Hib感染症予防接種
乳幼児が細菌性髄膜炎を引き起こす原因の約60%を占める「インフルエンザ菌b型」略してHib(ヒブ)という細菌の感染を防ぎます。
細菌性髄膜炎とは
脳や脊髄をおおっている軟膜、クモ膜や髄液に菌が進入して炎症が起こる病気です。
1歳未満の子どもを中心に、5歳未満の子どもがかかることが多く、適切な治療を受けても命を落としたり、後遺症を残したりすることもあるため、感染を予防する予防接種が必要です。
対象年齢
生後2カ月から5歳未満
- 標準的な接種開始時期 生後2カ月から7カ月未満
接種回数
標準的な接種開始時期(生後2カ月から7カ月未満)の場合
4回(初回免疫として4週間から8週間の間隔で3回接種後、追加免疫として3回目接種後7~13カ月までに4回目を接種)
上記以外の場合
- 生後7カ月~1歳未満
3回(初回免疫として4週間から8週間の間隔で2回接種後、追加免疫として2回目接種後7~13カ月までに3回目を接種) - 1歳以上
1回
注意事項
1歳未満で接種を開始する場合、初回免疫は1歳未満の間に済ませてください。1歳未満の間に初回免疫が完了しない場合は、接種回数が変わりますので、医師または疾病対策課にお問い合わせください。
ワクチンの副反応(国内での臨床試験の結果)
- 主な副反応:発赤、腫脹、硬結、疼痛、食欲不振、嘔吐など(いずれも5%以上)
- 頻度不明:ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫など)、けいれんなど
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このページに関するお問い合わせ
疾病対策課
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電話:042-769-7201(感染症対策班)
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