! 速度が速くなればなるほど空気抵抗が増え、前を走る選手の負担が大きくなります。集団の前と後ろでは力の出し方が違い、後方では前方の10分の1の力でOK。極端に言えば、足を止めていても進んでいきます。これをチームの戦略として利用し、力を残して、最後の瞬発力に懸けるという戦略も。 ボトルの水を掛けられる!? レース中は終始ピリピリしているわけではなく、オン・オフの切り替えがあります。レースが緩んだときは、仲良しの選手と談笑しているシーンも見られます。暑いときなどは、ボトルに入った水を他の選手に掛けている選手もいて、わざわざ水掛け用のボトルを準備しているとかいないとか。 補給食を食べた後のごみの行方は? ごみは、グリーンゾーンというエリアで捨てないと厳しい制裁と罰金があります。選手たちは、補給食を摂取したあと、ごみを背中のポケットなどに戻し、グリーンゾーンまで進んでから捨てて環境を守っています。 細い手足首は鍛え上げている証し 自転車をこぐことは脂肪の燃焼につながります。選手に体で自慢のパーツを聞いたところ、小石選手は「手首」、宇賀選手は「足首」。小石選手は腕時計のベルトが限界まで短くなってしまうほどに。「末端の四肢に無駄な肉がないことは鍛錬している選手の証し」だとか。 鍛え上げた下半身は後続の選手も絶賛!? 本多選手の自慢のパーツは鍛え上げた「太もも」。ひときわ目を引く太もも回りは、なんと60cm超え!スプリント勝負(ラストスパートでの優勝争い)に有利です。一方、石橋選手は引き締まった「お尻」。レース中に後ろを走る選手から、ほめられたこともあるとか。 沿道の人の姿は意外に見えています! すごいスピードで駆け抜ける選手たちですが、沿道で応援している人の姿は結構見えていて「この人、前も応援してくれていたな」と気付くことも。小石選手は「1人でも応援の人がいるだけでうれしいです。観戦している人たちのエールや楽しんでいる様子は届いていて、力になります」とコメントをくれました。 市ホームタウンチーム Team UKYO SAGAMIHARAを応援しよう! 今季は日本人選手3人が入れ替わり、実力も経験もあるメンバーがそろいました。「ホーム」の相模原ステージでの活躍と総合優勝を狙うTeam UKYO SAGAMIHARAが誇る4選手に迫ります。 小石 祐馬(こいし ゆうま) 昨年はTOJ個人総合時間5位! キャプテンを務めチームを引っ張る。「加入した選手も含めて、優勝争いに絡むような経験がある。総合上位に何人も入れるはず。楽しみです」 石橋 学(いしばし まなぶ) 新加入選手 国際レースなど経験豊かな実力者。「ごまかしの利かない、きついレースで活躍できる。力はそこそこあると自分でも思ってるので、期待してください」 宇賀 隆貴(うが りゅうき) 昨年はジャパンサイクルリーグ(JCL)で新人賞 サバイバルレースが得意な若手のホープ。「アシスト役、風よけ、ボトル運びのようなエースを助ける役割が多いです」 本多 晴飛(ほんだ はるひ) 新加入選手 昨年ジャパンサイクルリーグ(JCL)の新人賞を宇賀選手と最後まで争った。「割とスプリントもできる方なので、チャンスがあれば優勝も狙って動きます」 Team UKYO SAGAMIHARA(チーム右京相模原) 元F1ドライバーで本市の名誉観光親善大使でもある片山右京さんが、監督を務める自転車ロードレースチーム。緑区の藤野地区を拠点として、国内外のレースで活動、2シーズン目を迎えるJCLプロロードレースツアーや、UCI主催レースなどで活躍しています。 大会を盛り上げる自転車屋さんに聞いてみた 中島サイクル代表取締役 三浦茂雄さん 店がある橋本商店街では、全体でTOJの盛り上げに取り組んでいます。昨年は私も大会当日に交通整理をしました。相模原ステージは周回区間で何度もレースを見られるのが良いですね。 都心に出やすく、山や湖など自然豊かな緑区の環境が、自転車文化を育んでいます。ここでTOJが開催され、自分の知っている場所をプロの選手が走るのは、とても貴重なことです。身近で大会に触れて、自転車に興味を持ってもらうことで、歩行者、自転車、車、全ての人が譲り合って、互いを思いやる交通文化が、相模原から広められるといいですね。 オリジナルロゴデザインも決定 公募で決まった相模原ステージのオリジナルロゴ。山下良治さん(東京都世田谷区在住)のデザインで、相模原とステージの「S」をモチーフにして、疾走する選手を表現。