岩橋英遠×吉村誠司 展 日本画のチカラ
相模原市ゆかりの現代日本画家、岩橋英遠(1903~1999)と吉村誠司(1960~)。
相模原市民会館や相模女子大学グリーンホールの緞帳(どんちょう)でなじみの深い岩橋英遠は、激動の20世紀に興ったさまざまな美術動向をとらえながら日本画の表現に新たな地平を切り開き、戦後日本画を代表する画家として高い評価を得ています。
また、東京藝術大学で後進の指導に関わる傍ら、院展を主な舞台として活躍する吉村誠司は、日本画界の新たなリーダーとして高い注目を集めています。
日本画の伝統は、常に革新とせめぎ合いながら時代に固有の表現を生み出し、次世代に引き継がれてきました。本展では、市が収蔵する二人の作品ならびに関係者のご協力により公開が可能となった貴重な作品を通し、受け継がれてゆく絵画表現の魅力と限りない可能性を提示いたします。
この夏、日本画のチカラに触れてみませんか?
展覧会概要
会期
平成26年8月9日(土曜日)~24日(日曜日)
午前10時-午後6時 入館は午後5時半まで (水曜日休館)
入館無料
会場
相模原市民ギャラリー 全展示室
主催
相模原市 (相模原市民ギャラリー)
後援
J:COM相模原・大和/エフエムさがみ/タウンニュース社/相模経済新聞社
協力
神奈川中央交通/相模神奈交バス/津久井神奈交バス/読売センター相模原北部店/セレオ相模原/相模原イッツ
出品作家略歴
岩橋英遠
1903年北海道空知郡滝川村(現滝川市)に生まれる。山内多門、安田靫彦に師事。1934年再興第21回日本美術院展(院展)に初入選。日本美術院を中心に活躍。1968年東京藝術大学日本画専攻の教授に就任、同年相模原市に転居。1994年文化勲章受章。日本美術院同人 1999年逝去。
吉村誠司
1960年福岡県福岡市に生まれる。平山郁夫、福井爽人に師事。1990年東京藝術大学美術研究科博士後期課程日本画満期終了。1987年再興第72回日本美術院展(院展)に初入選。相模原市在住。現在、東京藝術大学美術学部絵画科日本画研究室准教授 日本美術院同人。
関連イベント
すべて参加無料
アーティストトーク
- 内容:出品作家の吉村誠司による作品解説。
- 日時:8月17日(日曜日) 午前11時~正午
- 会場:展示室
ワークショップ「基礎の基礎! 日本画絵の具、膠(にかわ)の扱い方」
- 内容:日本画の絵の具や膠とはどのようなものなのか、初心者から上級者までを対象に日本画の秘訣をお教えします。
- 日時:8月17日(日曜日) 午後1時30分~2時30分、午後3時~4時
- 会場:市民ギャラリ―会議室 講師:吉村誠司
- 対象:経験、年齢不問。
- 各回とも先着50名(当日10時から整理券配布)
美術専門員によるギャラリートーク
- 日時:8月10日(日曜日)、8月16日(土曜日)、8月23日(土曜日) いずれも午後2時~3時
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このページに関するお問い合わせ
相模原市民ギャラリー
住所:〒252-0231 中央区相模原1-1-3 セレオ相模原4階
電話:042-776-1262 ファクス:042-776-1895
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