新型コロナウイルス感染症とこころの健康
新型コロナウイルス感染症の流行が続いている中、私たちは長期間ストレスにさらされています。そのような中で、不安やつらい気持ち、怒りがこみ上げてきたりするのはごく自然なことです。ストレス対処方法を学び、ストレスと上手に付き合うことが、こころの健康を保つために大切なことです。
こころの健康を保つために
コロナで疲れたあなたへ ココロとカラダの整え方
新型コロナウイルス対策に従事された方へ
こころの健康のために
新型コロナウイルスにおいて、感染の蔓延防止対策は非常に重要な業務です。しかし、このたびのような感染防止対策に従事された方は、通常経験したことのないストレスか ら、これまでに感じたことのない気持ちの変化や、体の不調が起きることがあります。
それらは多くの従事者が普通に体験するもので、決して特別なものではありません。
このようなことはありませんか
- 頭痛、めまい、吐き気、下痢、胃痛、動悸、しびれなどがとれない。
- 気持ちが高ぶって寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりする。
- 食欲が落ちる、疲れやすく、体がだるい。
- 今回の業務の体験に関連した夢を見る。体験した光景が突然繰り返しよみがえる。
- 以前と比べて活力や集中力が低下している。
- 物音などちょっとした刺激にもびくっとしてしまう。
- イライラして、怒りっぽくなる。涙が止まらない。
多くの場合は自然に回復していきますが、回復までに長い時間がかかることがあります。
こころと体の健康を保つために
- 食事や睡眠など日常生活のリズムをなるべく崩さないようにしましょう。
- 眠れないからといってお酒の量を増やすと、かえって睡眠の質は低下します。
- 一般的な成人男性の節度ある適度な飲酒量は、ビールの場合は中瓶1本以内、日本酒の場合 は1合以内です。
- ちょっと一休み。全力で頑張りすぎないで、定期的に休みを取りましょう。
- 人と人のつながりを大事に、ご家族、ご友人、同僚同士で声をかけ合いましょう。
- 回復の早さは人それぞれ違います。あせらないで自分のペースを大切にしましょう。
気になることがあったら
- 遠慮しないで職場の上司や管理者などに相談しましょう
- 精神保健福祉センターでも相談できます
相談先
- 相模原市精神保健福祉センター
電話042ー769ー9818
平日 午前8時30分~午後5時(正午~午後1時を除く) - こころのホットライン
電話042ー769ー9819
毎日(年末年始を除く) 午後5時~10時(受付は午後9時30分まで)
こころの健康等に関わる相談窓口
新型コロナウイルス感染症に関連したこころの不調も含めて、こころの健康について相談することができます。
各区の高齢・障害者相談課、津久井高齢・障害者相談課
午前8時30分~正午、午後1時~午後5時 月曜日~金曜日(祝日等、年末年始を除く)
- 緑高齢・障害者相談課 電話042-775-8811
- 津久井高齢・障害者相談課 電話042-780-1412
- 中央高齢・障害者相談課 電話042-769-9806
- 南高齢・障害者相談課 電話042-701-7715
こころのホットライン(自殺予防電話相談
午後5時~午後10時(受付は午後9時30分まで)毎日(年末年始を除く)
- 電話042-769-9819
いのちのホットライン@かながわ(LINE相談)
こころの健康に関する情報
- 厚生労働省 みんなのメンタルヘルス(外部リンク)
- 厚生労働省 こころの耳(外部リンク)
- e-ヘルスネット 概日リズム睡眠障害(外部リンク)
- 睡眠・覚醒リズム(外部リンク)
- WHO COVID-19流行によるストレスへの対処(外部リンク)
- 日本うつ病学会 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ(外部リンク)
- 相模原市健康増進課 新型コロナウイルス感染症対策として普段の健康管理を心がけましょう
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このページに関するお問い合わせ
精神保健福祉センター
住所:〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらA館7階
電話:042-769-9818 ファクス:042-768-0260
精神保健福祉センターへのメールでのお問い合わせ専用フォーム