後輪はあじさいをイメージしています。 2022 Tour of Japan 相模原ステージを紹介! 市街地を抜け、小倉橋(旧)からがレースの本番です。今年は串川橋からの周回コースが去年とは逆回りに。7周半後のゴール直前、鳥居原ふれあいの館(いえ)付近で、どんなドラマが見られるか注目です。 コロナ禍でも安全に楽しく観戦するためにコロナ対策などの徹底にご協力ください コロナ対策の徹底 マスクを必ず着用 体調不良時は外出しない 3密回避 観戦禁止エリアあり 車道(コース)に体を乗り出さない 凡例 パレード区間 サンエールさがみはら→橋本郵便局西→二本松→原宿→川尻→久保沢→小倉橋(旧) 直線区間 小倉橋(旧)〈ここから本格的なレースがスタート!〉→西中野→串川橋 周回区間 串川橋〈串川橋から7周半の周回!〉→関→鳥屋→鳥居原ふれあいの館→宮ヶ瀬ダム入口→串川橋 主な進入禁止地点 久保沢付近、小倉橋(旧)付近、串川橋付近、青山、梶野沢、鳥居原ふれあいの館付近、宮ヶ瀬ダム入口付近 主な観戦ポイント 関、鳥屋、鳥居原ふれあいの館 シャトルバス停留所 サンエールさがみはら、串川橋付近、鳥居原ふれあいの館付近、宮ヶ瀬湖畔園地 START 橋本公園 小倉橋(旧)まではパレード区間。先導車の誘導で、選手たちが和やかにまとまって走ります。 GOAL 鳥居原ふれあいの館 白熱のゴールスプリントが見られるフィニッシュ地点。会場では、大型ビジョンでのレース観戦や飲食など、にぎわいブースが催されます。 駐車場(シャトルバスあり) 水の郷第1・2駐車場(240台) 小中沢駐車場(334台) ※いずれも有料 無料臨時バス 2カ所の観戦ポイントへ運行(事前予約制) スタート会場(橋本公園付近)から串川エリアを往復 スタート会場(橋本公園付近)から鳥居原ふれあいの館付近を往復 シャトルバス(10から20分おきに運行) 駐車場(水の郷第1・2、小中沢)から鳥居原ふれあいの館付近を往復 ※路線バスは運休あり 臨時バスの予約方法や交通規制、駐車場、う回路など詳しくは、相模原ステージホームページをご覧になるか、お問い合わせください。 交通規制 5月21日(土曜日) ※中止の場合は交通規制なし 時間(予定) 午前6時から10時 区間 橋本公園周辺(スタート会場)(橋本郵便局西→サンエールさがみはら間) 時間(予定)午前8時30分から9時10分 区間 国道413号から県道510号(直線区間)(橋本郵便局西→小倉橋(旧)→西中野間) 時間(予定) 午前8時30分から正午 区間 宮ヶ瀬ダム周辺道路(周回区間)(串川橋→ふれあいの館間) 市広報番組「ぞっこん!相模原」でもTOJを紹介! 放送 J:COMチャンネル(11ch) 時間 毎週火・土曜日午後8時から、木曜日正午から(5分間) ※15日からは市ホームページでも視聴可 問い合わせ 市コールセンター 電話042−770−7777 東京2020大会を記念するレガシー銘板を設置しました 東京2020大会のレガシーとして、感動や記憶が夢や希望となって後世に引き継がれるよう、市内のオリンピック自転車ロードレース競技沿道や聖火リレー点火セレモニー会場、事前キャンプ地の13カ所に銘板を設置しました。 銘板設置場所 ロードレース競技沿道 二本松公園、久保沢南公園、小倉橋(旧)付近、串川小学校、串川地域センター、津久井クリーンセンター、青野原グラウンド、青根出張所 聖火リレー点火セレモニー会場 橋本公園 事前キャンプ練習会場 さがみはらグリーンプール、相模原ギオンアリーナ、県立相模湖漕艇(そうてい)場、県立宮ヶ瀬湖カヌー場 問い合わせ 観光・シティプロモーション課 電話042−769−8236 関連イベント ツアー・オブ・ジャパンを歩く 11kmコース 15kmコース 28kmコース ツアー・オブ・ジャパンのコースに沿って歩きます。 日時 5月17日(火曜日)〈小雨決行〉 集合 午前9時橋本公園 解散 11kmコース 正午ごろ橋本公園、15kmコース、28kmコース 午後3時30分ごろ県立津久井湖城山公園花の苑地 費用 500円 ※希望者は、飲料水、雨具を持って直接集合場所へ 問い合わせ 市ウオーキング協会 電話090−4134−5808 ---------- 市シティプロモーションFacebookページ @sagamihara.pr 市シティプロモーションTwitter 「相模原市シティプロモーション」@Sagamihara_PR アクセスしてね♪