2009(平成21)年度自主企画展 無限の創造力 秋竜山まんが祭り
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秋竜山「奥の細道」漫画
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秋竜山歌舞伎漫画「勧進帳」
秋竜山の漫画が展覧会で見れるそうだ。アキ・リュウザンって何者だ?何言ってんだ、あのナンセンス漫画の秋竜山だよ!
バンパク(万国博覧会)にパンダ。ハイジャックにオイルショック。ボウリングにロッキードに『あしたのジョー』。1970年代はまさに激動の時代でした。そのような中、若者たちは社会に対する怒りと苛立ちをひとつの言葉に代えて叫びました。ナンセンス!
そのナンセンスブームの旗手として活躍したのが漫画家・秋竜山です。『ギャグおじさん』『親バカ天国』。『ノッホホン氏』『Oh!ジャリーズ』。奇抜なアイデアとあまりにバカバカしいその展開は、感覚の鋭い若者たちを中心に熱狂的に受け入れられ、一部に竜山マニアと呼ばれる人々を生み出しました。
また、1コマ漫画では1000点の神さまシリーズ、1000点の病院シリーズ、さらには2000点の無人島シリーズを描き切り、相模原市社会福祉協議会の広報紙には福祉漫画『みんないいひと』を25年間にわたって描き続けています。そのような秋竜山の尽きることのない創造力は、まさに“無限”とさえ言われています。
近年、秋竜山は新境地を切り開きました。江戸時代のナンセンス、川柳や滑稽俳句の漫画化です。小粋で洒落た江戸町人の生活や心情が、あの独特の絵柄とともに次々と現代に蘇っています。
本展では、笑い渦巻く秋竜山の漫画世界を、非日常的な空間=まつり(大凧・七夕・鯉のぼり等)を通して賑やかに、そして立体的にご覧いただきます。ナンセンスとユーモアにあふれる不思議な会場で、硬くなった脳みそをググっと柔らかくしてみませんか。
こりゃ、おったまげた!秋竜山って、なかなかすごいじゃん!
展覧会概要
日時
平成21年10月31日(土曜日)~12月6日(日曜日)水曜日休館
午前10時~午後7時(入場は6時30分まで)
入場料
一般300円、65歳以上150円
中学生以下・障がい者(介添え者1名)・一人親家庭の方は無料
会場
相模原市民ギャラリー(JR横浜線相模原駅 駅ビルNOW4F)
主催
相模原市(相模原市民ギャラリー)
後援
神奈川新聞社・相模経済新聞社・タウンニュース社・エフエムさがみ・ジェイコム関東相模原・大和局
協力
秋竜山漫画企画会議・相模原市社会福祉協議会・相模の大凧文化保存会・橋本七夕まつり実行委員会・泳げ鯉のぼり相模川実行委員会・神奈川中央交通株式会社・相模神奈交バス株式会社・津久井神奈交バス株式会社・相模原駅ビルNOW・相模原イッツ・読売センター相模原北部店
関連事業のご案内
担当学芸員によるギャラリートーク
- 日時 11月15日(日曜日)・11月29日(日曜日)午後2時
- 会場 市民ギャラリー展示室 参加無料(要観覧券、申込不要 直接会場へ)
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相模原市民ギャラリー
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