広報さがみはら No.1504 令和5年(2023年)5月1日号 12面 ---------- 相模の大凧まつり 大凧(おおだこ)ができるまで 制作現場を紹介 ※取材協力:相模の大凧文化保存会 写真・情報出典:新戸大凧保存会公式サイト 前年秋より制作スタート!  和紙の購入 竹の切り出し 親骨用の真竹(まだけ)を切り出す 紙貼り 2尺×3尺(約60cm×90cm)の和紙を520枚貼り合わせる 竹の選別・割き 篠竹(しのだけ)を選別し、2つ割りと4つ割りを作る 骨組みの組み立て 紐(ひも)を使って竹を組み立てたあと、凧が湾曲になるように張りを調整する 尾作り わらを編んで85mの綱を作る 題字書き 炭を使って輪郭を描く ベタ塗りではなく、かすれさせて筆勢を表す 赤と緑の塗料で描く。赤は食紅、緑は緑青を使う 糸目付け 糸目を付けて編み、元綱とつなぐ 糸目とは凧の釣り合いを取るために、骨組みに付ける43本の麻縄 完成 まつり当日〈5月4日(祝日)・5日(祝日)〉の大凧に期待してください! 大凧に思いを込めて 相模の大凧文化保存会会長 川崎勝重さん 相模の大凧まつりには、制作から祭り当日の凧揚げまで、相模の大凧文化保存会会員など、400人もの人が関わっています。 制作は、竹を組む、題字を書く、糸目を作るなど工程によって分かれていて、伝統の技術を竹組みや糸目作りに生かしています。 大凧揚げは危険が伴うので、参加者全員の協調がとても大切です。凧は真っすぐにスーッと揚がっていくのが一番いい揚がり方なので、風とのバランスを見ながら全員が集中して作業に当たります。 大凧まつりの一番の魅力は、何といっても大凧が揚がるその瞬間。観客と相模の大凧文化保存会が一体となって、とても感動的だと思います。 大空に揚がる大凧を、実際に会場でぜひご覧いただきたいです。 問い合わせ 新磯まちづくりセンター 電話046-251-5242 ---------- 発行 相模原市 編集 広聴広報課 ホームページ https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/ 郵便番号252-5277 相模原市中央区中央2丁目11番15号 電話042-769-8200 市公式LINEでも情報を発信中! 相模原市 LINE ID @sagamihara_city