新型コロナウイルス感染症の濃厚接触の心配がある方へ
感染可能期間について
新型コロナウイルス感染症の感染可能期間とは、感染した人が他の人に感染させる可能性のある期間のことで、次に該当する期間からとなります。
- 症状がある場合は、症状を自覚した日の2日前
- 無症状の場合は、検査をした日の2日前
濃厚接触の心配がある場合
- まずは感染した方に上記を確認して、感染可能期間を確認してください。
- 次に、あなたが、感染した方と感染可能期間内に会っているかどうかを確認してください。感染可能期間より前に会った場合は、その方から感染する可能性は低いです。
- 感染可能期間内に会っていた場合は、以下のような機会がなかったか、ご自身で確認してください。
- お互いに「必要な感染予防策なし」で
- 手が触れる距離(1メートル以内)で
- 「15分以上」会話や食事などをした場合
感染するリスクが高い具体的な例
- 食事やおやつを会話しながら一緒に食べた
- 手が触れる距離または換気の悪い室内で、マスクを着用せず(鼻出し・アゴ出しマスクも含む)会話した。
- 換気の悪い室内で、大人数で歌を歌った。
- 換気の悪い室内で、長時間の会議を行った。
当てはまる場合は濃厚接触者、すなわち感染するリスクが高い方、と考えられます。また、同居する方(家族)は原則として濃厚接触者となります。
濃厚接触者の自宅待機期間
濃厚接触者に該当する方は、最後に患者の方に会った日(接触日)を0日目として、潜伏期間である5日間に発症しないかどうかご自身で健康観察をしていただきます。
- 例)1月1日に患者の方と会った場合は、1月6日まで健康観察が必要
濃厚接触者は、不要不急の外出はせず、最後に感染した方と接触した翌日から5日間の自宅待機をお願いします。その間は、毎日検温するなど体調の管理につとめてください。健康観察が必要な期間は、他の人への感染リスクを予防するために、登校や出勤について控えることをお願いしております。また、7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用等の感染対策をお願いいたします。
なお、同居する方(家族)が感染し、濃厚接触者となった場合の自宅待機期間は以下の通りとなります。
感染した方と生活を継続し、食事、入浴や就寝を共にせざるを得ない場合(いわゆる空間分離が徹底できない)で、次の1.2のうち開始日が遅い方を0日として5日間の自宅待機をしてください。
- 感染した方の発症日
- 感染した方が何らかの症状が出たため、家で以下のような感染対策を開始した日
【感染対策の具体例】日常生活で可能な範囲での、マスク着用、手洗いや手指のアルコール消毒等の実施、物(食器やタオルなど)の共用を避ける、可能な範囲で共用する物(テーブルやドアノブなど)の消毒等
ただし、濃厚接触者の待期期間が終了しても、感染した方の療養が終了するまでは、濃厚接触者も検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用等の感染対策をお願いいたします。※健康観察期間2日目及び3日目の抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、3日目から解除となります。この場合における解除の判断を個別に保健所に確認する必要はありません。検査を行う場合には、抗原定性検査キットは自費検査とし、薬事承認されたものを使用する必要があります。
なお、該当する方でも、7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者や基礎疾患を有する者等感染した場合に重症化リスクの高い方との接触、高齢者・障害児者施設や医療機関への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策を行ってください。
症状が出た場合
お問い合わせ
相模原市新型コロナウイルス感染症相談センター 電話 042-769-9237(24時間)